以下の話は、低俗で尾籠な話しだが、結論を先に述べる。この話しは、「お風呂に、小さくても臭い”ウンチ”など浮いてる筈はないのだが、入浴中にそんなことがあった・・と、孫達が当方に云って来たのは本当のことだった。しかし、その戯言には、隠れた裏話しがあるのではないか・・と当方が後でそう推論したことに関する雑談である。詳細は次のとおりだ。
我家に泊まり(8月27日)に来ていた小5の孫と同学年の友達が、一番風呂から出てくるなり二人が、「グランパー!お風呂に小さい“ウンチ”のようなものが浮かんでいたよ。掻き出したけどまだ排水口のところに残っている。”ウンチ”風呂に入らされて嫌な感じ、何で”ウンチ”風呂になっていたの・・きも悪かったよ・・」などと、さも当方が作為したような問い質し方をしてきた。
咄嗟に当方は、二人の戯言は冗談で引っ掛け話だろうと直感した。だから、「変なこと云うな!お風呂に”ウンチ”浮いてる訳ないだろう。冗談云うな。ウソつきは泥棒の始まりになるから、いい加減な冗談話は、人の前では云うものではない。」ときつく諭した。二人が怪訝そうな顔をしてそれ以上何も云わず、別の部屋で夏休みの宿題を始めだした。前記のような諭し方をしたものの、当方は、孫達の話しが気になったので、浴場に行ってこっそり、排水口の上蓋を取り下蓋を良く観てみた。
其処には、黒茶褐色をした小さい空豆状の異物があるではないか。手にとって臭いを嗅いだ。なんとそれは紛れもない”ウンチ”だった。問題は、この”ウンチ”どこから来て、何故浮いていたか。爺さんの詮索は以下のとおりだ。察するところ、「入浴時二人のうちのどちらかの肛門に、排便時の片割れが付いていてそれが、じゃれあって入浴中に浮かんだ。だが、二人とも◎全く気づかずか、●どちらかが自分の尻から出たような感じもしたが、言い出せずにいる状態で、二人が偶然その異物に気づいた。」のいずれかであろう。
定かでない状況下で、自尊心もることだから、●自分が「やった。悪かった」とは云う筈もなかろう。だから、●当方も孫達には、当方が現場検証?して確認し、その結果を基に推理したこと。●爺が最初に二人に注意したことは事実と違う点があったこと等問題の「”ウンチ”」風呂に関する話は孫達には一切しなかった。
子供達の日常の戯言にも裏があれば、爺の話にも孫達には話せない裏話があった。とかくこの世の中、身近な話しにも時として、隠れた真の裏話しもあるものだと実感した。