宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

新たなみやぎ米もっちりした粘りと極良食味米「東北210号」の特徴を知ろう!

2016年09月23日 10時01分34秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
  9月9日,南方公民館にて,米づくり推進登米地方本部主催の『新たなみやぎ米もっちりした粘りと極良食味米「東北210号」研修会』を開催し,管内の水稲生産者37名が参加しました。この研修会は,平成28年に新しく奨励品種となり,平成30年一般作付開始予定である水稲新品種「東北210号」の特性について情報提供を行い,需要に応じた米づくりの推進,登米市産米のさらなるブランド力の強化を図ろうと開催されたものです。
 県農林水産部農産園芸環境課より「みやぎ米のブランド力強化と東北210号の戦略的導入に向けた取り組みについて」,古川農業試験場水田利用部より「東北210号の特徴について」,登米農業改良普及センターより「管内における東北210号の展示ほの生育状況について」それぞれ情報提供しました。生産者からは追肥の時期や追肥をした場合の品質について活発な質問があり,古川農業試験場から,試験場で行っている栽培試験の内容について説明がありました。また,27年産米の「東北210号」と「ひとめぼれ」を試食し,食味評価を行いました。その後,迫町北方にある展示ほを見学しながら,生産農家に熱心に質問をしていました。
 参加した生産者からは「是非来年,作付けしたい」や「とても興味がある」と関心の高さがうかがわれました。今後,普及センターでは展示ほで生産された玄米の収量や品質等について調査するとともに,平成30年一般作付開始に向けて生産者へ情報提供を行っていきます。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522
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