mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

線路内に立ち入った人を助けるのは無理な場合も

2017年04月19日 | 鉄道
 15日に、神奈川県川崎市の京浜急行八丁畷駅そばの踏切で人身事故がありました。事故というのは、4月15日の朝、八丁畷駅のすぐ品川寄りにある踏切で、男性二人が走行してきた下り快速特急電車にはねられた、というもの。
 当日は、名鉄名古屋本線丸ノ内駅そばの踏切(丸ノ内1号)でも、特急と自動車が衝突する事故が起きており、ちょっと情報が錯綜していました。
 この日は、特に出かける予定も無かったですが。普段乗車している名古屋本線の区間でもあり、どこの踏切なのか、その情報を求めたりしました。
 マスコミのニュースは、東京に近い京急の踏切事故ばかりを報道し、事故の様子が分かりました。

 この踏切は、車道部分と歩道部分とに分かれており、はねられた男性二人は高齢者と中堅の二人。
 高齢者が遮断機をかいくぐって軌道上に達した時に、中堅の方が助けようとして、走行したきた電車にはねられた、というもの。

 つまり何等かの事情で線路内に立ち入った人を助けようとして中に入り、二人ともはねられた、といういたましい事故。
 勇気ある行動として、その後の続報ではいささか美談になろうとしている、マスコミの悪い癖が出始めています。

 線路内に入った人を助けようとしてはねられた事故というと、山手線新大久保駅の韓国人留学生の事故を思い出します。
 酔ってホームから軌道内(線路上)に転落した人を助けようと、その場にいた韓国からの留学生と、もう一人日本人の写真家の方が軌道内に飛び降り、助けようとしたものの、はねられた、というもので、当時(今も、ですが)日韓間がぎくしゃくしている中、韓国人留学生の勇気としてかなり美談に祭り上げられてしまいました。
 その時も私は人に話しましたが、こうしたことは決して美談ではありません。
 私は鉄道が何たるものか、走行する列車の運転士からの発見のしやすさ、さらに発見し非常ブレーキをかけて進む距離が分かりますので、列車接近時にはたとえ善意であっても軌道内に入れば衝突は避けきれません。
 なので、救助で軌道内に入るのなら、自身の退避場所や退避手段をシミュレーションしてからでないと、立ち入ってはいけないです。

 つまりは、自身の身を守る意味でも、時には救助をしない、というのも選択の一つ。
 であれば、こうした線路内に恣意的なものでも事故でも人が入ったのを見かけた場合、我々がすべきことは、緊急停止ボタンや踏切であれば非常ボタンを操作することです。

 これに尽きます。

***
 踏切で助けた、というと、神戸市内の東海道本線踏切でこんあなことありました。東灘区の摂津本山駅のすぐ東の、本山村踏切。ここは複々線で線路4本です。しかも駅の近接で、内側線と外側線の間に島式ホームを設けてあることから、外側線が少し膨らみかけている箇所。
 なので、単純に線路4本以上に距離があり、渡り切るのに結構時間がかかります。
 ある日、老人用の手押し車を押した老婆が、渡り切る前に踏切鳴動開始し、遮断機が降下しました。ここは車道部分が広いので、両側から片持ち式の遮断桿が遮断する構造です。
 その老婆はおろおろしだしましたので、踏切遮断中の車道中央まで行き、遮断桿の切れているところで「こちらこちら」と手招いて、隙間、というか遮断桿はしなりますので、できた間からその老婆を通した次第。その直後、特急はまかぜのキハ181系が轟音を立てて通過でした。
 この時も、遮断桿降下直後で時間的余裕があると瞬時に判断した行動で、気を付けるべきことは、遮断桿をしならせてそのまま手を放すと反動で、走行する列車に当たるかもしれず、その点を気を付けて元の位置に静止するようにして手を放しました。

 その踏切。新快速120km/hで通過。
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