鎮守の杜から
葛木御歳神社神職が、神道についてや、日々感じたことなどを思いつくままに綴った私的なページです。
 



新嘗祭は、穏やかな日和となりました。
予想を超える大盛況で、皆様で良い時間を持てたことを嬉しく思います。

お能、素晴らしかったです!!

たくさんの方がスタッフとして動いて下さり、
大成功に終わったことを、心より感謝申し上げます。

いつもはひなびた静かな神社ですが、70名以上がお集まりでした。
お祭りの直前、思いがけず、犬鳴山の山伏御一行がお越しでした。
お祭りの前にお浄め頂いたようで、お集まりの皆様も物珍しそうに御覧でした。

いつも、お祭り開始の合図に太鼓がないので、拍子木をたたきます。ざわざわしていた境内が、水を打ったように静まり返りました。皆様が心を一つにお祭りに参加して頂けたような心地でした。

お祭りの後、山中能舞台の山中雅志氏の解説で、「葛城」の謡の稽古です。ご参集の皆様と声を出して謡をやってみます。中にはご存じの方もありました。
拝殿には昭和50年代に謡曲を奉納した記念の額があります。その時に謡を習ったという方がいらしていました。「私はあそこに名前が載っているんですよ~昔習ったのを懐かしんで、久しぶりに謡わせて頂きました」という嬉しい声も聞きました。

その後、葛城の女神さまの装束を着ていく様子を見せてただきました。国枝氏がだんだん女神様に変身していかれます。かつらを付けてすっと立たれた瞬間、ああ、女神さまが舞い降りられた~とぶるっときました。

3時を過ぎて少し暮れ始めます。
拝殿のオレンジ色の光の中、オレンジ色の装束が空気に溶け込むような錯覚に陥ります。溶け込みながら、幽玄な空気に包まれます。周囲の空気を巻き込みながら、葛城の女神さまがご降臨遊ばされたのかと見紛う美しさでした。

能独特の間で動かれるその所作一つ一つに震えが来るような感動。。。
神社の拝殿という特別な場所で演じる意味があるなあと感激しました。

普段は目に見えない神様をそこにおわすが如く拝礼をします。この日ばかりは、お姿を現わしてくださったのかと思えました。

神様、お喜びだったことでしょう。
私も満ち足りた気持ちで胸がいっぱいになりました。

次回は薪能をしたいですね~とお話しました。

今回、素晴らしい舞と謡と解説を頂いた、山中雅志さま、国枝良雄さま、川中靖彦さま、そして、この会をコーディネートくださったいずみ苑の泉佳保子さま、NPO法人なにわ文化芸術芸能推進協議会会長で丹陽社社長の岡巌さま、そして、スタッフとしてサポート&フォローしてくださった方々にスペシャルサンクスです^^

良い会ができて良かった。
ご参集の皆様、ありがとうございました。

私は良い写真が撮れてないので、太古さんのページを見てくださいね^^
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kawati/

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