「 け ろ け ろ り ん り ん 」

  
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「してくれない」で精神の老化を量る~!

2017年07月12日 | 心に響く言葉




お兄ちゃん、曽野綾子さんの「自分の始末」を読んでいて
素晴らしい考え方だと思った文章をもう一つ。

自分の精神がどれだけ老化しているかを量るには、
どれだけの頻度で「くれない」という言葉を発するかを調べてみるといい。
友達が「してくれない」、配偶者が「してくれない」。
政府が「してくれない」。
ケースワーカーが「してくれない」。
他にも娘や息子や嫁や婿や姉や兄が
「してくれない」を連発する年寄りはいくらでもいる。

だからそういう人々のことは「くれない(紅)族」と呼んでいいだろう。
 
この精神的老化は実年齢とほとんど関係がない。
20代でも、30代でも、男でも女でも、この言葉を口にする人は、
老化がかなり進んでいる。
だからこういう人に対しては、相手が青年でも壮年でも
「おじいちゃん」とか「おばあちゃん」とか呼んでいいだろう、
と私は書いたことかある。

どうして人間は人並みな知能と体力に恵まれて生きて来たのに、
早々と他人に頼る生き方に見切りをつける賢さが完成しないのだろう。
ましては高齢者は、長い人生を生きて何より経験が豊富なのだから、
他人が自分の思う通りにやってくらない、というような単純なことくらい、
早々と悟ってもいいと思うのである。

曽野綾子さん 「晩年の美学を求めて」より

お兄ちゃん、心に響く文章や言葉が満載の「晩年の美学を求めて」の本も
買って読みたくなりました。

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