今日も
急に寒くなり、そろそろこたつの準備かな?
この日曜日、池袋で
『小野寺の弟 小野寺の姉』を見てきました。
朝の9時台と夜の部しかないので、仕方なく9時に池袋へ。
作品紹介『Movie Warkerより』
引っ込み思案で恋に奥手な弟と生命力の強い姉。不器用ながらも平穏に暮らす姉弟の姿を描く、向井理&片桐はいり主演のヒューマン・コメディ。
原作の感想
『読書φ(..)メモメモ』
姉の片桐はいりさんの存在感と向井理さんの飄々とした演技が見どころです。
向井さんはそれほど興味がある俳優さんではなかったのですが、とてもお上手。
いつもの格好良いだけの役より、こういう役の方が似合っているかも。
まあ、ダサい格好と寝癖だらけの髪型、黒縁メガネでも、それなりに格好いいのは変わりませんが、朴訥としていて好感が持てました。
ミッチーの役は原作のまま。
エンドロールで一番最後に名前が出ているのが不思議なくらい。
意外に良かったのが、弟の友達役を演じたムロツヨシさんと 姉弟の元担任教師。
先生は言い間違いの天才で、小野寺姉弟は疲れた時や落ち込んだ時、この先生の言い間違いを思い出しては明るい気持ちになります。
偶然病院で会った時も、入院の原因を“心臓結石”と言い「心臓に結石が出来たら死んじゃいますよ。」と突っ込まれます。
もちろん本当は『腎臓結石』
でも、姉とオセロをしながら見せる思いやりがステキでした。
この時も『お前は、
どこを出しても恥ずかしくない。』(本当は
『どこに出しても』)と言ってしまうというオチがつきます。
向井君の相手役を演じる山本美月ちゃんが滅茶苦茶可愛い女の子でした。
この女の子の描く絵本と作品の絡み方が巧かったです。
片桐はいりさんのデート(?)時のファッション、好みです。
冒頭のベスト姿とは別人のよう。
観終わった時、O・ヘンリーの『賢者の贈り物』を思い出しました。