糸島徒然田舎暮らし- Play Around In The Nature -

福岡の片田舎、海沿いの小さな町での田舎暮らしを徒然に綴る

手っ取り早い台風の進路予報の見方とその他いろいろ

2015年07月13日 | 糸島の話題
どもども、ブログ更新が久しぶりになっちゃいました。


さてはて今週末は海の日の3連休、夏が来るぞー!!ってことで毎年このタイミングで宮崎の川へ遊びに行ってるんですが、この時期は梅雨の終わり頃ということでいつも天気には悩まされ。
去年は強引に大雨の中遊びに行き、濁流を眺めながら朝から酒を飲み、食べ、また飲んでそして食べ、いい加減ブチ切れて濁流に飛び込んで遊んだので、さすがに今年はいつもの清流を楽しみたいと願っていたんですが。


晴れてる日はこんなに綺麗なんだよ♪






今年はまたこのタイミングで台風11号……



お~い!!頼むよアンタ、な~にフラフラしてんのよ?!すっげえ嫌なタイミングで来やがるじゃねえか!!


つうことでここ数日色々と見てるんですがなんか微妙。






今日夕方の台風の予報。

う~ん……ちょっとペースが落ちたら怪しい感じ。
どうせなので、ついでに台風の進路予報と影響の出方についての簡単な見方をば。

上の図は気象庁が3時間おきに発表する72時間後までの進路予報図ですが、今は5日間先の予報図も発表しています。







こっちを見ると、ある程度先までの予報が見ることができます。
ただ、確度はもちろん日数が増える分だけ落ちるので参考程度に♪

また、72時間予報図も5日間予報図もデフォルトでは進路のラインが入っていませんが、図の上の部分で進路を表示するしないの選択ができるようになっているので表示したほうが何かとわかりやすいです。


で、今回やたらと足が遅いし進路が定まらずにフラフラしてる11号なんですが、そいつの原因は主に太平洋高気圧。







台風は北に進みたいのに北東側に大きく居座っている太平洋高気圧が進路を邪魔して台風の北側まで張り出してきています。
このせいで台風の足は遅くなり、更に若干西寄りにずれていく予報になっています。


台風は実は近づいてきたからといって周りが全て同じ危険度というわけではなく、台風の北東側(右上のエリアね)が一番影響が大きく、西側(左側)は実は風も弱かったりします。
なので船乗りさんたちが大海原のど真ん中で台風に襲われると、可航半円(航海できる半円)と呼ばれる台風の西側に何はともあれスタコラサッサと避難します。

もちろんそれでも台風なので危険なことには変わりないんですが、北東側に比べればマシ、ってことです。
おそらく地元に来た台風で大きな被害を及ぼした台風の多くは、地元の西側を通って行っているはずです。


今回の11号は宮崎の東側を抜けていくし、週末前には抜けそうなのでそこまで悲観はしていないんですが、単に外で遊ぼうと思ったら面倒なのが雨。
台風は過ぎた後でも延々と雨を残す嫌な台風もいるんです。







う~ん、気象庁のHPでパッと出てくる気象衛星写真では台風の全容が見れません。
こういう時は、気象衛星のページの左上に「地域」というタブがあるので、そこで「日本域」から「4分割(北西)」に変えてあげましょう。
すると、もっと広い範囲が確認できます。







これで見ると、台風の南東側から南側にかけて厚い雲が伸びているのが分かります。

小さめの台風ならば台風が抜け始めると台風一過と呼ばれる青空が広がってきたりしますが、この台風の場合は中心から600kmも南のところにまで周辺の厚い雲がかかっちゃってます。
こうなると、台風が通り過ぎて風も弱まり始めてもその後1~2日雨が続くことも有りえてきます。

まあ大概の場合は晴れ間が見えるんですが、大型の台風だと何かと残していくものも多いので注意深く見ていたほうがよさそうです。


こんな感じで、台風予報と天気図と気象衛星さえ見ておけば大方の動きは見えてきますので、おヒマな時にでもにらめっこして台風の進路予想でもして遊んでみましょ~♪



てか、台風どっか行けよ!!

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