徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

雨と政治と

2010年09月16日 | 思った事
今朝は早くから雨が降っていましたが、末娘が中学に出かけるとすぐに雨足が激しくなりました。
アメリカでは、自宅アパートの玄関前でスクールバスに乗り、学校の玄関前で降りていたので、日本での10-15分の徒歩通学だけでも嫌なはず。しかも、今朝のような雨じゃ、さぞかし朝から嫌だろうなぁ~と、末娘をかわいそうに思う過保護な母の私です。
でも、それが日本。ほとんどの子供たちが、小学生の頃から徒歩で、あるいは自転車や公共交通機関で通学しています。そんな中で、四季を感じ、それに合わせていく生活を自然に学んでいくんですよね。
そういう意味では、アメリカの教育環境は過保護かも・・・と、朝から思ったりもしました。

さて、日本では一昨日、民主党代表選があり、管総理が再選されたわけですが、マスコミ報道を見ていると、今後の人事に始まり、来年の春にはまた解散総選挙か?云々と、悲観的なシナリオばかり語られています。

3年ほど前のアメリカ民主党の大統領予備選挙を思い出さずにはいられませんでした。
ヒラリー・クリントン VS バラク・オバマの戦いも、すさまじいものがありました。公に、相手の非難もしていました。でもこの二人、今はしっかり手を組んで、協力してアメリカ政治を先導しているではありませんか。
どうして、批判ばかりして、先行き暗い予測ばかり立てるのか。言い方向に考える事は出来ないのかな。私が、あまりにも無知なだけかもしれませんが、真実以上にマスコミが大騒ぎしているような気もします。
いずれ、マスコミが騒ごうと騒ぐまいと、人事は決まるし、政治も動いていくでしょうけれど。

一つだけ、この騒ぎでの私の収穫は、小沢さんの意見が聞けたこと。私も彼に対しては"黒幕"的なイメージが強かったので、今回、小沢さんが直接テレビでご自身の意見を話してくれたことで、だいぶイメージが変わりました。
そして選挙後も、管総理よりも小沢氏へ注目が集まっていることが、なんとも日本の不思議というか、小沢氏の偉大さを感じています。

でも、選ばれたのは管総理。堂々と自信を持って、彼のやり方でやって欲しいと思います。
これは、私の印象だけれど、管さんは、政党は関係なく、どんな意見でも聞きますと言う、アメリカ大統領のオバマさんに似ているかも? だからこそ、派閥や今回の選挙でどちらを支持したか関係なく、小沢さんが選挙後に言ったように、"仲良く"やっていける人だと思うのですが・・・。

脱官僚制を掲げる民主党。それはぜひ実現して頂きたいところですが、これらのニュースを見ていて、長女とこんな会話をしていました。
「こんな事やってて、日本は大丈夫なの?」「大丈夫、官僚がしっかり仕事してるから。」
って、ほんとうに脱官僚制が出来るんですかね。それとも、そう思う私も、やっぱりマスコミに操られちゃってるのかな?

下の写真は、アメリカU-Pennの大学構内の路面に見つけたもの。

Well done is better than well said
Half the Truth is often a great Lie

う~ん、なんとも

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