去る2月16日,くりはらスプレーマム研究会(会長:高橋伸勝,会員16名)による通常総会及び研修会が,栗原合同庁舎内で開催されました。当日は,会員10名の他に,関係機関としてJA栗っこや大崎農業改良普及センターの職員も出席しました。
開会にあたり高橋会長から,“春先の低温に夏期の高温,冬期の積雪などの異常気象に
より,お盆やお彼岸の需要期にタイミング良く出荷できないこともあったが,今年は確実
に出荷できるようにしよう”,との力強い挨拶がありました。
また,来年度は,新しい取り組みとして栽培講習会にも重点をおき,6月に予定されて
いる先進地視察研修等とともに,会員が一丸となって栽培技術の向上を目指すことを確認
しました。
総会の後には,新品種選定を検討するための研修会が開催されました。ジャパンアグリバイオの山寺氏より高温に強い品種や花弁の細さが特徴的な品種などが紹介され,会員一同は質問を交わし意見交換を行いながら,それぞれの経営戦略にあった品種を検討していました。
普及センターでは,次年度も関係機関と連携をとりながら,スプレーぎくの安定生産に向けて支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144
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