寒い冬がやってきました。
みなさん体調など崩していないですか?
気温が下がると体調を崩したり、けがもしやすくなります。
気を付けましょう!!
今回の担当は、リハビリ科です☆
寒い冬の運動について、お話していきます。
部屋に閉じこもりがちな冬でも定期的に身体を動かすことは大切です。
寒い季節でもしっかりと対策していれば快適に運動ができますよ。
冬に発症しやすい病気のうち、もっとも重大なものとして血管障害(心筋梗塞・脳卒中)があげられます。
寒さで交感神経は緊張し、全身と心臓の血管が収縮し、血圧が高くなりやすくなります。
血圧が高くなれば心臓に負荷がかかり、狭心症や心筋梗塞が誘発される危険性が高くなるのです。
血圧は季節によって変動しますが、特に冬場は血圧が上昇しやすくなります。
寒い冬の運動は、時間の余裕をもって、ウォーミングアップをし、楽しみながらやることが大切です。
歯を食いしばって頑張る、というのはなるべく避けましょう。
激しく力むような運動をするときは、血圧や心拍数が上昇しやすくなります。
また、寒いと膝や肩などの関節も筋肉も硬くなります。いきなり運動すると、捻挫や肉離れを起こしかねません。
ウォーミングアップを十分に行い、いきなり寒い屋外に出ないようにすることが重要となります!!
さらに、空気が乾燥しているのに、夏ほど喉の渇きを感じないため、脱水症の危険もあります。
喉が渇いていないと感じるときでも、運動の前後に水分を補給することが大切です。
積極的に水分を欲することの少ない冬だからこそ、意識的に摂取するよう心がけましょう。
身体のためにも、安全に、楽しく運動し、寒い冬を乗り切りましょう!!
理学療法士 大内