山スキーと山歩き みやぶろぐ

山スキーと登山など、きままに書いてみます

2016立山初滑り<その1>

2016-12-04 | 2016-17山スキー
山域山名:立山室堂・浄土山(富山県)
期  日:2016年11月19日(土)~21日(月)
参 加 者:みやぶー、くり♂
行動記録:
11/19 熊谷(6:00)=扇沢(9:50/10:30)=室堂2420m(12:00/13:10)→雷鳥荘(13:40)
<天候:雨>

11月半ばまでは室堂の積雪は順調に増えて、恒例の立山詣ででシーズンイン…になると思っていたが、
週初めに土砂降りの雨が降り…、その後も雪と雨が交互と今年もダメか?…、
いやまだ30㎝もあるじゃないか!とイチかバチかのギャンブル気分で決行した。

一番バスに乗る必然性がないので、のんびりと埼玉を出る。扇沢には当然雪のかけらもなく強い雨が降っていた。
改札前TVの室堂ライブカメラを見ると、雨、気温2.5℃の文字が。これを見て上がるのを止めたスキーヤーもいた。




黒部平も。。




室堂に着いて外を見ると土砂降りの雨。。。




レーダーをチェックし、少し待てば雨域が抜けそうなのでしばし待合いで待機。




雨は上がったので、雷鳥荘に向けて出発。まぁ~雪はほどほど付いていて、絶望というほどではない。(最初の覚悟次第)




歩き出したら、再び降り出した雨と西風でビショビショに。




雷鳥荘に到着。




普段なら300名近いスキーヤーでごった返すのだが、ほとんどキャンセルで今日は50名。
それも登山者ばかりで、スキーとボード合わせて10本あるかないかだった。
この雪と天候では、みんなそうでしょう。


11/20 雷鳥荘(8:00)~称名川渡渉点2270m(8:05/8:20)→2520m(9:10/9:20)→山崎カール2660m(9:35/9:50)~称名川渡渉点(10:10/10:20)→雷鳥荘(10:35)
<天候:朝曇り後雨>

朝方は視界あり。稜線も雪が少ない。




とりあえず雷鳥平で雪の付き方を見て決めようと小屋下斜面を滑る。雪は凸凹ハードバーンに時々板が潜るソフトモナカのミックス。(ほとんど苦痛に近い)




称名川を渡渉して、一番雪付きが良さそうな山崎カールに向かう。小走り谷は雪上を土砂が流れた跡があった。













ここまで上がれば、それなりの斜面がある。積雪自体は少ないが、雨降ったあとに沈んだので意外と岩は隠れていた。




ガスが下りてきて、視界がどんどん悪くなってきた。山崎カール底2660mまで。




雪質はひどいが、これぐらいはちゃんと滑れないと一人前の山スキーヤーではない。







時間は早いが、渡渉して雷鳥荘に戻る。小屋に入ったらすぐに雨が降り出した。正解。




あとは温泉と暖かい談話室でこれしかないでしょう。今晩は18名とさらに閑散としていました。





11/21 雷鳥荘(7:55)~称名川渡渉点2270m(8:00/8:15)→浄土沢2500m(9:25/9:40)→一ノ越2705m(10:00/10:10)→浄土山2831m(10:50/11:25)~室堂(11:50)
<天候:快晴>

前夜の雨(最後はほんの少し降雪)が上がり、今朝は放射冷却で氷点下に冷え込んだ。







ガチガチ斜面を滑って雷鳥平へ。テントパーティはアイゼン脱着の雪上訓練中。




今日も称名川を渡渉。










今日は全山アイスバーン状態、シール登行はほんの少しで、すぐにアイゼンに切り替える。







浄土沢を詰める。













祓堂で浄土山東面を観察。




一ノ越。




浄土山と龍王岳。




雄山。




御山谷は雪付きが悪い。




今日は雪面が硬いので尾根ルートで浄土山を目指す。




今春に滑った龍王岳山頂ルンゼはがとんど垂直に見える。










剣をバックに。




浄土山山頂から五色ヶ原、薬師、黒部源流の山々。










では、この斜面をいただきます~。




硬いバーンにうっすら新雪が乗って、スキーがよく走りました。




最高!! やっぱり来て大正解♪






これだけ雪が硬いと地雷もない。







ターミナルまであっという間でした。




今シーズンもよろしくお願いします。




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