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2018-02-11 00:33:04 | Weblog

そんな源夢じいさんの気持を汲んでmも沈黙を保った。暫くして源夢じいさんが再び、話の口火を切った。
「あなたは正吾さんの手紙をそのまま預けましたね、私が今、正吾さんのことで、あなたにしてあげられることはその確認だけです、それ以外のことについては、あなたが、あの手紙に目を通してからのことです」源夢じいさんはそこまで言ってmを見た。

「私にも同じようにあの手紙を今、読むことができない訳があるのです、それは、源夢じいさん、あなたから頂いた手紙と地図に依るところがほとんどです、源定さんに申し上げた内容です、そして老婆の言葉に依るのです」mは、そう言い終えて、今まで源夢じいさんに対して持っていたもやもやした気持が晴れるように感じた。

「よく話してくれました、私があなたに書き残した手紙と地図は、私一人の思いだけで認めたものではありません。旅の途上で、失われた記憶の片鱗にあなたが触れたとき、私たちも其処にいます」

源夢じいさんとmが二番目の洞窟で交わした会話は終わった、その後、源夢じいさんは洞窟内での過ごし方についてmに懇切丁寧に説明してから「源夢」へ帰っていった。


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