天燈茶房 TENDANCAFE

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夏休みの思ひ出日記2010 2日目 名古屋でひつまぶし、そしてさよなら科学館

2010-08-18 | 日記
1日目 普通列車の車窓からのつづき

平成22年8月8日

京都に着いた翌日。今日は日曜日!
妹夫婦kamimogもお勤めが休みなので、皆で青春18きっぷを使ってここにやって来ました。

このテレビ塔…そう!ここは…

名古屋市です!
京都から、新快速を乗り継ぐと案外近いんだねぇ


おお!街並みもなんか大都会って感じだねぇ(笑)

さて、名古屋に来たからには(との妹mogmogからのリクエストで)やっぱりこれでしょう。

名古屋名物「ひつまぶし」です。
名古屋駅の観光案内所で教えてもらった老舗は定休日で、
そして地下街で迷ったりしながら何とかたどり着いた栄のデパートの中に入っている有名店でいただきます。

「ひつまぶし」はおひつに入った鰻丼みたいなものなんですが、食べ方は全然違います。
3段式ロケットの打ち上げの如き複雑なシーケンスに従って食べるのですよ…

先ず第1段…もとい一杯目は、普通にお椀によそって鰻丼状にして食べます。
「あ、おいしい!」


続いて二杯目。これは、薬味や刻み海苔をのせて頂きます。
「薬味が効いててスパイシーで、これまたおいしい!」


そして最後の三杯目。
何と、お茶漬けにしてしまいます。
「サラサラっと、これまた美味いー!」
以上、固体燃料の第1段からハイブリッド?の2段目、そして液体燃料の3段目と続くこれが正調「ひつまぶし」ロケットの打ち上げ方でした!
あ、僕は三杯目の後も少し燃料が残っていたのでキックモーターも頂きましたがw

お腹がくちくなって満足した妹夫婦kamimogを引き連れて向かったのは名古屋市科学館



昭和37年開館という歴史ある施設なのですが、
何と、来月から新館への建て替え準備のために休館してしまうのです。
最初で最後の名古屋市科学館旧館訪問となりました。


玄関ロビーではH-IIロケットのLE-7エンジンがお出迎え。

宇宙関連の展示がある「天文館」の中を見ていきます。

おお!ちょっとレトロな、でもカッコいいサターンVの模型。


どことなく歴史を感じさせる展示。
きっと、名古屋の科学少年少女たちの心のふるさとなんだろうなぁ…
科学館というものが無い九州の田舎町で生まれ育った僕にとって、これはちょっとした憧憬だったりします。

「理工館」には、鉄道に関する展示もありました。

さすが地元の名鉄の模型車輌も充実してます。


レトロフューチャーな未来の鉄道。
そう言えば昔、宮崎で国鉄のリニアモーターカーが走ってたねぇ…

そんな理工館の一画で、謎の物体を発見!

「こ、これは…!」



怪しく光る丸い鼻、これは間違いなく新幹線0系(の顔)!


本当に「顔だけ」です!
しかもおでこのてっぺんは天井と完全に接していますし、足回りは床に埋まっています。つまり部屋にはまっています!!
おお、0系よ!こんな姿になって一体どうしたんだ!?


内部には、制御装置も完全に備わっています(マスコンハンドルは、もげていますが)。
今にも走り出せそうなのに、哀れ理工館にはまりこんで身動きが取れなくなってしまっているこの0系、
実は工場から寄贈された、昭和39年の開業当時の試作モックアップだそうです。

怪しくてユーモラスで寂しげな、ちょっと気になる0系の顔
建て替え後も新館に移してもらえるといいのですが。

ひつまぶしと宇宙と新幹線0系を堪能したら、また皆で新快速に乗って京都に帰ります。
帰り道は、名鉄と競争だ!!


明日は…残り1回分になった青春18きっぷを使いきって、あの鉄橋を見に行きましょう。

3日目 夏の日の餘部鉄橋につづく

※名古屋市科学館内の写真は、許可を得て撮影・掲載しています


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