消雪材散布

2017-02-19 06:29:40 | 日記

 

昨日も雨は上がり園地の積雪量は減ったようだ。それでもまだ40cmの積雪で雪解けは遅い春になるようだ。大雪で一面真っ白はサクランボ、ラ・フランスの幼木の園地根本周辺は雪が消えて空間が出来ている。それでもまだ根本の黒い土は見えないが忽ち気温が上がると幼木が温まり雪解けが進み段々中深く空間が出来る。深い空洞の底は寒風除けになり気温は高く雑草に生育がはじまり野鼠の餌で集まって来る。

土中から餌の匂いを嗅いで穴を掘り根っこや青い葉っぱと一緒に幼木の薄い表皮まで食べてしまう。遅い雪解けの年は野鼠被害が多く所どころに土中の根っこが食べられて丸坊主になって倒木している。根っこはそのままでも幼木の表皮が食べられて養液の移動が出来ず枯死してしまう。

雨上がりの翌朝、溶けた雪の表面は凍結して硬雪になって人間が歩いても抜からない。日中の園地は軟らかい積雪で歩くとずぶずぶ抜かり体全体が疲れて来る。凍結した硬雪の上はコンクリートの上を歩くようで全然疲れない。放射冷却の朝は明るい陽射しで無風の状態の空模様。月めくりの暦には赤い字で24節気の雨水書かれている。作業小屋に数年雨に消雪材として購入して置いた焼きもみ殻を思い出す。ビニール袋に入った焼きもみ殻で細かく粉砕した消雪専用の物。

年数は相当経過したのでビニール袋は破れて黒い焼きもみ殻はこぼれ落ちている。いくら早朝は無風の空模様でも時間が経つと風が出て来る。休日の土曜日で農地の要件で来客の予約があり、なかなか来ないので気を揉んで待っている。明るい陽射しは出て来たが風が出て来たのか?庭木の小枝が揺れて来た。

遠方からの来客で途中の道路大雪の影響で遅れてしまってと開口1番お詫びの言葉。淡々と要件を終わして焼きもみ殻を幼木に散布する。まだ硬雪で作業は楽だが弱い風が吹いて来て風上、風下万遍なく散布できなく斑模様。それでも散布出来てほっとする。


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