中川輝光の眼

アトリエから見えてくる情景
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打ち上げ前/日本実験棟「きぼう」の実験室

2008-03-10 | ニュース

宇宙ステーション:5月打ち上げ「きぼう」の実験室公開

報道陣に公開された国際宇宙ステーションに建設される日本実験棟「きぼう」の船内実験室=米フロリダ州のケネディ宇宙センターで2008年3月9日、本紙特約・太田康男撮影
報道陣に公開された国際宇宙ステーションに建設される日本実験棟「きぼう」の船内実験室=米フロリダ州のケネディ宇宙センターで2008年3月9日、本紙特約・太田康男撮影

 【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)永山悦子】5月に米スペースシャトルで打ち上げられる国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の実験室が9日(日本時間10日)、ケネディ宇宙センターで報道陣に公開された。打ち上げ前の最後の公開で、4月上旬にシャトルへ運ぶための容器へ収納される。実験室は直径4.4メートル、長さ11.2メートルの円筒形で、最大4人の飛行士が生命科学や材料の実験に取り組む。海外の報道陣からは保管室や船外実験装置、ロボットアームなど多様な機能を備えるきぼうに「箱庭のような日本らしい実験棟だ」との声が寄せられた。宇宙航空研究開発機構の田中秀孝・JEM(日本実験棟)開発プロジェクトチーム主幹は「打ち上げが近づき、ようやくここまできた」と笑顔を見せた。きぼうは、土井隆雄さん(53)が搭乗する11日打ち上げ予定のスペースシャトル「エンデバー」で運ぶ保管室から建設が始まる。実験室を搭載するシャトルは5月25日打ち上げ予定で日本人宇宙飛行士、星出彰彦さんが搭乗する。



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