オートバイは本来「乗るもの」ですが、それよりバイクを「触る方が好き」というバイク好きもいます。
要するにそうゆう人って「メカに興味がある」んですね。
メンテナンスもそうですし、カスタムもそう、
自分で何でもやってみたくなる人は意外に多いです。
ボク自身も、触るのが好きで、特にカスタムに興味がります。
自分でバイクをいじるメリットは多く、その仕組みを知ることになりますし、
どうすれば状態が良くなるとか、どうすれば速くなるとか、知識が豊富になり、
常に調子のいいバイクに乗ることに繋がっていく訳です。
乗るだけの人にはなかなか理解できにくいかもしれませんが、
どうしてエンジンは動力を生むのか?トルクって何なのか?トランスミッションとスロットルの関係性は?
そして、それらの仕組みは一体どうなっているのか?
そもそも何でブレーキは効くのか?ブレーキの仕組みってどうなってるのか?
電気系はどういう経路をたどって正常に作動するのか?
掘り下げていけば、まぁ、多くの???はあるものです。(笑)
結局はそれらを知りたいという欲求が高まれば、必然的にそれを「解析したくなる」ということです。
もちろん最初から理解できる訳ではないので、
色々試行錯誤しながら知っていくのですが、最初は直してるつもりがどんどん壊していくこともあります。
そうゆう失敗を多く積むことで、詳しくなっていくんですよね。
ただ、バイクの一番の問題は、最終的に「調整」という作業が待っているのですが、
ここに関しては素人では難しく、長年の「勘や感性」が重要になってきます。
結局、知識だけではダメで「センスが問われる」ところなですよね。
熟練したバイク屋さんですら上手い人と、そうでない人に別れます。
特に古いバイクで機械式キャブのバイクの場合、
その調整力でエンジンの良し悪しがはっきりしてきます。
深く追求すると、個人でやってるとそこが一番難しいことに気づかされてしまうんですよね!(笑)