2月24日(金)寄宿舎で「卒業生を送る会」が行われました。
実行委員の司会進行で卒業生が入場です。入場に合わせて卒業生一人一人の紹介があり,みんな照れたような表情をしていました。
始めに,学校長,寮務主任,寮長からあいさつがありました。それぞれの先生方の感動的な話から,今までの舎生活が思い返されました。
次に「言葉の花束」です。
在舎生が卒業生に思いを伝えた後,卒業生が優しく言葉をかけていくというものです。一人目の在舎生が思わず,卒業生の近くに歩み寄って話すというほほえましい光景から始まりました。
誰からともなく拍手が巻き起こりました。
今まで一緒に生活してきた友達との楽しかったおしゃべりや部屋会,悩みを相談したこと,言われてうれしかった言葉などたくさんのエピソードがあり,いろいろなことが思い出されたのでしょう…感極まって号泣する舎生もいました。それを見て,周りもまた涙…ほっこり春色の花束となりました。
次は「記念品贈呈」です。
記念品は,一人一人からの心のこもったメッセージが書かれた色紙でした。(後で記念写真を貼り付けます。)
みんなうれしそうですね。
卒業生からのあいさつです。
先ほどの涙をふき,寄宿舎で洗濯物干しや洗濯たたみができるようになったこと,部屋会やお楽しみ会,寮祭,年忘れ会などたくさんの楽しかった行事の思い出,周りの人たちへの感謝の気持ちなど自分の思いをしっかりと伝えることができました。
実行委員長のあいさつもすばらしいものでした。あまりにすばらしかったので,みなさんにも少しご紹介したいと思います。
「…私は『卒業』というのは,今までの頑張りを認め,次のステージに向かって歩み出すチャンスなのだと思います。…寄宿舎でたくさんのことを学んだみなさんは,『経験』という翼をもったのです。これから先,つらいことがあっても,その翼を大きく広げて羽ばたいていってください。…」
卒業生たちも,勇気がわいたことでしょう。
最後に,懐かしい映像を見ながら,寮祭での思い出の曲「パーフェクトヒューマン」に合わせてみんなで踊りました。
笑いあり,涙あり,今年度もとても感動的な「送る会」になりました。卒業してもこの日の感謝の気持ちと感動を忘れずに,勇気をもって羽ばたいてもらいたいと思います。次回は,「卒業生に対するマナーアップ講座」についてお伝えします。