走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

看護師のイメージ

2017-06-14 | 仕事
みなさんにとって看護師ってどんな存在ですか?

医師の診療補助をする人とか博愛とか献身???

私の周りには医療関係者は無縁で高校3年生の時に突然、人間相手の仕事がしたい!と進路変更。この道への始まりになったわけですが、看護学生の頃から博愛とか病院の花的存在とか、医師の言われる通りとか、そう言う考えが全くありませんでした。

私の考えは看護とは人間相手のサイエンス。プロとしての仕事でした。

なので実習指導者や先輩に患者に優しく接すると言われると、???
優しいの定義は?優しさがあれば患者は回復するのか?と疑問に思っていました。

もちろん氷のように冷たい人と優しい人、どちらが看護師に向いているか?と聞かれれば優しい人だと思います。

しかし優しさは性格の一部であり、仕事にとっては要素であり、必須条件ではないと思います。人の性格を追求するのはプロでなく、プロとしての自覚、知識そして探究心が専門職には必須だと思っていました。

私が看護学校を卒業したのが1990年。看護科大学ブームが始まる前でしたから学術的な事を唱える人も稀でした。

で、時は経ち日本に多くの看護大学過程が生まれました。つい先日ツイッターで看護学生のつぶやきを読んでビックリ!

患者の愚痴を聞く事が看護師として大切で、看護師になればもっと愚痴を聞くようになるんだろうな、そんな内容でした。

愚痴を聞く行為は看護の一部???

私にとって愚痴を聞く行為は看護師でない人でもできること。なので看護と言う専門性は必要のない行為だと思います。看護師ならば疾病の回復過程の中で患者がどの位置にいるのか、患者の発言から分析し、そこから回復過程においてどのように援助すれば前進できるか考慮し、患者自身の目標立てとかゴールに向かって看護行為を行う。それが看護だと思います。こう言う看護行為は愚痴を聞くことと同等ではありません。

続く。

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