雅工房 作品集

長編小説を中心に、中短編小説・コラムなどを発表しています。

バレーボール女子日本代表チームに拍手 ・ 小さな小さな物語 ( 857 )

2016-10-12 13:47:46 | 小さな小さな物語 第十五部
バレーボール女子日本代表チームは、リオ五輪世界最終予選大会に於いて、見事出場枠を獲得しました。その健闘に敬意を表し、心からの拍手を送りたいと思います。
最終戦となったオランダ戦は大変な接戦となり、これに逆転勝ちしたことによって今大会出場チーム中アジア一位となり、全体でも三位で最終予選を突破ということになりました。結果としてはまずまずというように見えますが、その内容は実に厳しいもので、関係者の方や選手の方々のプレッシャーは大変なものだったと拝察いたします。

大会前の予想では、関係者といわれる方の多くはしきりに厳しい戦いだとコメントされていましたが、フアンの多くは、かなり楽勝と考えていたように見えました。私自身も、悪くとも三位ぐらいにはなれると思っていました。
ところが、韓国戦にほぼ完敗を喫してからは、実に厳しい戦いとなりました。タイ戦では、一度は敗戦を覚悟するような状態からの、まさに奇跡的な逆転勝利で、結果として、この勝利がリオへの切符につながったように思われます。
出場権を確定させた戦いはイタリア戦でしたが、この戦いでは、韓国戦で指を痛めていた木村選手が、女性には失礼な表現かもしれませんが、まさに獅子奮迅の戦いぶりを見せてくれました。テレビ観戦でありながら、手に汗を感じました。
この戦いは敗れましたが、実に感動的な試合を見せていただきました。

オリンピックに関しては、昨年来何かと話題が多く、その多くは面白くないことばかりです。東京オリンピックに関しては、招致にまつわる不愉快な金銭授受があったかの報道もありました。リオ・オリンピック出場を目指す選手についても、ドーピングなどの疑惑が各国で起きているようです。
一般的にわが国では、スポーツというものは、清廉潔白といった連想を抱く人が多いと思うのですが、昨今では、そんな幻想を打ち砕くような事件が多すぎるように思うのです。
今回のバレーボール女子日本代表チームは、そんな気持ちを払拭させ、スポーツの持つすばらしさを思い起こさせてくれたように思うのです。

リオ・オリンピックの出場権を得た女子バレーチームですが、今回出場している選手全員がオリンピックに出場出来るわけではないそうです。何でも、選手枠が今回は十四人なのがオリンピックは十二人だそうで、これだけでも厳しい競争が待っています。さらには、今回出場できなかった選手の中には怪我などの回復を待っている人もいるでしょうし、今回出場した選手であっても、コンディションを崩す可能性もあります。
いわゆるお遊びでなく、オリンピックはもちろんのこと、国内大会や、もっと低いレベルでの大会を目指している人たちにとっても、スポーツを簡単に楽しいなどと表現することは出来ないと思われます。ただ、それが今回の代表チームの域まで達すれば、多くの人に多くの感動を与えるものであることも確かなようです。
すばらしい戦いぶりを見せてくれたバレーボール女子日本代表チームに、改めて敬意を表します。

( 2016.05.24 )
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