専業農家への道

自然の営みに沿って、みなさんとわたしたち家族を養ういのちを育み、暮らしてゆくためのまなび

どとうの母

2009-12-01 21:14:23 | Weblog

気まぐれの更新

 

前回、アルバイトを始めたと言った

初めの4日間は一日5時間働いていたが、
もっと入ってくれといわれ、
今は8時間やっている


農業の方はというと、
私は平日はバイトの前後の、早朝の収穫、晩の配達のある日の配達
昼間のちょっとした商談…

畑に置き去りになった野菜たち…、
それが気になって夜も眠れなくなった義母がどとうの如く立ち上がった!

「ほかる(捨てる)くらいやったら市場でも直売所でも出していくよ!」

せっかく育てた野菜が破棄されるのは絶対に避けたいらしい

二束三文でも捨てるよりは良いと娘(私の妻)と一緒に
早朝から晩まで、昼は食事だけで休憩無しで収穫・調整・袋詰め・直売所に納品を
始めた

義母は言う、
○○さん(わたし)はすぐに採算採算って、そんなこと言ってるヒマがあったら畑にあるもの出していき!
少なくても収入にしなアカン

 

義母も妻も手探りで直売所に出荷を始め、今は5件も出している

中にはヤリ手の直売所もあり、そこは遠くからも足を運ぶ人もあるほど
その直売所から日に4回、自分の野菜の売れ行きの状態がメールで入ってくる

義母と妻はその売れ行きを見て、単価や量目、翌日の納品量を決める

 

有機で栽培して、安い単価で出すなんて、費用対効果が合わないのは確か
しかし、売れずに畑に残っているなら、頑張って出荷すればタダより良い

これは私にとってショッキングな出来事だった

やってみるもんだと思った

日に1万円近く売り上げてしまう日もあるくらいだ


専業農家でやっていくことを考えたらこんな売上ではとても生活できないが、
指をくわえて売れない売れないと言っているよりはよっぽど良い
0円よりはよっぽど良い
そこがショックだった

 

私のバイトはまだまだ年末まで続く

年明けからも日に4時間ほどはするだろう

そして4月頃からまた農業一本でやる予定

 

…そして、家族は全員、私に勤めに出て欲しいと考えている


潰すわけにはいかん

2009-11-10 16:57:25 | Weblog

気まぐれの更新

ちょっと収入がヤバくなってきたのでアルバイト始めた
いよいよ専業農家でなくなった

しかし、四の五の言ってられない
農業は潰すわけにいかない

赤ちゃんもいるし、
一昨年の12月に会社を辞めてから約2年…、
収支合わせたら強力な赤字

貯金は夫婦で結構な額があったけど、

想像してみて欲しい、
2年間収入どころか、赤字

生活費プラス赤字でいったいどんな額になるか

 

野菜の売れ行きが良くなくてもメシは食うし納税の義務もあるので、
とりあえず急場しのぎ


今の季節の農作業は収穫・出荷のみなので、
私が4~5時間バイトに出ても何とかなる


とりあえず、
農業を潰すわけにはいかん


まだ専業農家じゃない?

2009-11-01 18:00:52 | Weblog

気まぐれの更新です

 

専業農家への道は終わり、専業農家そのものとなったハズですが、

農家…、”家”で考えたら、

父はまだ会社員をしている

 

そして、その家の離れである意味ヤドカリのように暮らし、農業をしている

 

世帯で考えたら、まだ兼業農家ちゃうの?

 

実際、専業はキツイ!

 

ヤドカリでもキツイ

 

空前の農業ブームとかいうのを何かで見たが、
今もまだ続いてるのか?

本気でやる気か?

 

やるなら止めはしない


さらば京丹後 さらば専業農家への道

2009-02-13 09:55:33 | Weblog

ついに研修の地の京丹後を去る日が来た

と、同時に専業農家への道も終わりだ

 

 

2月14日より新規就農となりました

場所は岐阜です

 

この冬に一年目の計画をまがりなりにも立ててみた

もちろん黒になる計画だ
目標は黒

 

そんなキレイにいくはずないが、逆に計算外のいい展開も期待できるはず

 

…、

このブログをスタートしたのも、
初めの頃にも書いたがパソコンが初心者で、せめて使って慣れようと思って始めた…
そう、まだ初めてのPCを買って2年半も経っていないパソコン初心者

それにまだまだ農業修行者であり経営修行者であり………

挙げれば切りがない

 

 

何もかもが未経験から始まった専業農家までの道
ちょうど5年前に「農業をやるぞ!」と言い出したその時から始まった

会社員をしながら月一、二回赤目自然農塾に通い、奈良の三輪に移り住み近くで2aの家庭菜園をした

会社の行き帰りや昼食時に本(農業、経営、マーケティング、PC、自己啓発など 読みやすい一般書)を読み、前向きには勉強したが私にとって困難な道であると、なかなか思い切った行動には出られなかった

菓子美呆さんに"覚悟を決めて定めること"と教えられ自分の中で何かがプッツンしてしまうまで…

おおまかな人生計画を紙に書き、彼女にもちゃんと伝えて(今の妻)、そして結婚し、農家を尋ねて、希望のあることを言ってくださった農家さんのところに弟子入りし、1年間の研修をした
…それが今終えたところ

 

この研修期間内で、

"伝統野菜のみに徹底して栽培する農家になって差別化を図る" 

その計画を実行していいのか、肌身で知りたかった

 

 

そして結果としてはそれは選ばない方向とした

無理と思ったからではない

定めれば道は啓けてくるだろう

 

伝統野菜もいいが、あとでも選べる選択肢なのでとりあえずは保留

今はなるべく近道できっちり経済的に自立できることを目指したい

 

 

、つい長引いた 

 

 

今回が最終回となるわけですが、いままで、ブログを見てくださった方々、本当にありがとうございました

皆さまの、更に良き展開を期待しています

 

 

 

 

 

 

 

またどこかでお会いできることがあるでしょう

 

 

その時まで、お元気で!

 

 

-終わり- 


地球環境(人にとって)の浄化

2009-02-11 19:04:32 | Weblog

お金というと、あまりいい気持ちがしないと思う方も多いでしょう

いや、中にはそれを愛し、第一優先にされる方もいらっしゃるでしょうけれど

 

お金…、それ自体に実体はあるのでしょうか?

 

私は、

お金=人によるサービス

と考えるようにしています

 

人の手の入っていない自然や、単に太陽の光などでお金のやりとりは発生しません

 

そういう世界で生きることに決めているので、それ以外は例外とします

例外:土地転がし その他マネーゲーム


 

何かの本に書いてありましたが、今のところ、経済の動きがあるに従って環境が破壊されている、と

つまり、節電や、トイレットペーパーをケチっても環境のためにはならない
だって、節電したらその浮いたお金を何に使う?
ちょっと貯めて服を買うか、ドライブに行くか…

  • 服を作るのに原料の石油や稼働する工場の燃料、電気が使われている
  • ドライブすることにより燃料を使い車の耐用走行数を減らす

じゃあ節電したお金を貯金していったら?

  • 貯金することで、ある会社が銀行に融資受けることができ、それをもとに会社を発展させることが出来る

会社が発展すれば日本も経済的に発展していけるだろう

→個人が何を節約したって日本全体の経済が発達していればそんなものは関係なくなる、ってことが書いてあった

 

ま、節電したお金を捨てればエコかもしれない

すると貧乏になればなるほど環境にいいといえるかもしれない

 

 

…、ほんとうにそうか?

 

この本に書いてあったことは悲観論だと思う
背に腹は代えられない状態に追い込まれればとりあえず環境そっちのけでなんとか発展しなおそうとするだろう

だって苦しいもん
他のことにかまっていられない

 

 

エコとか環境とか、かけ声だけでやればやるほど(ゴミの分別、リサイクル、バイオエタノールなど)環境破壊になっている現状なのは確かだが、

ウソから出たマコトというか、かしこい方たちが研究されて進化して、ホントにリサイクルされることで環境負荷を減らせられるかもしれない

今はウソだが、ホントになるかもしれない

 

じゃあ、とりあえず私たちはどうすればいいのか?

 

考えた

 

 

 

経済活動と環境破壊が密接なら

お金の流れを浄化するしかない

 

 

私を巡る…、私を通過するお金の流れを浄化していく…、


つまり売るもの、買うものを清める

 

お金自体に実体はなく、人の意識・行動で動き流れるもの

お金の本体は人の意識であり、行動

 

お金の稼ぎ方を清める…

環境に負荷をかけない(可能性を秘めている)仕事をする

お金の使い方を清める…

環境に負荷をかけない(可能性を秘めている)サービスを受ける

 

そう努めることができたなら、経済活動をしながらも環境は改善されていくと思わないか?

 

とりあえず…、
今の私が考えられることはこんなところだ