あきる野ライフ

東京都の西に位置する自然豊かなあきる野市から、四季折々の情報を発信していきます。

午年

2013-12-31 13:35:13 | 日記


年賀状に添付する馬を水彩で描いた。手元の辞書には「首、顔が長い」と素直に形容されていたが、描いてみると馬の顔はほんとに長い。目玉はくるりとちょっと出ていて、かわいらしい。タテガミと尾っぽは「風に吹かれて」のイメージ。もうすぐ2014年の午年を迎える。きょろきょろとよそ見しながらゆっくりと、でも走っていきたいと思う。

山本有三記念館

2013-12-29 16:02:12 | 日記


三鷹市の山本有三記念館にスケッチに訪れた。作家の山本有三が昭和36年から11年間住んでいた家で、代表作『路傍の石」や戯曲「米百俵」を執筆した家だ。子どもたちの心の糧になるようにと、自らの蔵書を活用して「ミタカ少国民文庫」も自宅で開いた。



建物は大正末期の本格的な洋風建築で、1994年に三鷹市の文化財に指定されている。建物南側の敷地は有三記念公園として、無料で一般公開されている。公園からはゆっくりとスケッチできた。

もういくつ寝ると、どんど焼き

2013-12-27 17:02:57 | 日記



羽村堰のそばの多摩川の川原に、竹や藁、杉の葉でどんど焼きのやぐらが組みあがった。来年の小正月(1月15日)には、正月の松飾りやしめ縄、書初めなどを地域の人たちが持ち寄って燃やし、残り火で焼いた団子などを食べて無病息災を願う。
多摩川、平井川、秋川などの川原のあちこちに、どんど焼きのやぐらが立って、「もういくつ寝ると」のメロディーが浮かんできた。


路地の街、青梅

2013-12-26 16:38:10 | 日記


青梅街道から南に分かれた延命寺横丁。青梅宿と呼ばれる一帯の商店街、住宅はほとんどすべて路地から路地で結ばれている。昭和の時代からの民家、商店が数多く残されている、いわば青梅市の旧市街地だ。



ちょっと洒落たレンガ造りの理容店、写真館が続く。この先にはかつて映画館があった。途中からJR青梅駅方面に向かう通りには、「昭和の小路」という看板があった。八百屋さん、魚屋さん、蕎麦屋さん、鰻屋さんが軒を連ねている。


柚子の里、沢井

2013-12-24 15:38:06 | 日記


青梅市沢井地区は、柚子畑をもつ農家がいる「柚子の里」だ。集落は日当たりの良い急斜面に広がり、地域を縫うようにJR青梅線の電車が走る。



冬至を過ぎて柚子はいちだんと大きく、黄色から黄金色へと変わっているように見える。ことしは豊作の年なのだろう。あっちの木もこっちの木も、鈴なりの柚子だ。



道ばたで見つけた2対のお地蔵さん。玉砂利の路の壁をくりぬいた祠に仲良くおさまっている。これなら台風がきてもきっと大丈夫だ。