MOVIE レビュー

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アンジェリーナ・ジョリー主演の映画 「ソルト」の感想です。

2010年08月03日 | 映画感想 サ 行
映画「ソルト」を観てきました。私はこの映画は期待しないで観たんですけど、思っていたより見応えが有りました。軽い娯楽作品として観たら面白かったと思います。ただし、ツッコミどころ満載でしたけどね!その一つが、アンジェリーナ・ジョリーの超人的と言うか、スパイダーマン!?、或いはバットマン!?ジェイソン・ボーン!?と聞きたくなるようなスーパーウーマンぶりでした。その都度、ツッコミを入れながら観ていました。ある意味、楽しんだと言う事ですよ!(苦笑)

アンジーが演じるCIAの女性エージェントであるイヴリン・ソルトは、ロシアの二重スパイの容疑をかけられ、身の潔白を証明するためにまずは逃走を図るんですけど、めっちゃ強い強い!とにかく、その逃亡劇の始まりのアクションが、その場に有るものを利用して武器にしてしまうシーンなどは「ボーン・アイデンティティ」のジェイソン・ボーンみたいでした。でも、ソルトの器用さと特殊部隊をも倒してしまう強靭な腕力は、幾らプロファイルを見せられても説得力はなかったです。

その後も追手に取り囲まれて捕まる寸前に高架橋から高速道路へと飛び降りて、走行中のトラックの屋根に落下、銃撃をかわしながら隣の走行中のタンクローリーに移ったかと思ったら、また別のトラックに飛び移り、最後はバイクの男性を蹴り飛ばしてバイクを奪って逃げてしまう所なんて、ジョン・マクレーンもビックリの「ダイ・ハード」なボディーも説得力がなかったです!

スパイ・サスペンスなので、途中の詳しい内容は書かないでおきますけど、ソルトが捕ってパトカーに乗せられてからも、アンビリーバボーな展開が続きました。パトカーで護送される途中で、屈強な警官たちに挟まれた状態でも、警官をパトカーから放り出したり、前後左右から追跡してくるパトカーに何度も激突させたり、ソルトが乗っていたパトカーがジャンプして停車中のタクシーに突っ込んでしまっても、ソルトだけがどこにもケガも骨折もしないで涼しい顔をしてその場から立ち去ると言う、とても人間業とは思えない不死身さは「バットマン」みたいでした。他にもエレベーターシャフトをロープもなしで素手だけで降下するところなんて「スパイダーマン」みたいだったし、ソルトの何倍も腕力有りそうな重量感のある男性との格闘シーンは「007」のジェームズ・ボンドでした。
・・・が、やはりリーヴ・シュレイバー相手の素手の格闘シーンも説得力なさすぎでしたね!

ところが、一つだけ説得力があったのが、ロシアの二重スパイのソルトが長年に亘りアメリカで生活しながらテロの機会を待っていたと言う所です!この映画の脚本家は、実際のロシアのスパイにネタを教えて貰ったのかと思う位この映画にそっくりな事件が実際にアメリカで6月に明るみになっていましたわ。米司法省が6月28日にロシア人スパイ10人を一斉に逮捕。そのロシアスパイ団の一人アンナ・チャプマン容疑者は、FacebookやYouTubeに写真が載っていたから「驚くほど美しいロシアの女スパイ」と今アメリカで話題になっていますよね。この映画の設定に似通っていたのでビックリしました。

実際に今年の6月に起こった事件は、「米当局が28日までに訴追した11人は、10年以上かけて地域に溶け込んでいた。27日に逮捕された10人は夫婦を装ったカップル5組で、もう1人は行方不明。米国で核弾頭開発計画などの情報を収集していたとされ、10年以上前からニューヨーク郊外やボストン、シアトルなどに身元を偽って居住。ニューヨーク郊外の駅などで国連ロシア代表部関係者らから現金を受け取り、インターネット上の画像を利用するなどして情報を伝達。地面に埋めた現金を数年後に掘り返すといった方法も使われた。
ロシアのウェブサイト「アドゥノクラシニキ」より(AP) ロシア外務省は9日、米国とロシアが、ロシアのスパイとして米司法当局に起訴された男女10人とスパイ罪でロシアで服役していた4人を交換することで合意したと発表、交換は「露米関係の改善と、両国の戦略的協力関係に関する高いレベルの合意を背景に実現した」と評価する声明を出した。タス通信が伝えた。」

上の記事では、「米国とロシアが、ロシアのスパイとして米司法当局に起訴された男女10人と、スパイ罪でロシアで服役していた4人を交換することで合意したと発表した」と書かれていますから、この「ソルト」の冒頭のシーンと殆んど一緒ですね!その後の、アメリカで何十年と暮らしながらスパイ活動をしているという所も良く似ています。実際の話で、スパイ交換でアメリカに戻れたロシアで服役していた4人は・・・寝返って二重スパイかも?なんてね!? いやぁ、この映画、アクションシーンはあり得ないとんでもシーンの連続でしたが、人物・背景設定はまさしく実話さながらのエピソードと言えますわ。

ちなみに、この映画の主役は最初はトム・クルーズが演じる予定だったそうですね。記事によるとトム・クルーズが同時期公開の「ナイト&デイ」の方を選んだため降板。そのために何故か主役の設定を女性に変更してアンジェリーナ・ジョリーに決まったらしい。脚本は殆んど変更なしで、役名を「エドウィン」から「イヴリン」に変えただけだったそうです。なぜ、主役を男性のままではなく、女性に変更したのか書いてなかったけど、それが気になる(^^ゞ。ところで、この「ソルト」を蹴って、キャメロン・ディアスとの共演のアクションコメディ「ナイト&デイ」(米:6月公開 / 日本:10月公開)を選んだトム・クルーズの映画の興行収入は初登場3位でふるわず、トム・クルーズの過去20年間の主演作で最低のオープニング興収だったらしい。


私の評価は5点満点中の3です ≫ 採点表☆☆イライラ度は3です ≫ 採点表
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 「ソルト」 (英題:SALT )
日本 公開日: 2010年 7 月 31日(土) (上映時間 1時間 40分)
監 督 : フィリップ・ノイス
キャスト: アンジェリーナ・ジョリー / リーブ・シュレイバー / キウェテル・イジョフォー / ダニエル・オルブリフスキー / アンドレ・ブラウアー / アウグスト・ディール 他
米 公 開 日 :  2010年 7月 23日  
全米週末興行成績 : 初登場2位
米Yahoo!ユーザー: 平均評価 「 B+ 」 ( 2312 ratings)(8/19現在の数字)
米 各雑誌批評家 : 平均評価 「 B- 」 ( 13 reviews) (  〃  )
 (米Yahoo!評価はA~Fの6段階。ユーザーと批評家それぞれの平均評価で、A+が最高です。)
解説 byYahoo!映画 : 二重スパイの容疑をかけられたCIAエージェントをアンジェリーナ・ジョリーが熱演するアクション・サスペンス。潔白を証明したいヒロインが、CIAの追跡をかわしながら真犯人を探し出すまでをスリリングに描く。メガホンを取るのは、アンジェリーナとは『ボーン・コレクター』以来のコンビとなるフィリップ・ノイス。共演は『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のリーヴ・シュレイバー、『2012』のキウェテル・イジョフォー。
ストーリー : CIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、何者かの陰謀によってロシアスパイの嫌疑をかけられてしまう。逃走を図ったソルトはCIAの追跡をかわしながら、自らの容疑を晴らすべく、たった独りで真相究明に乗り出すが……。




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16 コメント

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こんばんは (ituka)
2010-08-03 23:52:39
本作のアンジーのアクションレベルは見応えありました。

NATOのコスチュームでは男を演じてたんですよね。
あれでは、どう見てもオナベです~^^;

もしも続編があるなら、あの髪形で全編通すんでしょうか、チョットいやだな~^^;
レスです。 (ミスト  (管理人です))
2010-08-04 00:35:52
itukaさん、こんばんは。
レスコメありがとうございます。

>NATOのコスチュームでは男を演じてたんですよね。
>あれでは、どう見てもオナベです~^^;

★NATOのコスチューム自体がダサかったし、あのショートヘアはオナベでしたわ!

>もしも続編があるなら、あの髪形で全編通すんでしょうか、チョットいやだな~^^;

★あのジェイソン・ボーンばりの終わり方は、続編ありきでしょ!?(^^ゞ
 しかし、女優さんてどんなダサい格好をしても着こなしてしまうと
 思っていたけど、今回のアンジーのショートヘアはイケてませんでしたわ!(-_-メ)
こんにちは♪ (yukarin)
2010-08-04 14:58:52
アンジーのアクションはしっかり堪能しました。
女性版ジェイソン・ボーン?という感じでしたね。
実際にもロシアの女性スパイが逮捕されたニュースもあったこともあってリアルさがあったかも。
続編ありそうですね~。
レスです。 (ミスト  (管理人です))
2010-08-04 17:20:06
yukarinさん、こんにちは。

>アンジーのアクションはしっかり堪能しました。女性版ジェイソン・ボーン?という感じでしたね。

★以前、アンジーに「007」のボンドガールのオファーが有ったそうですが、
 「ボンド役だったらやるわ!」と言って断ったって記事に書いて有りましたわ!
 そりゃぁ、守って貰うタイプじゃないですもんね!?(笑)
 屈強な男性相手のアクションがオーバー気味だったのがちょっと残念でした。
 でも、前半は面白かったし、女性のアクション映画としては大健闘じゃないでしょうかね!
 
>実際にもロシアの女性スパイが逮捕されたニュースもあったこともあって
>リアルさがあったかも。続編ありそうですね~。

★このニュースビックリしましたわ!あのロシアのスパイの女性目立ってたし!(笑)
 自由の女神をバックにした写真とか、いろいろ写真が出ていましたね!(~_~メ)
 
 いろいろ文句は書いたけど、続編できたら、観ますよ~!(*^^)v
TBありがとうございました (風子)
2010-08-06 09:24:58
トム・クルーズが演じていたら、アクションに新鮮味が感じられなかったかも知れませんね。
女性でこれだけのアクションはすごいと思いました。
レスです。 (ミスト  (管理人です))
2010-08-06 10:36:00
風子さん、こんにちは。

>トム・クルーズが演じていたら、アクションに新鮮味が感じられなかったかも知れませんね。
>女性でこれだけのアクションはすごいと思いました。

★そうですね!
 トム・クルーズは『M:I-4』の関係で、トム・クルーズ自身もそう感じて降りたのかも!?(~_~メ)
 スパイものが続いて、『M:I-4』がさらに目新しくなくなってしまうし!(^_^;)

 ただ、せっかく女性にこの役を変更したのに、
 役名だけを変えただけでストーリーの変更はなかったそうですけど、
 やはり、アンジーに男勝りの格闘をさせるより、
 もう少し、スマートに裏をかくトリックの部分を見せて欲しかったです。
こんにちは~♪ (由香)
2010-08-06 15:28:23
お邪魔します~♪

ナイト&デイの評判はイマイチなのかしら?
予告を観て面白そうなので、スッゴク期待しているんだけど・・・

アンジーのアクションがカッコ良かったですね!有り得ないくらい強かったけど(笑)
ストーリーにもう少しヒネリとか深みとかが欲しかったですが、、、これはこれで面白かったです♪
アンジーが希望するかどうかは分かりませんが(汗)、続編があってもいいですよね~
レスです。 (ミスト  (MOVIEレビュー))
2010-08-07 03:23:53
由香さん、こんばんは。
忙しそうなのに、コメントありがとうございます。

>ナイト&デイの評判はイマイチなのかしら?
>予告を観て面白そうなので、スッゴク期待しているんだけど・・・

★この映画は、アクションコメディーらしいですね。
 そう言うジャンルが好きな方にはウケルんじゃないでしょうかね!?(^.^)

>アンジーのアクションがカッコ良かったですね!有り得ないくらい強かったけど(笑)
>ストーリーにもう少しヒネリとか深みとかが欲しかったですが、、、

★有り得ないくらい強かった格闘シーンはちょっとやりすぎ!?(~_~メ)
 お色直しも7回はやりすぎ!男装は、イマイチでした。
 
こんにちは。 (オリーブリー)
2010-08-12 11:23:18
やはりアンジーのアクションは一級品ですね。
何も考えずに楽しめる映画と思います。
続編にはもう少しだけ練られた脚本と、せめて一人ぐらいはイケメンを希望します(笑)
レスです。 (ミスト  (管理人です。))
2010-08-12 16:00:43
オリーブリーさん、こんにちは。

>やはりアンジーのアクションは一級品ですね。何も考えずに楽しめる映画と思います。

★はい、アクションはオーバー気味だったけど、女性であれだけこなすとは、流石です!

>続編にはもう少しだけ練られた脚本と、せめて一人ぐらいはイケメンを希望します(笑)

★激しく同意します!(変な日本語ですけど・・・(^^ゞ)
Unknown (見ました)
2011-09-02 23:05:53
強さには説得力はなかったですね。

どう見てもノビ太君がジャイアンに勝つようなうそ臭いアクションばかりで失笑してしましました。

あの体型で強ければ誰でも強いです(笑
レスです。 (ミスト (管理人です))
2011-09-13 16:28:27
コメントありがとうございます。

>強さには説得力はなかったですね。

★1年以上前の映画なので余り詳細は覚えていないんですけど・・・
 そもそも男性用に用意された脚本をそのまま女性に演じさせた時点で、
 演技がウソ臭くなってしまっていますよね。
 幾ら映画でもリアリティー無さ過ぎて引き気味でしたわ。
えと。 (.)
2012-09-15 03:34:37
グーグルで「ソルト 感想」と打ち込んで訪問させていただきました。

感想文楽しく読ませていただきましたが、訂正が。というのもソルト自体昨日放送されたわけですが、それを見て筆者さんと違ったのが「ロシアの二重スパイのソルトが長年に亘りアメリカで生活しながらテロの機会を待っていたと言う所です!」とお書きですが、最後のシーンで元同僚がソルトの話を聞いたあとに、ソルトの手錠の鍵を外してやったところを見ても、明らかにテロ攻撃を狙っていたとは思えません。「私を奪ったもの」の破壊(おそらく天才スパイとして育てられた子供たち[作中では既に大人でしょうが])が目的ではなかろうか、と思います。それで、「私の仲間?それならゼロ。彼の仲間?それなら数え切れないくらい沢山」と言っていたのだと思いますよ。私と"彼"(核攻撃をしようとした)が違うと論理付けられるのは、どこかのホールで手錠をされたソルトが彼の首を締めて殺した点です。ですから、「敵である彼」を殺し、「その仲間=(アメリカを脅威にそそのかす)がおびただしい」ことを主張していたことに説得力を得た同僚が、手錠を外したことに合点がつきます。

いかがでしょう?
レスです。 (ミスト (管理人です))
2012-09-15 13:37:53
検索で来て頂いて、コメントまでして頂いてありがとうございます。

「ソルト」昨日テレビで放送されていたんですね!?
私は、地上波の映画はCMが入るし吹き替えなので観ないのでノーチェックでした。(^_^;)
・・・なので、すみません、その辺の細かいストーリー覚えてなくて申し訳ないです。

ソルトは、二重スパイではなくなっていたと言う事ですね?
私の文章で、二重スパイのテロリストと位置付けているのはおかしいと言う事ですね?
何か、もう誰が誰なのか仲間が誰なのか手錠のシーンも覚えてないので、
ちょっと、文章の脈絡の訂正のしようがないので、ほんとすみません。
レスの追加です。( ..)φ (ミスト (管理人です))
2012-09-17 01:18:10
コメントを書いて貰ってから、いろいろ思い出そうとしたんですけど・・・、
2年ちょっと前に1回だけ映画館で見たっきりなので、今必死で思い出しても、
やはり、断片的なアクションシーンしか思い出せません。(^^ゞ

私の感想の中で書いた「ロシアの二重スパイのソルトが長年に亘り
アメリカで生活しながらテロの機会を待っていたと言う所です!」と言うのは、
多分・・・、実際に起こったロシアのスパイがアメリカに潜伏生活をしていたのと、
実際の事件とプロセスが一緒だと言うのを言いたかったから書いたんだと思うんですよ。

最後までソルトがテロを企てていた二重スパイだと思って書いた訳じゃないですよ。
クライマックスで、あれだけ体格差を無視して格闘して阻止してるの見てますからね。(@_@;)
ちなみに・・・ (ミスト (管理人です))
2012-09-17 01:20:43
「ソルト」の続編が作られるみたいですが、今年の3月の時点では、
出来上がっていた脚本を読んだアンジェリーナ・ジョリーがダメ出しをしたので、
脚本家がアンジー姐さんのお気に召すように修正したとのことです。

1作目のフィリップ・ノイス監督は続編ではメガホンを撮らず、
新たな監督で続編を作るみたいです。「Salt 2」は2014年公開予定らしい。

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