残暑厳しいとはいえ、外に出ると確実に秋の気配を感じます
震災の影響その他でもう新学期がスタートしているところもあるそうですが、9月1日は目の前です。
我が家も子どもたちが小さかった頃は、宿題の総仕上げでこの時期は、バタバタしていました
そして、9月1日に送りだし・・・と言ってもこの日は、防災訓練ですから、引き取りがあるので油断できません
2日から、ほっと一息、ママの時間が戻ってきました。
先日スタッフとおしゃべりしていて、「なかなか子どもをほめることが出来ないんです・・・・」という小さな悩みを聞きました。
人間って、自分のことは棚に上げて、他人の欠点には、良く気がつくものですが、良いところはなかなか見えません。
「他人の眼の中の小さなゴミにも気がつくのに、自分の眼の中の丸太には気がつかない。」などという言葉もあるくらいですから。
でもね、ちょっと気をつけて見てみると、案外家族のいいところ見つけることが出来ます
うちの下の娘は、幼稚園になかなか行きたがらなくて、朝は泣いてばかりでした。
バス通園だったけれど、バスに乗るまでが一苦労、自転車や歩きでわたしが、送っていくことも多かったように思います
甘えん坊で、いつも私にくっついて、手こずらせる子でした。
そんな子ですけど、わたしの実家に行った時、私が何も言わないのに、おじいちゃん、おばあちゃんの肩もみをしていました。
わたしは、とてもビックリしたので、今でも覚えています。
だって、そんなに気がつく子だとは、思っていませんでしたから・・・
泣き虫のくせに、負けん気が強くて、力持ち
小さな手だけれど、肩のツボにうまく入ってギュッともまれると気持ちが良いので、たぶん「○○ちゃん、肩もみ上手だね。」っていつもほめられていたのが良かったのかもしれません。
あっほめたのは、私ではなく、当時良く遊びに来ていた夫の方の両親。
わたしも、それからは、肩もみだけでなく、他のことも気がついたところは、ほめるようにしました。
子育ての講演会などに行くと、「子どもはほめて育てましょう。」と言われますが、なかなか実行するのは、難しかったです。
だって、見てるとついつい怒りたくなることばかりを次々にしてくれちゃうのが子どもです。
一日が終わり、こちらがぐったり疲れた頃には、ほめるどころか、子どもたちは、ぐっすり寝ちゃってるというのがほぼ日常でした。
でも、毎日「いいところ探し」を、頭の隅っこに入れておくと、子どもを見る目が違ってきます
そして、”○○ちゃんのいいところ”をみ~つけた!と思ったら、しっかりほめてあげてください。
どんなにちっちゃなことでも、何でもいいと思いますよ。
「ご飯を残さずちゃんと食べられた。」な~んて当たり前のことだって、「靴をちゃんと揃えて脱いだ。」
それだけでも、小さな子どもには、大したこと
小学校に上がるまでは、親子の豊かな時間がたくさんあります。
ちいさな子どもとのおしゃべりを楽しめるのも、この時期です
子どもの目が教えてくれる、素敵な発見の話しを聴くことは、もう私には出来ません
小さなお子さんを育てているおかあさん、おとうさんに、今のうちに、いっぱい子どもとの会話を楽しんで欲しいなあとしみじみ思います。
子どもの話しに耳を傾けてみると、ほめるヒントが、たくさんありますよ
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by nana