走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

嵐の夜に

2016-10-16 | 仕事
大好きなカナダ。バンクーバー周辺はカナダの中でも温暖な気候で過ごしやすい。しかし秋に起こる強風と大雨は頂けない。台風クラスの低気圧が太平洋上で発達し、3つ続けてやってきている。週末に到着する3番目が最も大きいとされ注意を呼びかけている。

日本では強風で屋根や瓦、看板が飛ぶがここでは大木が倒れる。枝がちぎれて降ってくる。悲しい事に昨日帰宅途中の中学生が倒れてきた木の下敷きになり死亡しました。なんてったてここらにある木は巨木ですから、倒れたら車を押しつぶし、家をも破壊する。
なので秋が来る前に不健康な木を伐採する事は大切な事です。

強風と共に来るのが大雨。川や小川の水位はあっという間に上昇する。落ち葉が排水溝の蓋を覆っていたら住宅地も洪水化してしまう。排水溝周辺の落ち葉を取り除く事も大切です。

そして、停電。人口密度が日本のように高くないので電線はほぼ100%地上。木が倒れて電線を分断するのが停電の原因。電力会社の人たちは秋の前に電線周辺の枝を積極的に切り落としますが、木が倒れたら仕方ない。数時間で回復するときは良いですが1〜3日復旧にかかる時も。冷蔵庫の中身を捨てなければならなくなります。発電機を持っている家は良いですがそうでない家はこの長い停電がかなりの厄介者。数年前の大型の強風時に停電が長く続き発電機の購入を巡って醜い争いが起こったとか。

我が家も旦那が発電機の購入を願っています。イマイチうんと言えない私。だって高いもの。それにうるさいし。そして我が家は商業地区に近いので12時間以上の停電になった事がない(優先的に復旧してくれる?)。数時間だったら静かな文明の産物を忘れた時間を味わうのも悪くないかと、、、、。それとも太陽発電と充電器を取り付けた方がエコかも。でもそれは何十倍も高いらしいって。

こういう気象現象で外で寝泊まりする事が困難な時は緊急のシェルターがオープンします。それでもそこへ行きたくないと外で奮闘する人がいます。嵐の後はそういう人の健康チェックも大切な仕事の一部になります。怪我人が出ませんように、と頑固者の患者の事を思い浮かべる週末。

こちらがその嵐の原因

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