蜜蜂と蕾

子育てや保育に関する思いをつれずれなるままに書き綴れば・・・

元気に幼稚園に「いってきま~す」

2015年04月16日 | 日記
4月14日の火曜日、私も出かける用事があってバス停に立っておりました。小学生や中学生の登校時間と同じくらいに、お母さんの自転車運転で幼稚園児を後ろに乗せて、通り過ぎて行く親子もおります。

可愛い制服を着てベレー帽を被る3歳位の女の子は、近くの幼稚園にお母さんと手をつなぎながら、あっちを見たりこっちを見たりお話を楽しみながらの登園の様子でした。

 そばに近づいてお互いに顔を見て「あ!せんせいだ!」と、私も「あら!K子ちゃん幼稚園に行くのね?お早うございます」と言うと、「うん!幼稚園に行くの、お早うございます」とお返事もお上手でした。お母さんも嬉しそうに「お陰様でお利口さんになりました」と嬉しそうに笑顔で話してくれました。

 つい3月までは、子育てひろば「ぴのきお」に親子で通って下さったK子ちゃんです。時折、甘えん坊でお母さんを困らせていたK子ちゃんでしたが、幼稚園に行くと言うお話が出始めてから、本人の心の動きに「わたしは、お姉さんだ」との自覚が育ち始め、「ぴのきお」に通った2月の頃より、周りの子への遊び相手など、「これ貸してあげるよ」と優しさが見られ、利用者の他のお母さん方からも、「もう直ぐ、幼稚園だものね~、お姉さんになったね~」とほめられていました。

 子どもの心の成長には「飛び級はない!」と精神科医の佐々木正美先生は語っておられました。K子ちゃんの心に十分なお母さんの愛情が注がれ、また、小さな集団の「ぴのきお」での遊びを通して身に付けた社会性に、大人たちの優しい言葉かけなどが、K子ちゃんの心の成長の根っこを大きく育ててくれたものと思います。お母さんと周囲の皆さんに感謝ですね。

 幼児期はたくさんのお友達と遊び、社会性・道徳心などを鍛え、誰からも好かれるK子ちゃんで有るように、今の儘の素直なK子ちゃんで成長していかれるようにと願っております。

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