一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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横浜市の木造住宅耐震診断士

2007年07月31日 16時48分56秒 | 住宅リフォーム・耐震
みんさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

先日の日曜、2007年7月29日は、横浜市の木造住宅耐震診断士の試験でした。

私だけでなくスタッフにも受験してもらいました。こういう制度には、ボランティアのつもりで協力しています。我々の知識を還元することで、社会貢献できればと考えています。他にも、介護関係の改修で現場へ行ってアドバイスを行うもの、住宅相談、建築紛争調停委員、設計監理委員などもその一環としてミタス一級建築士事務所では行っています。


今までもこの制度はあったのですが、2007年9月から内容が変わります。

耐震診断の方法として、全国的にメジャーなものには大まかに

・簡易耐震診断
・一般耐震診断
・精密耐震診断

の3通りの診断方法が確立しているとお考え下さい。

他にも独自の診断方法を行っているケースは、もちろんあります。

今までは、簡易耐震診断という方法で古い住宅の場合は耐震診断を横浜市が負担し、皆さんには無料で行っていました。9月からは、一般耐震診断という方法で、パソコンを使ってもう少し詳しく調べることになりました。

これは目視検査による診断で、もしこれで耐震補強が必要となれば、次に精密診断を行って耐震設計が正しいものかどうかも確認した方が良いのです。

精密診断では、少なくとも床下や天井裏を観ることが必要で、場合によっては剥がしてみないと不明という場合もあります。ですから、まず一般診断でそこまで必要かどうかを確認するのです。


今後も古い家(昭和56年6月以前に着工が目安)は、横浜市が調査費用を負担してくれます。


横浜市 まちづくり調整局 木造住宅耐震診断士


この試験では550人くらいの専門家が受験しましたが、150人くらいが合格予定とのことです。

調査をして、パソコンソフトに入力して計算して結果を求めるのですが、コンピューターは、入力を変えると答えが変わります。そのため、正しく内容を理解しているか、手計算でも計算できる能力があるかなどが試験で問われました。


耐震診断に関しては、まだまだ紛らわしい怪しげな民間業者、公的な機関や認定されているかのように間違えさせる名前や説明が付いた業者も多いので、注意です。

それらの業者もコンピューターを使っていることはありますが、結局、金額ばかり高い金物での補強工事が必要な結果が出ているというケースは、注意です。

といっても皆さんには、わかりにくいと思いますから、耐震診断や補強工事に関しては、ある特定のお業者の言うことを信じてすぐ決めることはやめて、他の建築士に確認してからの方が良いでしょう。





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