M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

青森ドロップキッカーズ

2017年07月19日 | グルメ
市民病院の玄関口を出ると、青森らしい秋の高い空がのびやかに広がっていた。
まぶしさに目を細めた苗場多恵は、ふと足を止めた。


森沢明夫さんの青森三部作、最後は『青森ドロップキッカーズ』。
(本当の順番は『津軽百年食堂』『青森ドロップキッカーズ』『ライアの祈り』の順ですが…)

青森市を舞台にカーリングを通じた青春物語です。
これも涙してしまいます。

さて、青森グルメツアー『青森ドロップキッカーズ』編です。

これは映画化されていません。
小説の中に登場する居酒屋『ふくすけ』のモデルとなったお店の探索です。

新町通りの裏手の細い裏路地、みかん色の灯り、暖簾、カウンター8席とテーブル2卓、青森の食材と地酒、40歳くらいの美佐子ママ、閉店22時…

まったく同じだったら、ノンフィクションのドキュメンタリー小説になってしまいますね(笑)

街をぶらぶらして、本町の『くろーばー』さんに決定!
(この話のキーアイテムのひとつが「四つ葉のクローバー」だったので)

大通り沿い、白い看板、暖簾、カウンターとテーブル2卓、青森の食材と地酒、真紀子ママ、深夜営業…(笑)
まあ、いい感じかな。

つきだしは、この5品に刺身がついてきます。

ビールの後、青森地酒をいただきました。
ママもお酒大好きみたいで、

「何杯飲む? 5杯飲むよね? 手伝ってあげるから」

ママの軽快なトークにお酒がすすみます。
順番に「田酒」「豊盃」「七郎兵衞」「七力」「七力の三年熟成」
さすがに5杯目はママに手伝ってもらいました。

最後に十三湖の「しじみバター」


これで二日酔い知らず…
そんなにウマイこといきません。

青森、人との出逢いが楽しかったぁ。







コメント
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