mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

落下物には避けきれないかもしれない

2016年10月19日 | ニュースな話題
 何度かマスコミで報道されていますが14日、東京都港区の六本木において、建物の修繕なのか現場の周囲に足場が組まれ、その足場からパイプが落下して通行人を直撃し、その方が亡くなった事故がありました。
FNNのNEWS:鉄パイプ落下男性死亡事故 足場解体の作業員「誤って落とした」

 このリンク先は、検索して見つかったものですが、私が見たニュース報道での状況では、現場の歩道には覆いがあったものの、上から資材を降ろすためにその覆いが少しかかっていない部分があり、そこに鉄パイプが落下して、歩道を行く人に当たったらしい、ということです。

 さらに、この覆いがかかっていなかった部分は、建物に近い側を規制して車道側の狭い部分に迂回するよう措置がとられ、さらに現場誘導員がいて、資材を降ろす時には歩道の通行を止めていた、ということです。

 こうしたビル建物の工事をしている横を通ることはよくありますね。
 歩道の上に覆いがされてはいますが、その覆いの強度はどんなものだろう。
 鉄パイプが落下して、しかもパイプの鉛直方向に落下すれば、覆いを突き抜けそうな感じがしないでもありません。
 そんなことは杞憂に過ぎないですが、こうした上空で作業する時は、下の通行を一時止めます。万一の落下の危険を避けるため。
 当然、そうした場合には従うべきですが、私は自身の安全は自身で確保する、ということで、こうした工事現場を通る時は、どんな作業をしているのか様子を伺いながら歩きます。
 興味もありますが、どんな危険が潜んでいるのか、その場合はどんな退避行動をすべきか、を考えて。

 この六本木での事故、鉄パイプが落ちてきたそうで、FNNのニュースでは作業員が誤って落としてしまったそうですが、下を歩いて落下物に気付くのは、難しいかもしれません。
 そんなの見れば分かるだろう、と思われがちですが、落下の開始時点では、ほぼ真上の方向。
 そこから9.8m/ssの加速度で落下する物体には音は基本的には発生しません。
 どこかに当たれば音がして何か落としたことが分かりますが、こうした鉄パイプが上の足場から落ちるだけでは音がしないもので、しかも落下開始から地蔵到着まで2秒程度。
 現場で気づいても避けきれられるものではありません。せいぜい、かすった!という程度かな。

 この六本木での事故ニュースを見て、思った次第です。それだけに現場の整理整頓と、施工管理をしっかりしていただくことを願うしかありません。

 足場のパイプ落下ではありませんが、足場全体が崩壊した現場がバス停で、バス停車中、車内カメラが崩壊の様子を写した動画があります。
 場所は兵庫県神戸市の三宮。
 三宮の北側、フラワーロード沿いの建物隣に、みなと観光バスのバス停があり、降車客がいる中、崩壊したという様子。
 崩壊を受けて、ここでバスの運行は中止になり、お客さん全員が降ろされました。
 降りるお客さん、映っている最初の二人はお金を払いましたが、後の方は強制降車です。

神戸三宮ビル足場倒壊の瞬間/みなと観光バス提供


 一つ理屈っぽいことを書きますと、工事現場の誘導員に従うのは、法律上は「任意」です。
 歩道上も道路交通の場で、歩行者であっても進行の可否を強制指示する行為は「信号」にあたります。この場合の「信号」とは、交通工学上での「信号」の意味なので、混同なさらないように。
 この「信号」の役割を果たせるのは、信号機か警察官、或いは道路交通巡視員とされています。現場の誘導員はあくまで民間の人なので、それに従うのは「任意」ということになります。
 あ、あくまでこの最後の話は、「理屈っぽく」ですので・・・。
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