ああ、そういえば

主にひとのブログを見ていて思いついたことを書き記してみるつもりでした

中国の著作権

2010-03-30 01:04:05 | Weblog
そういえばなにやら中国の海賊版対策として、日中で協力体制をしくことにしたらしい。
中国政府いわく、著作権保護の新たな歴史のページを開いたとのことだ。
うーん、まだページを開いてもいなかったのかとちょっと落胆。
とはいえ、前向きに動こうとしているのはうれしいところ。

ただ偏見かもしれないけれども、中国では悪いことをしているという意識ではなく共有を美徳とする文化のような気がするから、知的財産の生産で生計をたてる権利という概念を理解浸透させるのはかなり困難なことじゃないだろうか。

文化意識の問題となると、たぶん世代が入れ替わらないと改善しないと思う。となるとあとは新しい世代にどう教育していくかだな。
その点で中国はたしか年功序列というか一族の親の意見重視だと思ったから、外からの教育より各家庭の伝統価値を重視してうまくいかないような気がする。

今回の協力体制は自動更新の5年契約でどちらかが延長しないと表明しない限り続く予定らしい。
どこぞの国の前政権みたいに、これは我が国の文化意識を否定するものであるとかいって決裂したりしなきゃいいけど。

中国が情報鎖国に向かわないことを願おう。

米:青, 中:黄, 西:緑, 仏:白, 英:黒, 日:桃

2010-03-26 00:04:32 | Weblog
そういえば、ダーリンは外国人が映画化されるとほんの一週間前に知った。
それも実写だそうだ。
このマンガは一時期、通勤電車のドア上テレビ(あれ何ていうんだ?)で連載していたんで、毎週楽しみにしていた。

で、宣伝画像を見た印象としては、トニーはわりとイメージどおりっぽい感じだったけど女性側(さおりさんだっけ?)がなんか美人すぎない?
まあマンガの絵でしか顔つきを知らないわけだけど、もうちょっと砕かれた、じゃなかったくだけたひとのイメージだったから、上品そうな顔立ちにちょっとギャップ。
世の中的には、映像化するなら美形みたいな風潮があるのかな。

それにしても映画ってクライマックスがないと作りにくい気がするんだけど、ほのぼの4コママンガでそんなネタあるのかな。
それとも4コマからだけじゃなくて映画のためのエピソードとか入れるのかも?

話はかわって、先日「日本人の知らない日本語」というマンガを衝動買いした。
ふらっと立ち寄った書店で2巻がバラ積みされてて、パラパラめくったら面白かったんで1巻とセットで購入。
うーん、以前理系クンを買ったときの流れに似てるなあ。

この本は外国人向けに日本語を教える先生の立場で書かれているんだけれども、日本語の由来の雑学や外国人から見た日本語の印象がうまく面白く描かれている。
「しゃもじ」は室町時代のギャル語だとか、英語を元にしたカタカナ外来語は米国人にも難しいとか。

思えばひらがなだって、ほんの数百年前までは女・子供の使う文字で公の場で使うのはふさわしくないもの、ってそれもろギャル文字だよな。

ちょっと話がずれるけれどもカタカナ英語で
メニュー、レコードとか、コンピューター用語にすると一般の言葉と同じ単語なのにアクセントが微妙に違う。なんか、用語だと2文字にアクセントがきてそれ以降あがりっぱなしみたいな発音をする。
そのくせ、プルダウンメニューだとかカレントレコードみたいに前置きがつくと通常と同じアクセントに戻ったり。
日本語では修飾された名詞は1文字目だけにアクセントをつけるとかのルールがあるのかな。電車と通勤電車みたいに。

脱線ついでにこの本ではないけれど、シュークリームを例に挙げて英語圏で通用しない和製英語が紹介されていたのを目にしたことがあった。
英語ではシュー=靴なので靴墨の意味になってしまうそう(...というのもガセらしい)
実はこの言葉の由来はフランス語なんだとか。
ちょっとまって、それそもそも和製「英語」じゃないじゃん。
いまでこそ日本でよく目にするアルファベット外国語は英語ばかりだけど由来が英語以外の場合まで和製英語って…
(ちなみにWikipediaでは和製外来語と紹介されていた)

まあこの本読んでみて、今度「こちらパスタになります」って言われたら「どのくらいでパスタになりますか?」と聞いてみようかという気になった。

まあ言葉なんて生き物なんだからといいつつ、自分が長年育ててきた感覚に反するとやっぱり違和感は沸くもの。
ある程度は容認しないと http://japanese.about.com/blpod050801.htm

Robo-One

2010-03-21 22:54:51 | Weblog
そういえばこの土日は川崎でRobo-One大会をやっていた。
これまで第2回や4回を見に行ったり時には花やしきに訪れたり飛騨高山は遠いのであきらめたりしてきた。
そうちょくちょく開催日のチェックもしていないので、気づいたら先週開催してたなんてこともあった。

そんなRobo-Oneも、気づいたらもう第17回だそうだ。
いつのまにFFの番号まで追い抜いてしまっていたんだ。
一時期はTVのバラエティー番組に関連企画が取り込まれたりして、ああこれでマスコミに食い散らかされて廃れていくのかなどと憂慮したりもしたけれども、ちゃんと脈々と続いていたらしい。

さてそんな第17回、初日は初の「Light」戦ということでメーカー製の機体をメインにしたエントリー規定だったようなんだけれども、見ていてなんとなく違和感を感じた。

個人的に生産系おたくはあこがれるが消費系おたくはあまり好きになれないのだけれども、この試合がどうも後者のように感じられたからだと思う。
市販ロボットにどういう機体やモーションがあるのか把握できてないので、各機にそれぞれのどういうオリジナリティがあるのか分からなかったというのもあるかもしれない。
もちろん操作の練度や戦術など生産の要素はあるのだけれども、操作方法だけでオリジナリティを出せるほどの自由度ははっきりいって今の市販機にはまだない。

まあ、間口を広げるという意義はあったと思うし、子供操縦の参加者も多く勝ち残っていたので参加者を増やすという意味では十分に意義があると思う。

ところでどうも全体的に、立っているときや歩いてるときは安定していても歩くのを終えるところやちょっとこづかれただけで倒れてしまうのはあいかわらずというのを感じた。

サーボなどを使って関節の角度を制御するのはできていても、機体全体の姿勢制御ができていないようだ。
くだけていうと、特定の固定ポーズや設定済みのモーションをきめるのはできていても、体の傾きや移動速度などに応じたバランスどりができているのは見当たらなかった。
人間の場合、急に前に倒れそうになれば前に足を踏み出して対応したりするけれども、固定モーションを選択していくだけの機体ではそういう対応ができないのだ。
動歩行をしているといっても、倒立振子のような制御はしていないらしい。

まあ逆にいうと、そんなところが気になって求めてしまうくらい動きや故障率の低さが向上しているともいえるんだと思う。

まあそんな固いことはともかく、優勝から3位までの表彰の他に各企業の特別賞がなかなかおもしろかった。
特にその賞品がサーボモーターとかジャイロセンサーとかマニアックで、しかもものによってはパーツむきだしで手渡しとかあって、ああいまでも手作りの大会なんだなあと実感したりした。

萌え日経

2010-03-20 00:17:08 | Weblog
そういえば、日経サイトの「萌えるアキバが日本を変える」の連載が最終回を迎えてしまった。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/morinaga.cfm

この特集では、少子化対策としてオタクに恋愛教育を進めるべきとかむしろ本来なら政府が積極支援すべき事業だとか、けっこう面白い話が多くて楽しみにしていたのだけれども、連載が終わってしまうとは残念だ。

このひと自身、とある場面に出てきた
> 「ワタシはアナタの人形じゃない」赤い瞳の少女(3人目)
という文章に対してもちろんこれは、綾波レイが発した有名なセリフとか言っちゃうくらい のめり込んでいるひとのようで、そっちに明るいひとがそういう視点で経済のことを考えているのが面白かった。
とはいえ、どうもこのひとの視点はちょっと偏っているようにも感じたものだった。
特にメイド系にこだわり、2次元と3次元のかけはしを求めているようだ。

まあ、オタク文化と実経済との接点のひとつとしては重要なのだけれども、オタクとひとくくりにされる人種の多様性とその思考について理解できているのかなーとちょっと疑問に感じたりもした。

まあ、ひとりの人物がそんな分野の全般を掌握していることが必須だとは思わないし、そもそも不可能なことだと思う。
そういう意味では、こういう方面の観点での主張をいろいろなひとから聞いてみたいなあと望んでみたりして。

まぐろがち

2010-03-18 23:57:57 | Weblog
そういえば、なにやら猶予期間付きで禁止する案が否決されたらしい。
うーん、やっぱり...いやあれ? 禁止が否決?
てことは輸入OK?

発展途上国などが反発した結果、投票で3分の2以上の賛成を得られなかったとのことだけど、どゆこと? 日本は恩を売られたの?
それとも輸入で生計を立てていた国が反対したの?

茨城のゆくえ

2010-03-17 23:50:28 | Weblog
そういえば、なにやら地元茨城がなにやら危険なアイテムを手に入れたようだ。
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001003170001

全国21都市がエントリーした中、コミケの地方開催地の座を勝ち取っていたらしい。
うーん、冒頭で地元とか書いたけど実際の地元は同じ茨城でも県南の土浦で、その土浦からは県庁の水戸に出るくらいの距離移動すれば都内に着いちゃうから、あんまり水戸はよく知らないんだよなあ。

都心からは微妙に遠くて、かといって北日本から来るには東京とさほど変わらない(しかも新幹線とかない)
という水戸にどのくらい集客力がでるか、ちょっと疑問だなー。
(ちなみに一部では有名だけれども茨城県には新幹線の線路はかすめているけれども駅はない)

茨城といえば、最近の話題はやっぱり茨城空港かな。
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001003150001
って、どうなっちゃってるんだこの県は。

思うんだけれど萌え系による人気って、話題性はよくて半年くらいしかもたないんじゃないだろうか。
例外的な成功例の鷲宮は、その地を背景にした話があるから成功しているんだし、そもそもいまでも人気は続いているんだろうか。
そもそもこの水戸コミケって今後毎年つづけるのかな。
年に数日のイベントだったら、年1日(10月)の土浦花火ももっとメジャーになってほしい...
ってそっちはもうキャパないかも。

(追記)未確認情報によると、どうやら単に5年に一度の「コミケットスペシャル」というものの今回開催地が水戸になっただけらしい。
それはさておき、水戸といえば納豆とはいえこの図柄はないんじゃないのかい?

まぐろーだー

2010-03-16 23:37:46 | Weblog
そういえばなにやら欧米からまぐろ輸出禁止の声があがっていて、反対しているのは日本くらいなんだとか。
なんでも地中海近辺ではすでに絶滅危惧あつかいらしい。
詳しくは調べてないけれども、おそらくちゃんとした調査をしたうえでの判断なのだろう。
まあそれならしょうがないという気もする。
またかわいそうだからとかいう理由だったら同意しかねるけれど。

しかし、それで困るのは日本くらいなのかな。魚と大豆は日本の食卓の泣きどころだからなあ。

ところでその話題に上がっているマグロはクロマグロとかいうもので、一般食品流通にはそれほど大きな影響はないという声もある。
食材にはうといのでよく分からないけれども、どうやらマグロの中でも高級食材に分類されるものなのかな?
グルメさんの嗜好回路は想像でしか分からないけれど、そういうものを求めるひとは手に入らなくなったからといって廉価品に走ったりせずに別の料理に移るだろうから、うちらがふだん口にしているものが品薄になったりする心配はしなくていいのかもしれない。

ところでたしか、今回禁止しようというのは輸出。
ということは現地では捕り放題?
それまでそれで生計をたてていた現地の漁師さんたちがいきなり漁獲量を下げれるはずもないと思うのだけれど…

整備工場見学

2010-03-15 00:13:17 | Weblog
そういえば、昨日友達に誘われてJALの整備工場見学に行ってきた。

http://news.livedoor.com/topics/detail/4649159/

…おっとURLまちがえた。こっちか。
http://www.jal.co.jp/kengaku/application/personal.html

いや、整備場でけー。
あのおっきいジャンボ機が小さく収まって見えるよ。

90分コースなので、ここにあるような救命胴衣体験みたいなのはなく整備場をみてまわるだけだったけれども十分たのしい。
こんな間近で飛行機見る機会あまりないしね。

整備ということで色々部品を解体してチェックしているらしいんだけれども、ちょっと印象に残ったのはトイレの便器までも外してあったこと。
安全に関することは細かく整備する義務があるとは思うけど、快適に対するこだわりは経営状態とも相談した方がいいんじゃないだろうか。
もちろん快適さをないがしろにしていいとはいわないし、それを取り去ってJALの魅力がどのくらい残るのかもよく分からないし、
燃料費や安全維持費とかと比べてどのくらい負担がかかってるものなのか分からないんで、無駄なことにお金をかけているとまでいう気はないけれども、
手間(工数)と効果とのバランスは利用客・利用候補客の感覚とマッチしたものになっているのかなーとちょっと疑問に思ってみたり。

こども手当て

2010-03-12 23:58:34 | Weblog
そういえば詳しくは見てないのだけれど、なにやら子供のいる家庭に補助金を出すのだとか。
それを知った最初の印象は、またバラマキかよ というものだった。

いや、子供のいる家庭を優遇するというのは正しいと思う。日本の将来に対する投資だ。
ただ、方法が気にいらない。

一律の金額で渡すということは、その用途は各家庭に任せるということだ。
自主性を尊重といえば聞こえはいいけれども、それって子供の成長に役立つことに使われる保証はないし、もっというと子供のために使われるのかさえあやしい。
それより、子供がいることによる具体的な負担を軽減してあげることが社会を方向づける政府の役割だと思うのだけれど、違うのだろうか。

例えば保育園や幼稚園に補助して利用者に請求する額を減らさせる、
参考書とかの教育書籍が割安になるように補助する、
従業員に育児休暇をとらせた企業に補助する(戻りにくくなくなるように期間に応じてだんだん減額していく)、
親や公的機関にしかつながらないなど子供にしか使いにくいようなホットライン携帯電話を格安で支給する。
子供のいない身にもこれくらいは思いつく。
実際に子供のいる負担を感じている家庭や産むかどうか迷っている家庭にききとりをすればいろいろ具体的な軽減手段は出てくるはずだ。

そもそも免税などの措置でなく補助金の支給というかたちをとっているのも気にくわない。
なぜにいったん税金として徴収したうえで配布するのだろう。
社会のしくみで負担が軽くなるのではなく、負担がかかったままで自分らが補助することで、ありがたい印象をおしつけようという魂胆があるのでは?などと勘ぐってしまう。

ってなんか最近批判ばっかりしてる気が…

反対の参政のはんたいなぁのだあ

2010-03-08 00:45:59 | Weblog
ここのところ、在日外国人の参政権やら朝鮮学校の無償化やらが目に留まった。
いきなり2つを書き下ろすことはできないので、まずは参政権の方を考えてみることにする。

賛成意見と反対意見をざっと眺めると、反対は具体的な心配要因をあげて危惧しているのに大して、賛成側はもっと大きなくくりで平等ではないとか、ルールの国語的解釈を持ち出してそんなのはおかしいと言っている意見ばかりが目についた。
それでは、問題がないと思っているのではなく問題があると思ってないというだけの、問題が思いつかないから問題ないという主張ととられてしまうと思うのだけれど、反対派が挙げている心配事項についてはどう考えているのだろう。

ただ思うに、選挙権に関していえばその国での日本人の参政率に応じて一票の重みに補正をかけたうえで選挙権を認めてみてはどうだろうか。
例えばWikipediaによればだけれども、韓国において2006年時点で選挙権をもっている在韓日本人は51人ほどだという。韓国の人口が4800万人ということなのでその比率はおよそ1/1,000,000ほどだ。
(考え方によっては人口ではなく有権者に対する比率にした方がいいのかもしれないけれども、ここでは考え方の例として単純に人口をあてはめてみた)
なので、地方にしろ国にしろ総人口の1/1,000,000ほどの影響力(実質票数)くらいは認めてもいい気がするし、逆にそれ以上を求められるいわれはないんじゃないかと思う。
って、実際に数字を求めてみたらほぼ茶番のような割合になっちゃった。

この方式の場合、外国人がどれだけ大挙しようとその合計の実質票数が変わらないというしかけだ。上の例では、日本人の人口を1億人とすると、在日韓国人全員の票数の合計が1億の1/1,000,000で100票と固定になる。おなじように人口10万人の地方なら、合計票数は1/10票だ。
それを調整するために、仮に投票権を与える在日韓国人が50万人ならその投票はひとりあたり1/5,000票ということになる。
これを増やしたいなら、出身国での日本人の参政権を増やす必要があるということだ。
それが増やせないなら、いろんな意味で日本国内でのその外国人の選挙権を広げる意義がないととらえていいだろうという考えだ。
なにしろ、その対象の人は日本人になったのではなくまだ出身国の人間のままで日本の行政に干渉したいというくらいなのだから、
出身国に自国の制度改善を訴えかける権利や気力はもちあわせていることだろう。

まあ細かく言うと、帰化するための労力に違いがあるだろうから永住外国人とその国から帰化したひととを合わせたほうがいいとか色々調整事項はあるとは思うけれども。

ただ、なぜ彼らはわざわざ日本に来ておいて、日本の方式が気に入らないと主張するのかは理解できない。
自分と合ってないと感じたら他に移ればいいのに。日本は移って来た場所なのだから。

さいしょは帰化って結婚や養子とかで本人の努力だけではどうにもならないものなのかと思っていたので難しい問題だと思っていたのだけれど、どうやらそうでもないようだし…

ちなみにどこかの政党が外国人参政権を認めようとすれば、それで利益が得られる人から票数が稼げることが見込めることから賛成しようとしているという意見もあるようだ。
個人的にはそんなことはどうでもいい。理にかなっているかどうかが判断基準だ。