ショパンの音色～生涯とその作品～ 久本祐子

　 PENの講座に出かけてきた。
　今日のテーマは《ショパンの音色～生涯とその作品～ 》

　講師の久本祐子さんは
　豊かな音色の持ち主で最初から最後までただただうっとり。

　今回はショパンという作曲家がどんな人物であったかから始まり、
　彼の曲にちりばめられている悲しみ、ため息、息遣いを
　どうやって表現するかを
　曲の一つ一つを例にとりながら演奏を交えた
　レクチャーコンサートだった。

　本当に充実した時間で、
　あんな講座だったら一日中だって耳を傾けていられると感じた。

　池袋センターのピアノはいつも弾くし、聴くことも多いけれど、
　あのピアノから本当に素敵な音がきらきらとこぼれるようで、
　一緒になった先生と
《同じピアノでも弾く人によってあそこまで音が変わるとは》
　とため息の連続だった。

　今度はおしゃべりなしのコンサートに
　出かけたいと心から思った一日。