三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

全国最安値の知事給与???

2011年06月28日 13時44分07秒 | 社会、政治、三重県、議員
 今日で「第2回定例会」が終わった。新しい議会構成の下、新知事を迎えての議会であったが、さほど盛り上がりもないまま、千秋楽を迎えた。しかしそれでもいくつかの大事なことが決まった。
 その一つが「第三者による報酬等の調査機関」の設置である。昨年来、議論を重ねてきたがナカナカ合意に至らず、仮死状態となっていたが、この度、ようやく日の目を見た。
 今回の決着への議論を聞いていると、知事報酬減額効果があったとは言え、昨年の反対論が一体、何だったんだろうと思ってしまうが、いずれにしても設置されたのは結構なことである。
 ぜひこの第三者機関で三重県議会議員としての職責を遂行する対価としての「議員報酬」の適正額をキチッとした根拠を基に算出いただきたいものである。当然のことながら、ここで出された答申は最大限、尊重されなければならないし、その覚悟がなければ第三者機関を設けるなどと言うことをするべきではないと思う。
 しかし同時に今回のことで分かったことは「知事給与」も何の根拠もなく決められていると言うことである。
 鈴木知事は自分が全国で最年少であることや行政経験もない初心者であるが故に知事給与全国最低にした旨の説明をしているが、常識的に考えても「給与額」が年齢や経験の多寡で決定されるはずもなく、単なる選挙に勝ち抜くためのパフォーマンスとその公約を実行したとの範囲を出ていないのは確かである。
 今までの「知事給与」は知事等特別職の「報酬等審議会」での有識者の方々からの答申を基に決められてきたが、そこでの議論の中心は財政規模や人口規模あるいは近隣府県との比較の中で全国中程度の「三重県」の知事給与はこれくらいが適切であろうと判断されてきたのが実情である。
 つまり「相対的」にこれくらいなら適切であろうと決めてきたのである。「全国最低」も結局は全国比較の中で相対的に一番安い金額に決定をしているだけで、「三重県知事」としての職責を遂行する対価としていくらが適切であるかの議論がまったく抜け落ちているのは寂しい限りである。
 このような議論をシッカリとした上で「絶対額」としての知事給与を考えていかないと、地方選挙に蔓延している「熱病」のようなポピュリズムと相対的比較論のコラボレーションで決まっていく流れを認めることになり、ひいては政治の劣化は避けられないものになってしまうのではないか。・・・ほんとうにそれなりに心配しています。
 でも真剣に「鈴木知事」としての「適正給与」をはじき出すと今回の「給与」でも多すぎる!なんてことになったりして???・・・それとも???
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ほめるとすれば???

2011年06月24日 15時22分45秒 | 社会、政治、三重県、議員
 新知事就任以来、どちらかと言えば少し辛口に、もっとストレートに言えば多少皮肉っぽく「知事像」を皆様にご紹介をばしてまいりましたが、このあたりで知事のいいところ?・・・これはぜひ県民の皆様に知っていただきたいと私流に考える素顔の一端をご報告申し上げたいと思います。
 まず明るい!・・・これは掛け値なしに明るい!!余りの明るさにコチラが思わず怯んでしまうほど明るい。ただ単に意味もなく明るいだけでは、何か性格に問題があると思われる向きが居られうかもしれませんが、そんな詮索を受け付けないほど明るい。
 次にハキハキとしゃべる。日常の会話でも本会議や委員会の答弁でも、本当にハキハキと明瞭にしゃべる。答弁書の読み方も大きな声でよく分かるように読み上げる。おそらく小学校から国語の「読み方」だけは「5」の評価。これはおそらく間違いがないと思う。
 それに「頭」がいい。とりわけ「記憶力」が抜群である。ビックリしたのは予決委での総括質疑。建前としては事前通告なしのガチンコ勝負!となってはいるが、その実、企画員が「何を質問するの?」と聞き歩き、ほとんど質問内容は筒抜け状態ではあるが、それでも答弁書なしの知事答弁はさすがの私もこれには脱帽!部局長も刺激を受けて答弁書を持ってウロウロ。今まで通り読む者、知事の真似をして読まない者・・・少し混乱気味ではあるが、委員会質疑が面白くなったことだけは間違いがない。
 特に数字に強い。委員会が終わればすぐに忘れてしまうとは思うが、知事答弁でトウトウと数字を並べる。そんなもの覚えている者などはいないので、多少違っていても誰も指摘できないのはしょうがないとしても、なんせ数字を並べる。
 知事サイドの人に「どうやって数字を覚えるの?」と聞くと「知事はマーカーでスゥ〜と線を引くと覚えてしまうんです」「私らは『マーカー読み取り機』と陰で呼んでいるんですよ」と教えてくれた。
 「マーカー読み取り機」か?人それぞれ色んな才能をお持ちであるが、「マーカー読み取り機」などという「人間サイボーグ」的才能はトンと聞いたことがない。まさに恐るべき相手である。
 来るべき9会議で、こんな有能?な知事を相手にどう攻めるかを、日夜真剣にビール飲みのみ考えているのであるが、まともに正面から攻撃しても難攻不落だとの意見もあり、「奇襲攻撃」とか「だまし討ち」とか敵が予想していない戦略・戦術をひそかに検討している。「卑怯」「汚い」などと言う罵詈雑言をものともせず、いかにして敵を倒すかだけをひたすら考えている。
 9月「代表質問」は一切、格調などかなぐり捨てて、恥も外聞も放り投げて、エゲツナク、ひつこく、70分一本勝負!!乞うご期待!!
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大山鳴動して???

2011年06月23日 15時47分04秒 | 社会、政治、三重県、議員
 6月会議もいよいよ終盤。たいした波乱もなく28日の採決を迎えようとしているが!・・・が!である。何が「が!」であるかと申し上げると、この4月からの「すべてをゼロベースで」「一切の聖域なく」見直す!!とのアノ大騒ぎは何だったのであろうか?・・・このことがまさに「が!」なのである。
 先日の予算・決算常任委総括質疑で日沖議員が独特の丁寧と言うか慇懃と言うか思いっきり副詞、形容詞を目一杯つけて「ゼロベース」とか「聖域」などと余り言わないほうがいいのではと知事に注文をつけていた光景を思い出す。
 彼はそんな大仰な言葉を羅列するより、黙って静かに粛々とやればいいのではないか、要は実行が大切だ!と主張したのだ。
 そこで改めてこの3ヶ月を振り返ってみると、まず知事就任早々2日目、「伊勢新聞政経懇話会」でその成果が見えにくいと議会筋では評判がよくない「美し国おこし・三重」を知事自らがゴーサイン。
 県民注視の「新県立博物館」はスッタモンダのあげく「建設続行」。県立病院改革は既定路線通り。水力発電所の民間譲渡は1ヶ月程度の遅れでこれまた予定通り。
 何をどう検証、検討してこんな結果になったのかはよく分かりませんが、「何かが変わる!!」と言うことに期待をばして1っ票を投じた人たちはどう思っているのでしょうか?別に私は無理に変えなくってもとは考えていますが、イツカどこかでこの経緯については博物館だけではなく、ご説明をお願いをしなければならないとも思っています。
 しかも毎日やられている「ぶら下がり」や「定例会見」でも一向にお話がないのはどうしたことでしょう。
 「ゼロベース」も「聖域」にも関係のない「知事報酬」と「管理職給与」のカットだけでは甚だ「説明責任」が果たせていないのではと、他人事ではありますがついつい考え込んでしまいます。
 それでも知事肝いりの「行財政改革」や「県政ビジョン」の素案が9月会議には提示されるとのこと。そんなものに「先導・変革」でも期待をすべきなのでしょうか?それとも???
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博物館は普天間か???

2011年06月16日 15時44分53秒 | 社会、政治、三重県、議員
 県議会6月会議は3日に新知事の所信表明、提案説明、全協での博物館建設続行宣言などで幕が開き、代表質問、一般質問そして今日は委員会と、順調と言うか大きな波乱もなく淡々と進んでいる。
 私自身も一般質問最終日のトリで質問をさせていただいたが、少し格調高くやりすぎたせいか、余り盛り上がりがないまま終わってしまい、反省をばいたしております。
 しかしまあ、「英敬ブログ」「政策集」「所信表明」知事大好きな「記者会見」などなど提供されている情報、材料はたくさんありますので、夏休みにジックリ時間をかけて精査、分析をし、9月会議に臨みたいと思います。
 その中でも特に知事の重荷と言うか野呂前知事流に言えば「負の遺産」になりそうなのが、「新県立博物館」。なまじ7つの前提条件をつけて「建設続行」を発表したがために、この条件克服がおそらく新知事の肩にズッシリとのしかかっているのでは?とかってに考えています。
 委員会で7つの前提条件の中でも特に難しそうな「現博物館を県負担なしに解決する」について「何か具体の解決策をお持ちか」と質問したら、どうもこれから検討するようで、この先一体どうなるのか、チョッと本当にチョッとだけですが心配をしております。
 なんせ「建設続行の前提条件」ですから、遅くとも9月会議中には「7つの条件はこんな方向で克服します」ぐらいのことを報告しないと、鳩山前首相の「普天間は最低でも県外」発言と同じになってしまいます。
 鳩山さんが自信たっぷりに「国外、県外」を言われていた時は、きっと鳩山さんは我々の知らない想像も出来ない解決策をお持ちだと信じていたが、結局、ナンにもお持ちでなかったことが判明し、その責任をとって総理を辞任された。
 約束通りの解決策がなければ、知事を辞任しなさいなどと野暮なことを言う気持ちは毛頭ありませんが、そうは言うものの公の場での約束ですので、綸言汗の如しとも言いますので、どうかこの夏、365日休まないなどと言わず、奥さんとどこか涼しいところでも行かれて名案をお考えていただきたいと思います。
 リーダーシップとは「決断と先見性」と仰る知事のことですから、きっと9月にはアッと驚く解決策をお示しいただけるものと大いに期待をいたしておりますが・・・名案がなければ一体全体どうなるのでしょうか???
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漂流する新県立博物館???

2011年06月01日 14時32分56秒 | 社会、政治、三重県、議員
 「新県立博物館」の見直し議論の行く先がナカナカ見えてこない。新知事がゼロベースで見直し、検証とぶち上げてから2ヶ月近く経つが、一向にどこに落ち着くのか?何処へ向かっていくのか?担当部長や総括室長でも分からないらしい。
 新知事が前知事の時代に決定されたことや推進してきたことを見直されるのは勝手であるし、ある意味では当然であるが、未だ「議会」の声に耳を貸さないのはどうしたことか?
 3年前、前野呂知事が「新しい博物館を造りたい!」と議会に具体的に提案して以来、議会は知事サイドの「博物館構想」について議論をするだけではなく、議会独自の「博物館構想」を作ろうと政策討論会議で議論をしたり、博物館建設による中長期の県財政への影響を調査するため、議会の調査機関である有識者による「財政問題調査会」に諮問したりと様々な角度から「博物館問題」を検討、調査をしてきた。
 その結果、ライフサイクルコスト概念の導入や県民参加型博物館などいくつかの提言を執行部にさせていただき、議会の考えを博物館構想の中に反映することができた。
 そして最後に県民アンケートの実施を提案し、アンケート結果から明らかになった県民の「認知度」「周知度」に対する一層の努力を求める付帯決議を添えて「予算」を了とし、議決をした。
 新知事は「議会の議決は尊重する」と言うと同時に「ゼロベースで検証をする」と仰り、琵琶湖や大阪の博物館などを訪ねイロイロと勉強をされているようである。
 もし新知事の「議会の議決を尊重する」という言葉が口先だけでなく、本心であるならば、なぜ2年間にわたり議会がどのように検討、調査しどのような議論を積み上げ、その結果、どのような考えで議決をしたのか?を聞こうとしないのか?
 その議会議論の経緯と内容を知事なりに理解をした上で、琵琶湖や大阪に行かれるなら理解が出来るが、その最初の一歩、当然なすべきことをスッポリと省いて、何を一体、勉強、調査、検証をしているのか!
 どうも自分の「博物館」に対する考え方をまとめるに当たって、議会の考え方は余り参考にする気はなさそうであるので、そうであるなら、一日も早く、その「検証結果」を議会にお示しいただき、議会との真摯な議論を始めていただきたいものである。
 今さら申し上げるまでもなく、二元代表制というのは知事も民意の代表であると同時に議会も民意を代表している制度である。
 知事が自分の意思決定をするときに、ぜひとももう一方の民意を代表する「議会の声」にも耳を傾けていただきたい・・・こんなことを熱望するのは間違っているでしょうか?
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ボランティア休暇・・・この優雅な響き???

2011年05月26日 12時39分36秒 | 社会、政治、三重県、議員
 新知事が県職員の有給でボランティア活動ができる「ボランティア休暇」の日数を従来の5日から10日に増やすと発表をした途端、新知事と同じくメディア登場頻度の高い某市長がこちらは14日と発表。あたかも長さ競争の観を呈している状況ではあるが、「ボランティア休暇」制度そのものの本質的な議論が余り聞こえてこないのは少しさびしい。
 先日、「みえ災害ボランティア支援センター」を通じて、岩手県の山田町に応援に行っていた知り合いが帰ってきたので「どうだった?」「何か問題は?」などと常任委員会でひつこく、いやらしく質問するネタ探しを兼ねてボランティア議論をしたとき、「イヤ〜、私のような引退世代はいいが、現役世代は大変ですよ!」と解説を始めた。
 何でも民間企業から来られた方の中には「給料はいらないが、欠勤あつかいにはしないように社長と約束をして来た。ボーナスに影響するから・・・」なんて言っている人や「会社を辞めて来ました!」なんてことを言っている派遣社員の方などがいて、被災地も心配だけどその人たちの将来も心配だと真顔で話をする。
 いろんな分野からいろんな人が参加していたが、民間から来た人はそれなりの思いと言うか「覚悟」を持って参加しているそうである。
 総務部の担当の方に来ていただいて「ボランティア休暇で行かれた方は帰って来ると、復命書をだすの?」と聞くと「忌引きと同じ特別休暇だから、復命書も報告もありません」との答え。「?」「報告もないの?」「給与の原資は税金では?」・・・
 県の職員は善意のかたまりで、うそ偽りを言うような方は万が一にもいないことは重々承知はいたしておりますが、せめて「向こうへ行ったら、コウコウこうでした」とか「こんな課題がありました」などの報告ぐらいがあってもおかしくないのでは・・・。
 そこでヒツコク担当に「報告を求めている県はないの?」と聞くと「数は少ないが岐阜や奈良が・・・」ああ〜やっぱりあるんだ!
 大阪の橋下知事は民間に比べて公務員優遇になりかねない「ボランティア休暇」について厳しく批判をしている。
 彼とは意見が合わないことが多いが、こと「ボランティア休暇」については妙に共感を覚えるのはどうしたことか?
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別に顔が見えなくても???

2011年05月23日 15時37分15秒 | 社会、政治、三重県、議員
 6月から「知事室」が24時間、インターネット中継されるのはどうも確定らしい。知事就任早々の伊勢新聞政経懇話会で新知事が楽しそうに話をしたのは覚えているが、まさかこんな馬鹿なことを・・・と思っていた。
 一体、こんなことをして何の意味があるのか?多少の金もかかるだろうし、つけっぱなしとは言え、維持補修もしなければならない。
 「顔の見える県政」実現の一環らしいが、「毎日のぶら下がり会見」などとは基本的に性格を異にするものである。
 しかも「日本一現場に飛び込むリーダー」を目指している新知事であるから、公約どおりとすれば、ほとんど部屋にいるはずもなく、いくら24時間働くと言っても、知事公舎への引越しも終わり、真夜中は常識的にはご帰宅。当然、主のいない知事室はヒト気もなく真っ暗。
 さらに聞こえてくる話によれば、画像だけで音声はなしとのこと。運良く知事がいたとしても、知事からのメッセージは何一つ伝わってこない。
 つまり知事室という箱の中で演じられるほとんど無人の「無声映画」を延々と県民は見せられることとなるのである。
 例えは悪いかもしれないが、動物園でも水族館でも檻の中や水槽の中にウロウロ歩き回っている熊や眠ってばかりでもたまには欠伸の一つ位はするライオン、砂の中にもぐりこんで目だけ出しているヒラメなどがいれば、チョッとは見ようとする気が起きるが、空の檻や水槽を見る趣味の人はいない。
 誠にウガッタ見方ではあるが、ヒョットすると新知事は「無人」の「無声映画」を延々と県民に見せて、ほんの一部県民の「覗き趣味」を満足させようとしているのではないか?とすら思ってしまう。
 ただハッキリ言える事は、このような「知事室公開」は県政の「情報公開」とはまったく縁もゆかりもないと言うこと。
 このような「意味のないパフォーマンス」は即刻、中止すべしということである。
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これは大急ぎで???

2011年05月15日 16時36分13秒 | 社会、政治、三重県、議員
 12日に県議会の新体制がスタートした。正副議長とも満票の51票。白紙の無効票も一票すらでない全会一致。双方の推薦人も一人会派である「みんな」を除いて全会派からと私の議長選のときとは打って変わって円満そのもの。これも候補者の人格の違いと言うか、はたまた日頃の言動の結果か?
 そんなこんなで何はともあれ改選後の新議会が動き出した。翌13日は「新旧議長の引き継ぎ」。私が議長になった2年前、こんな「引き継ぎ式」があったのかは余り記憶にはないが、私の非力の故で中途半端で終わっているいくつかの事やこれだけはゼヒ頑張ってほしいと考えていることもあったので、議長室へと赴いた。
 「マスコミの頭撮り」がありますからと事務局から言われていたが、行ってみると各社大勢お越しである。こんなことなら「頭」だけでなく最初から最後まで全部オープンでも良かったかな!とも思ったが、事務局には事務局なりの考えもあるのだろうと思いながら「引き継ぎ書」の署名シーンに臨んだ。
 「頭撮り」が終わり、マスコミの皆さんは退室。いよいよ「引き継ぎ」である。まず最初にお願いしたのは「議員報酬」のこと。昨年、「議員報酬」の根拠と適正額を県民のご代表も入った「第三者機関」で審議してもらっては!と提案したが、全会派の同意が得られず、結局「改選後すみやかに議論を始める」との話でまとまり今に至っている。これを早く始めてほしい・・・これが第一番目。
 二番目は「政務調査費」の10%OFFが年度が変わり、満額に戻っている。これを再び10%OFFにするよう直近の代表者会議で提案してほしい。これをお願いをした。
 三番目は大災害や大きな危機に直面した時、「議会」がどう対応するのか?この検討を早急にする必要があるのではないか?このことを申し上げた。・・・この詳細については4月14日付の私のブログ「災害と議会・・・この重いテーマ」で触れているので参考にしていただきたい。
 最後に全国議長会のことを申し上げた。いうまでもなく今期の三重県議会議長はおそらく「全国都道府県議会議長会」の会長になる。来月には全議の役員会で正式に選出されるてはずになっている。
 新政権の「一丁目一番地」であるはずの「地域主権改革」はかなり色褪せたものになってしまってはいるが、それでも「関連三法」がようやく国会を通り、「国と地方の協議の場」も設けられることとなった。議会モデルなどを議論している「地方行財政検討会議」の第一分科会も一時の勢いはないものの議論は続いている。
 全国議長会から要請をしている議員の身分や職責にかかわる「自治法改正」や選挙区の任意合区を柔軟にする「公選法改正」も総務委員会委員長発議寸前まで来ている。
 地方6団体の一角を担う長として、あるいはここ2年間、かってない動きをしてきた「議長会」の代表として、まことに重い責任と役割を果たしていかなければならない。「全力で頑張っていただきたい!」と期待を込めて申し上げた。
 そんな「引き継ぎ式」が終わり、新議長と握手で別れた翌日、新聞を見て驚いた。「三重県知事の年収削減」「全国最低」の公約実現の見出しが躍っているではないか。なんでも月給を30%、ボーナスを50%削減するとのこと。そしてその議案を6月会議に提出すると定例記者会見で明言したと報じられている。
 これはウカウカしておられない。議会の報酬の議論も早くしないと、追い詰められての改革で、せっかく頑張っても何にも評価されない「某市議会」のようになってしまう。
 しかしまあ、「安ければ」いいのか?もっと低い知事が現れたら更に下げるのか?バナナのたたき売りでもあるまいし!との議論もでてくるであろうし、共産党のHさんが在籍していれば「退職金は?」と言い出すのは目に見えている。軽いノリのパフォーマンスか?それとも信念に基づく決断なのか?新県立博物館にもこだわりがあるようで、議会議論が面白くなってきた。
 ちなみに私は9月代表質問に向けて準備中です。しかしながら議長任期の2年間、一般質問はおろか総括質疑もしておりませんでしたので、6月会議ではウオーミングアップをかねて最終日に「一般質問」をさせていただきます。乞う!ご期待!!!
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毎日がぶら下がり???

2011年04月29日 09時35分13秒 | 社会、政治、三重県、議員
 鈴木新知事の「ぶら下がり取材」に毎日応じると表明したことが話題を呼んでいる。どうもメディアの方から申し込んだのではなく、知事自らが積極的に毎日の「ぶら下がり取材」を希望したようで、今のところ若い新知事らしい!と好意的に見られている。
 新聞などで報じられている通り、「毎日のぶら下がり」と言えば、大阪の橋下知事が有名である。私が大阪府庁に橋下知事を訪問した時、廊下で大勢のTVカメラや記者団に囲まれて「ぶら下がり取材」に応じていた光景を思い出す。
 もちろん、知事などの首長が気楽に取材に応じ、様々な情報を発信することは県民の立場からも歓迎ではあるが、それが「毎日」となるとよほど情報発信力が強いか、話題性のある方でなければ、当初の物珍しい間はともあれ、徐々に飽きられると言うか、「ぶら下がり取材」を続けること自体が目的化してしまう恐れもあるし、記事になるようなネタを提供しないと、いくら発言をしていても無視されてしまうことになってしまう。
 旧知の某大阪府会議員に「ああ毎日、取材に応じているのは、いくら橋下さんでも大変だな!」と話をしたとき即座に「彼はマグロと一緒で、常に泳いでないと死んでしまうんや」との答えが返ってきた。なるほど寝る時も泳いでいるマグロか!と感心をした覚えがある。
 おそらく新知事もエネルギーだけは橋下知事に負けないであろうが、話題の提供能力と情報発信力ではかなり差があるのではないだろうか?余り無理をせず、休む時は休む!くらいの気楽な感じで「ぶら下がり」に応じていけばいいのでは・・・?
 大阪の橋下知事と同様、マスコミ発信が大好きなのが名古屋の河村市長である。この方はTV画面で見る限りは「ぶら下がり」ではなく、ごく普通の「記者会見」をされているようであるが、ただ問題なのはこの「記者会見」で議会への報告や説明より先に「重大な決定事項」を発表されてしまうことが多々あるらしい。
 名古屋の市会議員に言わせると「エッ!こんなことをするの?」とまったく知らないことやビックリすることをマスコミ報道で初めて知ると言うのはそう珍しいことではないとのこと。そして、そのことが市長と議会の軋轢を生む原因の一つであると解説をした。
 いろいろと余計な心配をしているのであるが、間違いなく言えることは知事サイドから出される情報量が従来に比して大幅に増えると言うことである。よほど議会側も心して臨まないと、知事側の一方的な情報操作?で常に正義は「知事」側で「悪」は「議会」などと言うどこかの市議会のようになってしまうのではと、これまたアラヌ心配をばしてしまうのである。
 それなら、いっそ、議長も「ぶら下がり取材」に応ずるか???でもお願いしても誰も取材に来なかったりして・・・???
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鈴木新知事は何を目指すのか???

2011年04月24日 10時40分03秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、伊勢新聞の鈴木新知事を迎えての「政経懇話会特別例会」が津市内のホテルで開催され、めったにこの種の会合には出席をしないが、新知事が何を喋るのか?に興味もあったので出席をした。
 出席者はおおよそ250名くらい。主催者である伊勢新聞小林社長の「政財官界のそうそうたる方々」の解説通り、そうそうたる方々の出席ではあるが、比率から言えば、圧倒的に官界、しかも県職現役幹部やOBが目立った。「久しぶりですね!」「今、どうされてますか?」などと私も懐かしい顔ぶれの皆さんとの再会に会話が弾んだ。
 例会は一部、二部に分かれており、第一部は本日のメインイベント・・・鈴木新知事による「鈴木県政が目指すもの」と題した講演会。第二部は立食パーティー形式の懇親会。私は第二部の冒頭で挨拶するようにと指示されている。
 50分の予定で始まった新知事の講演であるが、あれもコレもの盛り沢山と言うか、具沢山の話で、1時間を超えての熱弁でありましたが、最後は少し尻切れトンボの感が拭えない終わり方でありました。講演の内容については全文が本日の伊勢新聞に掲載されているので、そちらを読まれれば新知事が何を喋ったか?は一目瞭然でありますが、首相の所信方針演説並みの「長さ」で、これを読みこなす労力と時間と根気は普通の人ではおそらく持ち合わせてはいないと思いますから、私流に骨格部分を報告をばさせていただきます。
 まず「鈴木県政」の基本は二つ。一つは三重県を一次産業をも含む「モノづくり」で日本の経済をリードする地域にする。二つ目は三重県を経済だけではない「新しい豊かさ」で幸せが実感できる「地域モデル」にするとのこと。
 それを踏まえて、当面、七つの方針で県政を運営していくそうである。第一は「防災計画」の見直し、「危機管理体制」の見直し、そして復旧・復興支援。これはまあ、当然のこと。
 第二は教育問題。学力の向上と公教育の再生。さらには道徳・歴史・国語などの学習を通じての「日本人らしい」教育の確立。これは少し物議を醸しそう。
 第三は経済問題。とりわけ「中小企業対策」の充実で、従来の対策に加えて企業の「強み」の発見や地元に就労の場を作る。これは言うは易く行うは難しの典型的課題。
 第四は三重県のPR。「美し国おこし三重」の平成25年に予定されている「集大成イベント」の実施、各種国際会議の招致や東京にアンテナショップの開設。これには少し驚いた。F理事のレクの成果かどうかは定かではないが、「美し国おこし三重」は見直されることなく、予定通り。費用対効果、維持経費が問題と執行部が頑なに拒否していた「アンテナショップ」が早々と登場。
 第五は「エネルギー」問題。新エネへの支援を積極的に行うとのこと。さすが経産省出身。ドイツの例などをあげ、太陽光発電のファンド化などのアイディアを披露。北川県政時代のITプロジェクトのようにならないよう祈るのみ。
 第六は行財政改革。三重県を改革のトップランナーに。三重県独自のオリジナル方式で実行。すべてをゼロベースで見直す。なかなか威勢のいい言葉が並ぶ。これからしばらく続くであろう「レクチャー」と言う名の「洗脳教育」に耐えて、どれだけ「ゼロベース」で見直すことができるか?これは見ものである。
 最後の第七は医療。議会が認めた「県立病院改革の基本方針」を堅持する。指定管理もシッカリと結果をだすよう頑張るとの話。これは「救急車を安易に使うな!」と県民の良識に訴える話とは違い、今までもギリギリの選択を強いられてきた難題。まさに新知事の力量が問われることに。
 以上、私の独断と偏見で報告と解説をばさせていただきましたが、いずれにしても具体的になってくるのは6月会議。久しぶりの面白そうな知事の登場で、議会議論が白熱するかどうか?乞う!お楽しみ!!!
 
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