みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

12歳の天才

2017-08-13 10:09:36 | 学問
昨日のラジオ番組「久米宏ラジオなんですけど」に、「12歳の少年が書いた量子力学の教科書」の著者、近藤龍一さんがゲスト出演していた。現在は高校一年生。話しっぷりも、容貌(ネット上の画像)も、爽やか!の一語に尽きるような少年である。

この著書を、私はまだ読んでいない。内容についての評価は様々だろうけれど、彼には「天才」という呼称を献上してもいいのだろうと思う。年間3千冊もの読書歴、というから、努力家でもある。母親との相性が良いらしく、家庭では日常的に量子力学等の話をしている、というから、ほほえましい感じもする。

久米宏から「恋愛」について問われたとき、「恋愛には関心がないんです」と応えた彼。「どうして関心がないの?」という問いには、「あれは精神の病いだと思いますので」と応えた彼。

世間一般でも「恋の病い」と言われる。確かに恋愛するものの心情はバランスを欠いていて、「精神の病い」という指摘は的を得ているようにも思う。逆に、病いでもないような恋愛は、似非恋愛と言えるかも知れない。

人は、好むと好まざるに拘わらず、病む者である。病いには病いの真実があるだろう。身体の病いにも、精神の病いにも。病いだから関心がない、という彼の論理?には、強い違和感を覚える。

天才だからといって、幸福とは限らないし、人々を幸福にしてあげられるとも限らない。そもそも、「幸福」の定義は難しい。これからどんな人生を、彼は歩んでいくのだろう・・・
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