大分単身赴任日誌

前期高齢者の考えたことを、単身赴任状況だからこそ言えるものとして言ってみます。

昨日のラジオ-福島会会員ご夫婦出演

2011-11-25 05:41:56 | インポート

昨日、NHKラジオの番組に、福島会の会員(志賀正弘さん)ご夫婦が出演する、ということを宮城会鈴木会長のブログで知り、聴きました。知ったのが直前だったので、皆さんにお知らせすることができなかったのは、残念だったのですが・・・。

志賀さんは、ご自身、急性白血病で骨髄移植を受けられた、ということです。2001年に、同じように骨髄移植を受けたことをきっかけに知り合ったとしえさんと結婚。昨年には、児童養護施設にいた3歳の男の子を「里子」として家族の一員とし、3人で暮らしています。

以上、私の表現力の乏しさからわずか3行でにあっさりと書きましたが、ここまでの二人(三人)の人生というのは、実に大変なものだった、と言えるでしょう。さらにそのうえに、としえさんは、今年の東日本大震災で、ご両親等を喪った、ということです。

しかし、ラジオから流れてくるお二人の声は、とても明るく、やわらかいものでした。病気や災害といった苦難を前に、それにたじろぎ、負けそうになりながらも踏みとどまり、打ち勝っていく人間のしなやかな強さを感じさせてくれるものです。感動しました。

「土地家屋調査士」ということに関してはほとんど触れられませんでした(アナウンサーさんに「土地家屋測量士」と間違われたりもして)が、このような人生を支えるものとして「土地家屋調査士」という資格業があることを誇らしく感じさせてくれました。お二人の人生が示しているように、経済的な効率性や豊かさといったものだけが「幸福」の基準ではない、ということをあらためて考え直す必要のある今、ひとりの土地家屋調査士の人生を通じて、「土地家屋調査士」の今後のあり方をも考えさせてくれたような気がします。

 

 


 


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