鎮守の杜から
葛木御歳神社神職が、神道についてや、日々感じたことなどを思いつくままに綴った私的なページです。
 



11月23日は新嘗祭でした。
5年前、新嘗祭を復活させました。
新嘗祭は秋の実りへの感謝祭ですので、
感謝の心で何かしたいと思い、祭典のあとコンサートを行いました。
昨年は能楽の会。今年は居合の演武を行いました。

地元の子ども会の和太鼓奉納も恒例行事となりました。

少し寒かったですが、子どもさんの初々しい太鼓演奏に
ご参集のみなさまだけではなく、御歳神社の神さまも
きっと嬉しそうに微笑んでおられたのではないでしょうか。






その後、今回、初めての武道。
神道も道、武道も道。
日本の伝統の中には「道」がたくさんあります。
その精神性を学ぶことは、日本のルーツを辿る事のような気さえします。

実は、御歳神社の崇敬会の会長さまが、今回お越しの居合道錬信会の方なのです。
秘かに早朝の御歳神社に何度か通われたご様子。。。
とても気合の入ったハレの日の演武奉納でした。

このところ、お祭りには雨が降りません。
23日も直前までは雨予報でしたが、雨が降る気がしていませんでした。
皆さまの祈念と神さまもご覧になりたいとお思いだったのか、見事に晴れてくれました。しかも、朝は深い霧が立ち込めて澄んだ空気が境内を満たしていました。

お祭りは良いですね。
今回、ちょっと思うことがありました。

御歳神社は立派な設備も華美な装飾もない静かな神社です。
たくさんの参詣者でにぎわう神社ではなく、静かな佇まいの神社です。
大きなイベントができる資金もないですが、
大切な人々の思いがあります。

たくさんの方がスタッフとしてボランティアで動いてくださいます。
もう慣れたもので、皆さん、打合せも殆どなしにスムーズに事を運んでくださいます。で、無事にお祭りも終わり、撤収、打ち上げ会^^

なんとも楽しいのですよ。
笑顔笑顔で動ける幸せ。

皆の思いの真ん中に御歳神社はあります。
大きな輪ができているのです。
輪はどこまでも広がります。
誰でも加わることができます。
「御歳神社」を合言葉に一つにまとまることができるのです。

それこそが、「神社」というものではないのかなあと思います。
それぞれが、神さまに向き合い、真心で人に向き合い、そこに喜びが生まれます。
その時、その空間は、暖かな光で満ちるのです。

神さまと人、人と人とが繋がることで、神社の心地よい空間が出来上がるのです。
そんな心地よさが御歳神社にはあります。

私はきっとそれを守りたいのですね。
いつもね。いつまでも。。。

一緒に作り上げてくださるたくさんの皆様に感謝です。
そのすべてを御歳の神さまに感謝します。



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
お疲れ様でした (よりすぐり)
2009-11-28 20:15:42
新嘗祭と奉納太鼓と居合が滞りなく行われたこと良かったですね。新嘗祭も5年前に復活されたことも街の方々も嬉しいと思われます。
これも神様が守って下さっているからと思います。これからもお体にご注意なさってお勤めをして下さい。 
  よりすぐり


 
 
 
ありがとうございます (御歳媛)
2009-11-28 21:38:21
早いものでもう12月ですね。
次は歳旦祭に向けて準備です。
 
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