
アサド政権が激しい武力弾圧を続けている
【カイロ共同】ロイター通信は6日、シリア反体制派「シリア国民評議会」の情報として、シリア軍が同日、西部ホムスの複数の地区に激しい砲撃を行い、少なくとも50人が死亡したと報じた。ホムスでは反体制派の活動が活発で、アサド政権が激しい武力弾圧を続けている。国民評議会の幹部は、国連安全保障理事会で4日、シリアを非難する決議案が否決されたことを受け、アサド政権が攻撃を拡大しているとの見方を示した。
「アサド政権が激しい武力弾圧を続けている」。「非難決議案」が、ロシアと中国の拒否権行使で否決された結果が、この惨状を招いたとすれば、「国連安全保障理事会」のあり方そのものが問われる。さらに言えば、ロシアと中国の責任が問われる。国民に銃を向ける、このような政権(アサド政権)を支持することの意味を問われて、ロシアと中国はどう答えるのか。「情報」が国の垣根を越えて飛び交う時代に、ひとにぎりの権力者が謳歌できる世界は既にない。「民主化」の波は留まることを知らず、「アサド政権」もほどなく崩壊する。「国連安全保障理事会」のあり方も含め、あらゆる「国際会議」が有効に機能するように、「見直す」時期にきているのかもしれない。











