魅惑のブルーベリー

新規就農奮闘記。非農家から、ブルーベリー観光農園設立までの様子。野菜や果樹の栽培風景、愛犬コーギーとの楽しい毎日など。

最近の話題:iPS細胞について

2007-12-26 00:47:51 | Weblog
花成ホルモン:フロリゲンの研究成果に続き、
医療の世界でも画期的な研究報告がありました。
ヒト皮膚細胞に4つの遺伝子導入して作り出された、
iPS細胞の樹立です。
  現在、骨髄移植や肝移植などでは、他人の臓器や細胞を移植するため、
拒絶反応が強く、適合抗原を一致させるためにHLAタイピングしたり、
免疫抑制剤投与していました。
 iPS細胞は、自己の皮膚細胞から作り出した多能性幹細胞なので、
拒絶反応リスクが低いのです。
 自分の細胞から移植臓器を作り出せる再生医療が可能になる訳で、
画期的な研究成果です。
 更に生殖細胞も作成できるので、同一遺伝子をもつ人間のコピーも
可能になるかもしれません。

 植物では、接木、挿し木、芽継ぎなど簡単にできますが、
将来これらと同様のことが、動物でも出来るようになるかもしれません。


最近の話題:花成ホルモン「フロリゲン」について

2007-12-24 16:21:19 | Weblog
奈良先端科学技術大学院大学の研究チームが、
イネの開花に関連する遺伝子Hd3aより作られた蛋白質が、
花成先端部に異動し、
花を形成することを証明した。

 たんぱく質に蛍光物質をラベリングし、
蛍光顕微鏡で観察すると、
緑色に発色したHd3a蛋白が、
花成部で見事に発色していた。

NHK「サイエンスゼロ」で放送されましたが、
凄い研究成果だと思いました。

 つまり、この蛋白質を植物体に導入してやれば、
いつでも花成を制御できるってことでしょ!

『誰でも【花咲か爺さん】になれますよね。
 ブルーベリーに導入したら・・・・。
 凄い!ワクワクしてきます!』



硫黄の散布

2007-12-23 11:13:12 | 栽培
ブルーベリー畑の土壌pHが高くなってきたので、
硫黄粉を散布しました。
 硫黄粉:細井化学 20kg:約¥3.500前後 JAで購入
 ハイブッシュ系品種は、約6.0未満、
中でもスパルタンは、5.0以下 を目安にしています。

ラビットアイ系品種は、樹勢が強いので、
クロロシス症状が出ているときに、対処しています。

 ウチでは、表面に撒いて軽くすきこんでいます。
本格的にpHを下げたい場合は、100kG/10a
が目安です。
 もうちょっと値段が安いと良いのですが、
高すぎる感がありますね!

 『誰かもっと安価に入手する方法ご存知ないですか?』

 




遂にカワセミ激写か?!

2007-12-17 12:11:48 | Weblog
今朝は、チョット寒く、
愛犬ベリーの散歩も億劫でしたが、
いつもの小畔側沿いを散歩していました。

 すると、突然目の前にカワセミが現れました。
縄張り争い?らしく、カワセミが他の一羽を激しく
追いたて廻していました。

 チョット行くと、先ほどの一羽?が、ススキの穂に止まり
ジッとしています(写真)。

7~8mまで接近し、撮影成功しました!!
直後、川へダイブし小魚を加え、他の枝先に止まりました。

『いやあ、今朝は良いもん見ちゃったよー!』
『超、ラッキー!』

写真では、チョット小っさいよね、ごめんちゃい!


プレデターの出現

2007-12-12 23:06:39 | Weblog
今年もモズのハヤニエが見られる季節に
なってきましたねー。
 ブルーベリーのスパルタンの枝先で見つけたハヤニエが、
このカナヘビでした。
しっかりと形が残っているので、時間が余り経ってないようです。
 この他に探したら、ミミズ、けむし、バッタなどあり、
目に付いたものは、片っ端からハヤニエにしているらしいなあー。
やはりモズは、かなりのハンターですねー。

これを見ると映画『プレデター』を思い出します。
年末に、AP(エイリアンvsプレデター)2上映されますが、
プレデリアン(:プレデターの形質をもつエイリアン)っていうのも、
出るそうです。
 ジャパンプレミアムとして、”富士の樹海”で上映会もあるそうです。
『いやあ、確かに ”出そう”ですね~!!』(笑)
 
 因みにプレデターとは”天敵”の意味だったと思います。

追記:プレデター(predator)を、辞書で調べたら、
   捕食動物と出ていました。
   天敵は、native enemy 
   かなり類似していますが、若干ニュアンスが違うようです。

大関ナーセリの苗到着

2007-12-11 15:57:53 | Weblog
大関ナーセリーからブルーベリーの苗購入しました。
数有る苗屋さんの中でも、やはり大関さんが、一番
品質良いみたいです。個人的な感想ですが・・・。

今回購入した品種は、ラビットアイ系のバルドウィンです。

この品種の一番の長所は最晩成でありかつ、結実期間が長いことです。
日高では、7月下旬~9月上旬まで実がありました。
別の園では、9月中旬まであったそうです。

また果実は、中~大果でブドウのように鈴なりになります。
特に前半の果実は大きく糖度も高く美味しかったですヨー!!

今年、当園のナンバーワン人気は、バルドウィンでした。

最近品種登録され、一部販売されている”福(ふく)”は、
さらに超晩成になるそうです。
開園期間がさらに延長出来そうです。
”日高市巾着田まつり”の時も、充分採果出来るため今後の
有望品種ですね。

因みに後ろのお爺ちゃんは、私で~す。
『ウッソピョーン!』
お隣の畑仲間です。よく草刈を手伝ってくれます。
『感謝!!来年も宜しくねー!』

ブルーベリー大福

2007-12-10 11:24:33 | Weblog
昨日のシンポジュウム会場で買ってきました。
お菓子な郷推進協議会開発のブルーベリーの大福です。

あんこの中にブルーベリーを練りこんであり、
紫色しています。
ブルーベリーの皮も多少あります。
僅かにブルーベリー風味がありますが
言われないと解からないかもしれません。
程よい甘さで、比較的さっぱり味です。
一口で簡単に食べられます。
『It's a piece of DAIFUKU.』
『エロかわいい じゃなくアマかわいい!』
って感じでしょうか?(笑)

インパクトはありませんが、
シャシャンボ茶に合いそうな、おとなしい美味しさでした!。



『ブルーベリー産業を考える』シンポジウムに参加

2007-12-09 22:24:27 | Weblog
埼玉県秩父市で開催のシンポジウムに参加しました。

 ・現地報告3篇:『秩父地域のブルーベリーの取り組みについて』
    

 ・講演1.『ブルーベリーによる地域振興』
     玉田 孝人先生 (日本ブルーベリー協会)
 
 ・講演2.『ブルーベリーの品種動向』
     福田 俊先生  (日本ブルーベリー協会)
 
秩父市は頑張っています。
H15年からみどりの森ブルベリー組合が植付け開始。
h18年観光農園オープン。
ブルーベリーのお菓子14品目、シャシャンボ茶などの
製品開発にも成功していました。

ブルーベリーに込める熱い情熱と努力を感じました。

日高市も頑張ら無ければー!!

鉢上げ終了しました。

2007-12-08 11:22:25 | Weblog
ブルーベリーの鉢上げ終了しました。
鉢数は、約500鉢前後にもなりました((*_*))。
 
今年4月頃ビニールハウスに入れたままにし、
温度管理と潅水管理に失敗。
高温乾燥させてしまいました((T_T)。

その結果、一次成長中の新葉が落葉し、
全滅の危機でした。

にもわらず、発根は良くしていたみたいで、
除々に吹き返してきました。
 
結局、挿し木床の設置場所としては特に、
ビニールハウスは不要でしょう。
入れたままだと管理が難しくなるだけです。

今年度は、屋外にセルフターマー付きの自動潅水装置設置します。

これで苗木は、買わなくても清みます。
逆に販売も出来ますが、こちらの方が更に大変ですね!!






 

いちごセミナーに参加

2007-12-05 10:25:52 | Weblog
埼玉県吉見町で行われたいちご”セミナー2007”に参加しました。
 主催   東松山農林振興センター
 研修会  1.講演『イチゴの消費動向と比企の産地に望むもの』
 情報提供 1)いちごの炭そ病対策
      2)害虫対策(かぶりダニからウィルス利用まで)

参加者は、ほとんど施設栽培生産者のようでした。
ここでも高齢者が多いです。
《印象に残った内容》
 ・イチゴ流通用の新パック考案しよう!
 ・品種は必ず劣化する。新品種の導入考える。
 ・世間は新し物好き。
 ・炭そ病:水はねで葉に移る。野外では3m/2週間感染広がる。
     :媒介雑草-オノゲシ、ツユクサ、エゾノギシギシ、イヌタデ
 ・育苗では太郎苗使用。2葉の頃親からカットする。(親は捨てる)
 ・有機肥料:肥伝αは即効性。イチゴエースは遅効性。
 ・窒素過多に注意、うどん粉病でる。
 ・ミヤコカブリダニ(商品名:スカイパル)放飼前の薬剤使用は、
  要注意(定着しない)。
 ・今後は、土着天敵の利用も考えよう。