すっかり遠のいてた。
実は、IDとパスワードを忘れたのが、その理由。
家の人が、立ち直ったんだかどうだか不安は残るけど、一応は笑いもし、趣味らしきものを見付けたようなのです。
昨年の8月に息子が再婚をして同居が始まって直ぐに家の人と嫁がうまくいかなくて、娘の計らいで家の近くにアパートを借りることができたのね。
そのアパートは病院が経営する老人ホームへの予備軍の集まりだったんだって。
住人の中に一人だけ若い女の子が住んでいて、その人が家の人の上だったのよ。
家の人ったら、お節介にもメモにね、何時であっても構わないから入浴やトイレを遠慮なく使ってくださいと書いてポストに入れたの。家の人らしいと言えばそうなんだけど、お節介だと思う人もいると思うのよね。
ところが、その日の夕方、彼女が家の人のドアを叩いたの。
お礼だと言って果物を持ってね。
家の人は、古いタイプのコテコテ大阪人でしょ?
直ぐにどうぞとか言って上げてさ、珈琲なんぞ出して世間話をしたの。
彼女は中国からの留学生で、家から東に行ったところの大学院生だったのね。
バイトしながらの通学は大変だろうと、夕飯を作る約束をしたの。
毎夜、彼女は訪ねてきてね、一緒に夕飯を食べながら国の話や四方山話に花が咲いてさ、それはそれでありがたいと思ったの。
賑やかな大阪しか知らない人が、いきなり度の付くほどの田舎暮らしだったから、とても心配してたから、ほんとうに良かったと思ったの。
家の人が、大学院の卒論は出来たのかって聞いたのね。
すると彼女は苦しんでいるところだと言うのよ。
家の人のお節介が頭をもたげ、手伝ってあげても良いよと言ったので大変。
知りもしない学問を勉強する羽目になったんだもの。それに彼女が2年間積んできたことを数週間で書き上げなければならないんだものね。
彼女から借りた資料が山積みで、それをコピーせずに論文用語に言い換えて整理していくんだもの時間が懸かるわね。
十一月に入り、いよいよ完成させなければとなって、彼女の薦めで同棲しただしたのよ。
上と下だけど、上の彼女の部屋で論文を書き、洗濯、炊事に掃除までの日々は、淋しいなんて考える時間なんて無いし、何日も徹夜するなんてことも多かったわ。
最初はさ、私だって親子以上に歳が離れているし嫉妬するよりありがたい気持ちの方が強かったから、ごくろさんと思ってたのよ。
ところがさ、学校が冬休みに入り、彼女のバイトが休みの前日からおかしくなって、男と女になったのよ。
家の人ったら、30歳の彼女の言いなりなのね。
そりゃぁ〜無理もないと思うんだけどね、食材を買い、衣服も買い与えられてまるで女房みたいだったわ。
月の物で汚れたシーツを洗い、下着を洗い、アイロンをかけてバイトから帰る彼女の夕飯を用意してる姿は可哀想でもあり、可愛いとも思ったのは正直なところなの。
だって、私は彼岸の川向こうだから手出しできないものね。
家の人の幸せだけを願ってたから、一時期の走り病と思えばね。
その彼女の論文が教授に褒められ、今後の生徒の見本にするとかで50部を印刷して学校の図書に40册、本人に10冊が配されるんだとさ。
ところがね、卒業の面談の時に、他の教授から経営学よりは理系に近いねと一言あったのだそうなのね。そりゃ〜さ、家の人は理系だから仕方ないわよね。
でもね、論文を作成しているときの家の人の楽しそうだった顔は忘れられないわ。開業して間無しの頃、注文を貰って頑張ってた頃と同じ顔してたんだもの、こちらまで嬉しくなって、彼女に感謝したものよ。
その彼女の卒業が決まり、帰国することになった時はどうなるかと思ったものよ。私が彼岸へ渡った時のように自殺を考えるんじゃないかとか、自棄を起こすんじゃないかと思い出し、そりゃぁ〜心配したわよ。
でもね、彼女の嫌なところも見ていたようで、心配するほどの事もなかったのが救いだったわ。
まずは、めでたしめでたしね、これでこの項を閉めるとするわね。
実は、IDとパスワードを忘れたのが、その理由。
家の人が、立ち直ったんだかどうだか不安は残るけど、一応は笑いもし、趣味らしきものを見付けたようなのです。
昨年の8月に息子が再婚をして同居が始まって直ぐに家の人と嫁がうまくいかなくて、娘の計らいで家の近くにアパートを借りることができたのね。
そのアパートは病院が経営する老人ホームへの予備軍の集まりだったんだって。
住人の中に一人だけ若い女の子が住んでいて、その人が家の人の上だったのよ。
家の人ったら、お節介にもメモにね、何時であっても構わないから入浴やトイレを遠慮なく使ってくださいと書いてポストに入れたの。家の人らしいと言えばそうなんだけど、お節介だと思う人もいると思うのよね。
ところが、その日の夕方、彼女が家の人のドアを叩いたの。
お礼だと言って果物を持ってね。
家の人は、古いタイプのコテコテ大阪人でしょ?
直ぐにどうぞとか言って上げてさ、珈琲なんぞ出して世間話をしたの。
彼女は中国からの留学生で、家から東に行ったところの大学院生だったのね。
バイトしながらの通学は大変だろうと、夕飯を作る約束をしたの。
毎夜、彼女は訪ねてきてね、一緒に夕飯を食べながら国の話や四方山話に花が咲いてさ、それはそれでありがたいと思ったの。
賑やかな大阪しか知らない人が、いきなり度の付くほどの田舎暮らしだったから、とても心配してたから、ほんとうに良かったと思ったの。
家の人が、大学院の卒論は出来たのかって聞いたのね。
すると彼女は苦しんでいるところだと言うのよ。
家の人のお節介が頭をもたげ、手伝ってあげても良いよと言ったので大変。
知りもしない学問を勉強する羽目になったんだもの。それに彼女が2年間積んできたことを数週間で書き上げなければならないんだものね。
彼女から借りた資料が山積みで、それをコピーせずに論文用語に言い換えて整理していくんだもの時間が懸かるわね。
十一月に入り、いよいよ完成させなければとなって、彼女の薦めで同棲しただしたのよ。
上と下だけど、上の彼女の部屋で論文を書き、洗濯、炊事に掃除までの日々は、淋しいなんて考える時間なんて無いし、何日も徹夜するなんてことも多かったわ。
最初はさ、私だって親子以上に歳が離れているし嫉妬するよりありがたい気持ちの方が強かったから、ごくろさんと思ってたのよ。
ところがさ、学校が冬休みに入り、彼女のバイトが休みの前日からおかしくなって、男と女になったのよ。
家の人ったら、30歳の彼女の言いなりなのね。
そりゃぁ〜無理もないと思うんだけどね、食材を買い、衣服も買い与えられてまるで女房みたいだったわ。
月の物で汚れたシーツを洗い、下着を洗い、アイロンをかけてバイトから帰る彼女の夕飯を用意してる姿は可哀想でもあり、可愛いとも思ったのは正直なところなの。
だって、私は彼岸の川向こうだから手出しできないものね。
家の人の幸せだけを願ってたから、一時期の走り病と思えばね。
その彼女の論文が教授に褒められ、今後の生徒の見本にするとかで50部を印刷して学校の図書に40册、本人に10冊が配されるんだとさ。
ところがね、卒業の面談の時に、他の教授から経営学よりは理系に近いねと一言あったのだそうなのね。そりゃ〜さ、家の人は理系だから仕方ないわよね。
でもね、論文を作成しているときの家の人の楽しそうだった顔は忘れられないわ。開業して間無しの頃、注文を貰って頑張ってた頃と同じ顔してたんだもの、こちらまで嬉しくなって、彼女に感謝したものよ。
その彼女の卒業が決まり、帰国することになった時はどうなるかと思ったものよ。私が彼岸へ渡った時のように自殺を考えるんじゃないかとか、自棄を起こすんじゃないかと思い出し、そりゃぁ〜心配したわよ。
でもね、彼女の嫌なところも見ていたようで、心配するほどの事もなかったのが救いだったわ。
まずは、めでたしめでたしね、これでこの項を閉めるとするわね。
コメント (0) |
トラックバック (0) |










