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毎昼毎夜夢心地

風が語りかけます

2011-04-24 | 日々のぼやき系
長らく食べてみたかったお菓子をお友だちに頂いて、ついに食しました。



うまい!うますぎる!

一口サイズのお饅頭ですが優しい甘さで美味しいです。
ぱくぱくいっちゃいそうな危険さです。
この十万石というのは忍城から来ているのだとも初めて知りました。
石田三成に水攻めにされた(でも失敗した)成田氏の城ですね。「のぼうの城」に描かれた。
実際には十万石になったのは成田氏より後みたいですが。


ところで、私は都内在住ですが、ケーブルテレビのおかげで
アナログ時代にはテレビ埼玉を見ることができました。
それで私の心を長らくわしづかみにしていたのが、テレビ埼玉で流れる
ひとつは「彩果の宝石」というフルーツゼリーのCMと、もうひとつが十万石饅頭のCM。
特にこの十万石饅頭は、もうとっくの昔にCM制作費用も回収してるだろうと
思われるつくりにも関わらず、悠々と流し続けるこの落ち着きっぷりとエコっぷりは
ローカルCMの鏡だと思います。私判断で。
ナレーションが佐藤慶っぽくていいし。

東京にも銘菓は数多くあるはずですが
何故かローカルな銘菓CMを見かけることがあまりない気がします。時間帯によるのかな。
まあ東京のものは雑誌の記事やテレビの番組内で当たり前に全国区で紹介されてますから
あえて局地的なCMを打つ必要はないのかもしれません。
(地方の深夜でよくある静止画だけで出来てるCMとかあまり見ないし)←今では地方でも少ないかもですが
でもなんかもったいないよ。うーむ。
こういう味をご存じない都民って、もったいないわー
とか思ったりします。まったく余計なお世話ですね。
地方の銘菓CMはどこか垢抜けてなかったりするのですが
しょっちゅう流れてますから刷り込みのようにその地域の人は
CMの歌とかフレーズとかを口ずさめるんですよね。

私は福岡ですから

「はかた~のひ~と~よ~」(二鶴堂 )「博多の女(ひと)」
「覚えていますか栗の味」(湖月堂「栗饅頭」
「さえもんめいぶつぶ~らぶら~」(左衛門「博多ぶらぶら」

さすがにもう若い福岡県民は知らないと思いますが
「たまには喧嘩にまけてこい」「ごめーん」(東雲堂「にわかせんぺい」

ザクザク出てきます。
あとチロリアンとかありますね。チロ~リア~ン♪
(福岡県民のために余計な知識を申し上げますと千鳥屋は東京にもあります。
 実は昭和30年代からあるらしいです。ガーン
 そのうち千鳥饅頭は「ひよ子」みたいな「東京にもっていかれた銘菓」になりそうです)

東京で見られるそれ系のCMっていったら
横浜銘菓の「あ~りあけ~のハーバー♪」くらいでしょうか。
最近のCMは今風ですけど。あれは思わず歌ってしまいますね。
ああいうゆるさがいいんですけどね。

何を書いてるのかさっぱりわからなくなってきましたが
リアル十万石饅頭への感動に始まりまして
ローカル銘菓CMはいいよ!というまとまりのない無駄な郷土愛ダダ洩れな話でした。
いや銘菓に関係なくローカルCMはいいと思いますけど。

で、今思い出したけど
大隈カバン店のランドセルのCMでは、やはりウサギがぴょんぴょん跳ねて
最後にバキュン!ってやってるんでしょうか。
あれは天神愛眼グループと同じくらい基本路線が変わらないCMだと思いますが
あのウサギが着ぐるみだった時代、結構怖かったです。目が。

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