「ねこじゃございません」

洋画家 大重玉のblog
Oil Painter.Tama Ohshige.
JAPAN

モーツァルトのそら、チャイコフスキーな美人

2009年01月26日 | 朝風景画
冬はさんぽすると、景色がきれいです。

とーっても、きれいです。

このそらの、青の感じは、ぜったいパステルだ、とか、ここでモーツアルトのあれがかかっててほしい、とか、そんなことを希求してしまいます。

そうこうしてるうちに、冬なのにサングラスをして、大きなヘッドフォンをした女性とすれ違い、

「あっ!!もしかして、あのサングラスは空をみるとパステル調にみえるやつで、あのヘッドフォンからは大音量で”田園”がかかっているのかも。。」とかおもっていると、となりにいる人に「なに?そんなに美人だった?」ときかれてしまうというパラドックス。。。

ち、ちがうんだぁー、、わたしは、、、、、と、ここで妄想説明を放棄していると、あたまのなかでチャイコフスキーが流れ出し、そしてなぜか例の白鳥の格好をした志村けんさんがツツツーッと笑いをさそう。

思わずふきだすわたしに友人「そうかー、そんなに美人だったかー、ちょっとみたかったな。。」

わたし「チャイコフスキー。。」

ゆうじん「ちゃいこふ好き???チャイコフってなに?」

わたし「いや、やっぱりアマちゃん(モーツアルトのこと)だ」

ゆうじん「はぁっ?甘ちゃん?」

わたし「きみは、、クラシックを聴きなさい」

ゆうじん「なんで??」

わたし「そうしないと、、、、ん~と、、、、ん~~、、そうそう!!そうしないと志村けんで笑えないからだ!!!」

わたしのなかではつじつまのあった正回答なこの発言。。しかし、もちろんかみあわないこの会話。

アマデウスの人生のように、譜面に残せないことはたくさんあるのだ、と気持ちをかみしめたさんぽでした。


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