走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

謝らない

2015年03月03日 | 英語上達法
某バラエティー番組でリアクション芸人がニューヨークで初めてのお使いをしていた。
かなり笑わせてもらった。そして耳障りだったのが

ソーリー、ソーリー

と道行く人たちに声をかけることだった。彼だけではない。日本人のソーリー好きは有名だ。

日本語で声をかけるなら
「すみません」

日本人は直訳してSorry

しかし英語圏では
Excuse me
だ。

声をかける時、お邪魔をする時、前を通る時、物を借りる時、
全てexcuse me
もしあなた一人だけではなく複数だったら(例えば子供を連れて人の前を横切るのなら)
Excuse us

Sorry と突然言われるとほとんどの人がびっくりする。謝られることは何もしていないと。

ちょっとした間違いをしたことに気付いたら。
Oops!
の方が可愛らしい。

日本の文化と違いできる自分を前面に出すので、仕事や普段の生活で人に謝る人や、自分の非をすぐに認める人に出会うことは少ない。

先月休暇中に腹ただしい経験をしてレンタル会社に文句文を書いた。絶対向こうは謝らない。その代わりに
I am sorry to hear your bad experience.....と同情するような文が戻ってくる(ま、謝礼はしっかりもらいましたが)。

能ある鷹は爪を隠すなんていう風習はなく、自分を下げて下げて謙虚にすることが社会に認められる日本と違い、自分のした事をSorryと謝ってばかりいると、仕事ができない人、自信のない人、信用できない人と勘違いされるのでお気をつけなされー



メサバーデ国立公園、コロラド州
分かりづらいかもしれませんが、こう言う住居集落は直立する断崖絶壁に作られている。


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