気まぐれの更新
前回、アルバイトを始めたと言った
初めの4日間は一日5時間働いていたが、
もっと入ってくれといわれ、
今は8時間やっている
農業の方はというと、
私は平日はバイトの前後の、早朝の収穫、晩の配達のある日の配達
昼間のちょっとした商談…
畑に置き去りになった野菜たち…、
それが気になって夜も眠れなくなった義母がどとうの如く立ち上がった!
「ほかる(捨てる)くらいやったら市場でも直売所でも出していくよ!」
せっかく育てた野菜が破棄されるのは絶対に避けたいらしい
二束三文でも捨てるよりは良いと娘(私の妻)と一緒に
早朝から晩まで、昼は食事だけで休憩無しで収穫・調整・袋詰め・直売所に納品を
始めた
義母は言う、
○○さん(わたし)はすぐに採算採算って、そんなこと言ってるヒマがあったら畑にあるもの出していき!
少なくても収入にしなアカン
義母も妻も手探りで直売所に出荷を始め、今は5件も出している
中にはヤリ手の直売所もあり、そこは遠くからも足を運ぶ人もあるほど
その直売所から日に4回、自分の野菜の売れ行きの状態がメールで入ってくる
義母と妻はその売れ行きを見て、単価や量目、翌日の納品量を決める
有機で栽培して、安い単価で出すなんて、費用対効果が合わないのは確か
しかし、売れずに畑に残っているなら、頑張って出荷すればタダより良い
これは私にとってショッキングな出来事だった
やってみるもんだと思った
日に1万円近く売り上げてしまう日もあるくらいだ
専業農家でやっていくことを考えたらこんな売上ではとても生活できないが、
指をくわえて売れない売れないと言っているよりはよっぽど良い
0円よりはよっぽど良い
そこがショックだった
私のバイトはまだまだ年末まで続く
年明けからも日に4時間ほどはするだろう
そして4月頃からまた農業一本でやる予定
…そして、家族は全員、私に勤めに出て欲しいと考えている