
「旧松本染物店」町家再生プロジェクト(金沢市)を見る
金沢市は、歴史ある街並みが多く残っている、美しい地域です。その地域にも、生活スタイルの変化による「解体」が進行している、見た目の価値観の変容も大きい。金沢市は街の景観を守るために、「町家再生プロジェクト」を市民レベルの力を活用しながら進めている。この地域は、そういった素地(文化)もあり、成功実績も多い。最も新しいプロジェクトが「旧松本染物店」の再生ですが、ここは金沢美大(浅野川周辺の町家再生にも関わっている)の協力を得て進められる。昨日は、この「旧松本染物店」に行ってきた。2階のスペースの大部分が染物作業場になっている、藏を軸に迷路のように多くの部屋とつながっている。町家特有の細工がよく残っている、幾つかの急勾配の階段と、生活区域(用途に応じて)ごとの段差が多い。残す価値(要素)は多いが、これからどう使っていくか(当面は展示スペースにと考えているらしい)が難しい。周辺に「玉川図書館」があるので、「学術地域」として整備していくこともいいのかもしれない、武家屋敷コースからの回遊コースとして整備するのもいい、などと余計なことを勝手に思ってみたりする。金沢市には独自の文化があり、若い人もこの息吹の中で育ってきている、期待したいものです。











