一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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無垢フローリングの張り方

2009年07月02日 20時18分30秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲大工さんが無垢フローリングを張っています。 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。




いきなり、クイズです!



▲この色とりどりのテープは、一体何でしょう?
何のために使っているのでしょうか?





ミタス一級建築士事務所では床材は、いつも無垢材を使用します。

直接身体の足が接する部分です。
身体に悪い合板フローリングは、使用しません。

シックハウス対応の合板フローリングを使うのが当たり前ですが、
これは身体の健康には良くありません。
これで床暖房などを使用したら、最悪ですから注意してください。

しかし日本のほとんどのハウスメーカーで標準品は合板フローリングですね。
住む人の立場で設計していませんから。

このように
合板フローリングしか張ったことのない大工さんが多いので、
無垢フローリングの張り方を毎回ミタス一級建築士事務所では、
大工さんに直接教えています。

以前と同じ大工さんでも教えなければなりません。


今回の現場では、
ミタス一級建築士事務所が教える方法のひとつを
ある方法を使ってクリアーしていましたので、

紹介します。



上記の写真は、アクリルの硬いテープで厚みがあります。
色が違うのは、それぞれ少しづつ厚みが違うのでしょう。

これで、1本1本のフローリングに隙間を空けるのです。


合板フローリングに慣れているので、
必ず「ガンガン」叩いて隙間なく張ってしまう習慣が大工さんについています。

そのため、「ハガキ1枚程度の隙間を空けて張っていってね。」

と事前に教えても、なかなか言う通りにしてくれないのです。


この工事業者は面倒でも、テープを使うことで、これをクリアーしています。
これなら多少叩いても、必然的に隙間が空きます。


普段は、このテープ無しで行ってもらっていますが、
珍しい方法なので紹介しておきましょう。


他にも注意事項があります。
もうひとつ紹介しますと




▲見にくいですが、壁との間に石膏ボードの厚み分くらいの隙間を空けています。




写真のように、壁の構造体(柱、間柱、スタッドなど)との間に1センチ程度の
隙間を空けてもらいます。

これも、事前に指導してもなかなかできていない大工さんがほとんどですので、

必ず確認をして、場合によっては削ってもらうこともあります。


こういった張り方をしないと、梅雨時や夏の湿気の多いときに
無垢材のソリが大きくなりがせり上がってきます。

多少の伸び縮みは必ずありますし、それが無垢材の良さだと思って頂かなければ
なりませんが、最小限にするために、このような方法を取るのです。

面倒ですが、こういった手間の積み重ねが
少しでも良い家を造るために必要なことなのです。



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