平成29年7月14日(金)に栗原農村女性リーダー研修会を開催し,市内の女性農業者22人が参加しました。女性農業者の社会進出に向けた意識の向上や地域の女性農業者同士の世代を越えたネットワーク作りを目的としており,今回は仙台市内への移動研修会を行いました。
はじめに,仙台市内で農産物直売所とレストランを運営する女性起業家を訪問し,現地を視察するとともに,起業に至った経緯や運営上のこだわりをじっくりと伺いました。農業者とのコミュニケーションを密に取り「客と農家を結ぶ」ことを大切にしていることや,全国各地の先進地を視察して良いところを取り入れるように心がけているということを学びました。
午後は,東北米粉利用推進連絡協議会が運営する「第15回東北米粉利用拡大セミナー」に参加し,グルテンフリーに関することや,米粉を使ったレシピ,米粉の用途別基準(粒子の細かさやアミロース含有量の違い)などについて学びました。
参加者からは起業家のお話を聞いたことで「今後の経営の参考になった」,「自分の野菜を売るための知識を学べた」という声が聞かれました。また,米粉セミナーでは,栗原に伝わる米粉文化の継承と発展のための新たな視点を得られたようでした。
<農産物直売所を見学>
<女性起業家の講話を聴講>
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144