Muses Europa Eisenbahn 2012-2013中欧鉄道音楽紀行 10：Praha hlavni nadrazi プラハ中央駅

Fantova kavárna 2012:Praha hlavní nádraží

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チェコの首都プラハの陸路の表玄関であり、チェコ国内の鉄道の起点であるプラハ中央駅。
この駅もまた、構内は大ドームに覆われ寺院のような荘厳な駅舎が聳え立つ、欧州的なターミナル駅です。



でも、プラットホームから地下通路を通ってコンコースに出た旅行者は、
その雰囲気に少し戸惑うかもしれません。


歴史の重みを感じさせる重厚なプラットホームとは打って変わって、コンコースは何とも明るく近代的。
これは、オーストリア帝国時代に建設された歴史ある駅舎の真下の地下を掘り抜いて新しい駅設備が作られているためで、
外観はクラシカルでも、中身は新しく生まれ変わっている駅なのです。

それでは、機能を新駅舎に移された後の旧駅舎は現在何に使われているのかというと…



アール・ヌーヴォー調の装飾が施された丸天井が美しい、駅ナカのお洒落なカフェになっている…
筈だったんですが、丸天井のドームの下にはテーブルも並んでおらずガランとしています。
現在、プラハ中央駅は設備のさらなる近代化とリニューアルのための改装工事が進行中らしいので、
この美しい旧駅舎の空間も工事の準備のために、一時的にカフェも閉店して空き家になっているものと思われます。

空き家になってしまった旧駅舎ですが、その壮麗な素晴らしい雰囲気は一見の価値ありです。
僕が暫くドームを見上げて佇んでいる間にも、
旅行者や観光客がひっきりなしに訪れて感嘆の声を上げたりカメラのシャッターを押したりしていました。


プラハ中央駅のリニューアル工事がはやく完了して、この旧駅舎のドーム下がまた美しいカフェとなって甦るといいですね。

プラハ中央駅を出て、駅前の小さな公園の向こうにあるホテルにチェックインします。


ホテルの部屋の窓からは、プラハ中央駅が見えました。
素敵な「ステーションビュー」の部屋です。

ホテルの部屋に荷物を置いたら、すぐに出かけましょう。
プラハ滞在も今夜一晩だけ。でも、この街には見ておきたい場所がたくさんあるのです。
慌ただしくなってしまいますが、プラハを旅する日を思う存分楽しむとしましょう！

→11：Prazsky orloj プラハの天文時計“オルロイ”に続く