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原寸大ダンボール蒸気機関車「C62」初公開!

2017年10月05日 | 鉄道
Photo:“原寸大ダンボール蒸気機関車”「C62 51」


昨年公開され、その巨大さと精巧さで見る者の度肝を抜いた段ボール工芸家・島英雄さん製作の“原寸大ダンボール蒸気機関車”「D51」
(→段ボールの原寸大D51が熊本にやって来た!!

この程、待望の新作…いや新車が遂に完成!
初公開が始まったので早速見に行きました!


初公開の会場はJR筑後船小屋駅前にある九州芸文館




これが今回、初公開された新車…
日本最大の蒸気機関車「C62」です!


前作の「D51」よりさらに一回り大きくなり、まさに圧倒的な迫力!!
また、大きさだけでなく作りの精巧さも凄いクオリティ。ボイラーの縁の滑らかな曲線まで見事に再現されています。
本当に、段ボールで出来ているなんて信じられない…


パノラマ撮影したC62の全体像。
九州芸文館の展示室を占領した、全長約22mの巨大さがお分かり頂けるかと思います。






実際にC62を製造する際に用いられた図面をもとに切り出された部品で構成されているので、細部まで本物と寸分違わぬ仕上がりになっています。
重量感溢れる足回り、今にもピストンが力強く動輪を押し出して走り出しそう…


ボルトの頭に可愛らしいイラストが描かれていますね。
製作を手伝った子供たちが記念に描いたのかな?


運転室周りのプレート類も精巧に配置されています。

ナンバープレートの「C62 51」は、実機のC62が「C62 49」まで49両製造されていて、その続き番号ということで松本零士氏原作の名作「銀河鉄道999」のTVアニメ版に登場する機関車「C62 50」のさらに続き番号として51号機を名乗っているとのこと。
…C62と、銀河鉄道999へのリスペクトを感じる心遣いですね。

メーカーズプレートが日立になっているのは、C62の図面を提供してくれた日立製作所笠戸事業所へのリスペクトでしょう。
さらに所属区が門司機関区であることを示す「門」の機関区票が挿してありますが、実際には九州で運用されなかったC62の実機には一度も挿されたことが無い機関区票です。


よく見ると、運転室内も計器類が並び、きっちり作り込まれている事が分かります。


除煙板(デフレクター)にはつばめのマーク。
実機の「C62 2」に設置されていた、東海道本線超特急「つばめ」号の牽引機であった事を示す通称“スワローエンゼル”も取り付けられています。


真正面から見ると…なんだか妙にスッキリしているというか、微妙にスカスカ感が。
実は“原寸大ダンボール蒸気機関車”「C62 51」はまだ未完成の状態。公開しながら会場で部品を制作し、どんどん取り付けている状況なのだとか。
実際に僕が会場に着く少し前まで、製作者の島英雄さんが会場で新しい部品の取り付け作業を行っておられたそうです。残念!お会いしたかった…


車体の裏側を覗いてみると、確かにまだ大部分の部品が取り付けられておらず製作途上の状態です。
10月15日までの初公開期間中に完成するかな…?


炭水車(テンダー)の最後尾は、まだライト類や連結器が無い状態。
ナンバープレートは赤地になっていますね。


そして会場の片隅には、制作途中の段ボールの部品類が…
まだまだ作り込み作業は続くようです。完成度をより高めるための努力が伝わってきます。


ちなみに、機関車本体だけではなく周辺部の作り込みも凄い。
これは機関車が載っているレールのつなぎ目ですが…何なんだこの段ボール製とはとても思えない異様なリアルさは!?(笑)


会場の入り口には、ブルートレイン「はやぶさ」の実物のヘッドマークも展示されていました。
実際にC62は山陽本線で「はやぶさ」を牽引していた時期があります。


C62とは直接関係無いけど、ブルートレイン「なは」のヘッドマークも。


段ボール綿棒アートのウェルカムボード。


会場の隣の展示室には可愛らしいミニD51段ボール模型の製作中の車体が。親子で作るワークショップが開催されているそうです。
ここでミニD51を作ってものづくりの楽しさを知った子供たちが将来、島英雄さんに続く若い世代の工芸家になってくれたらいいなぁ…

九州芸文館での原寸大ダンボール蒸気機関車「C62」初公開は平成29年10月15日まで。
最終日には公開解体が行われ、その後は全国巡回展示に出発する予定だそうです。

あなたの街にも、「段ボールでつくられた本物のC62」がやって来るかも知れませんよ。
さあ、実物を超えた驚異の原寸大ダンボール蒸気機関車「C62 51」に会いに行こう!
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4 コメント

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Unknown (わかまる)
2017-10-12 10:06:53
あまりのリアルさに驚きました。
わかまるさん、こんばんは (天燈茶房亭主mitsuto1976)
2017-10-12 21:59:11
段ボールで作られているとはとても思えないほどの精巧さです。
迫力もすごいので、ぜひ一度実物を見てみて下さい。
ビックリ! (フノヤ)
2017-10-15 09:38:00
段ボールでこんな大きな 複雑なものが
作れるとは驚きです 大変だったでしょうが
やりがいがあったでしょうね
私はかなりの年だから 中学 高校は汽車通学でした
夏場は冷房なし 窓全開 トンネルに入ると煤煙が全身に降りかかる
SLの旅なんて言葉を聞くと「なんじゃそりれ」って感じです

フノヤさん、こんばんは (天燈茶房亭主mitsuto1976)
2017-10-16 23:11:31
実際に本物の図面をそのまま用いて部品を切り出しておられるので、まさに「段ボール製の本物の蒸気機関車」です。すごい技術ですね!
SLはとても良いものですが、動かす乗務員も乗客も負担が大きくてそれなりに覚悟が要るものでもありますね。

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