「大悲」(だいひ)

ああ楽しかった。ルーテル学院大学主催の「地域人材養成セミナー」。
牧師さんやチャプレンの方々、そして地域で看護や福祉、カウンセラーとして活動している方々の参加を得て、和気あいあいの17名の教室。

最初に教授でもあり、神学校長でもあるE先生の、「死」のここ数十年の日本人の意識の変遷と、それに対する提案。綺麗にまとめてくださって、私も自分のやっていることが、いったい「死」とその周辺の中でどういう位置かがわかりました。

で、つづく私といえば・・・ 国貞忠治の外伝「赤城おろし」からスタートして、死や悩みの中にいらっしゃる方々との現場の声を、私の知っている範囲でアラカルトでご紹介。
そして、日本人が死をどのようなシステムをつくって受容し、残された自分がよりよく生きていくかの糧にしてきたかという話・・・をしたつもり(わははは。つもりだけ)。ご詠歌もご披露申し上げての90分。

本当に楽しかった。

こういう場を提供してくださった先生方に感謝です。
ちなみにルーテル学院大学は、私が大学受験で落ちた国際キリスト教大学のお隣。親しみのある地域でございました。

「大悲」は、仏教でいえば「苦しみやつらさを抜く大きな働き」のこと。
普通は「大慈悲」(だいじひ)という使い方のほうが一般的ですが、「慈」は「楽を与えること」。
「楽を与え苦しみを抜く力」が「慈悲」。

このうち「苦しみやつらさを抜く力」を強調したい時もあります。

今日、参加されていた方科だも、そういう現場にいらっしゃる専門家の方々ばかりですした。
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コメント
 
 
 
苦しみを抜く力 (白雪)
2009-11-22 04:14:02
椎間板ヘルニアで3か月以上右手が痺れて痛いんですけど、慈悲で救えず、自費で医者に通ってます。シャレでした。笑
 
 
 
ぎゃははは。 (和尚)
2009-11-22 08:57:34
白雪さん>ヒット!今回のはかなりイケてます。
お医者さんや薬も、苦しみを取り除くという意味で「悲」の実践者(物)ですね。そう考えると、やはりお医者さんにも、薬にも、手を合わせたくなりますね。
「悉有仏性」(しつうぶっしょう)--どんなものにもことごとく仏の性質(性質にもたくさんありますが、そのうちの一つでも)備わっているということ。
うまく慈悲と治療を洒落るんだから、白雪さんも仏者の眼をお持ちでいらっしゃいますね。
 
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