宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,震災の復旧・復興に向けた取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成2 4 年産水稲作付に向け除塩作業各地区で開始

2012年02月23日 10時13分59秒 | ②津波被災地域の営農確立支援

地震に伴う津波により, 仙台管内では約9,000ha の農地が浸水し,塩害や土砂堆積,浸
食など,甚大な被害を受けました。
土壌中に塩分が過剰に存在すると,土壌溶液の浸透圧が増加して,植物の根の吸水機能の低下や体外への水分流出が起こり,水分不足(生育障害)となって,植物は枯れてしまいます。
また,海水は土壌の固結化を引き起こし,排水不良となるため,作物の根腐れが発生するのです。
このようなことを防ぐため除塩対策は必要であり, 平成2 3 年産水稲作付に向け, 春に約
150ha の農地の除塩作業が実施されました。
一般的な除塩の工事は,数段階の手順を踏むことになります。初めに,農地の水はけを良くするための排水溝などを設置し,農地を耕起します。次に農地に水を溜めた後,水を抜く作業を,所定の塩分濃度をクリアするまで繰り返し実施します。
現在は,平成24年産水稲作付に向けて,約2,000ha の農地で除塩作業が進められています。当事務所管内では,11月上旬から名取市を皮切りに除塩作業を実施しており,今後も,各市町において,地元関係者や被災した農家で構成されている復興組合の協力を得ながら作業を進めていきます。

亘理農業改良普及センター 0223-34-1141

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