ああ、やはりメガネキャラは危険だ…。
そんな実感をより深めることとなった、「ヒイロノカケラ」犬戒先輩エンディングです。
今回はプレイ中にきちんとメモを取っていたので、言いたいことを書き忘れることはないと思います(…)。
シナリオがかなり短いので、サクサク進むのが非常に悲しいですorz
ごめんなさいギュメイ将軍。まだ当分あなたのところへは行けません。
さて、今回私が感じた言葉は「孤独」です。
沙弥ちゃんが幼少期に孤独を感じながら過ごしていた「白い壁」の世界から連れ出してくれたのは凌さんと後見人の美保先生でしたが、それでも沙弥ちゃんの心の中の空虚さは埋められなかった。
それは、凌さんは間違った方法で沙弥ちゃんと接していたから。そして美保先生は沙弥ちゃんを単なるオモイカネをバージョンアップさせる「道具」として見ていなかったから。
今回の犬戒先輩はそんな沙弥ちゃんの「孤独」を、自分の持つ「孤独」と同質のものと見抜いていたんだと思います。犬戒先輩は自分が身を寄せている天意によって両親を殺された。しかも実の妹とも引き離され、まともに会話をしたことなんて数えるほどしかない。
そんな中で犬戒先輩は周囲から距離を置くようになり、妹の音端さんは母を取り返すためにと「力」を願うようになった。音端さんがいつ「玉依姫」としての力に目覚めたかは不明ですが、たぶんかなり幼い時だったんじゃないでしょうか。周囲を大人に囲まれ、「天意の巫女」としてしか見てもらえない自分を保つために。
けれど…孤独な人間が二人寄れば、それはもう「孤独」ではない。
犬戒先輩には沙弥ちゃんが近くにいた。
同じ「孤独」を感じ取り、そしてそれを優しく埋めてくれる存在が。
「孤独」を知る痛みを同じように乗り越えようと、必死にもがいている存在が。
そして、同じ「孤独」に苦しむ妹の音端さんと、天意によって殺され、黄泉の国で「孤独」に苛まれていた母親の魂を救い出した。
きっと音端さんだって心のどこかでは分かっていた。「殺された母を蘇らせる」なんて願いは世の摂理に反し、そして母親も望んでなどいないことを。でもそんな間違った願いであっても、「孤独」に苦しんでいる自分が縋れる対象は他になくて。
もし犬戒先輩が、実の兄が傍にいてくれたのなら…ここまではならなかったんでしょうね。もっとも、それだと天意の意志に反することになるので、そうはならないとも分かっていますが。
さてさて。真面目な話はこれくらいにしまして。
では語りましょうか。犬戒先輩について思ったことを。
この人…この人って……orz
凌さんは純情一直線で交換日記からスタートしてくれそうなのに、犬戒先輩ときたら…!!!!!!
沙弥ちゃんのお父さんは今回無事でしたので、エンディングの状況を黙って見過ごすとは思えないんですよねぇ(^^; 個人的にはあの後、「私は許さんぞー! 沙弥ー!!」と市長の権限をフル活用した北野氏が、ヘリから身体を乗り出して拡声器で外から呼びかけてくれたりしたら嬉しいです。呆れ顔で操縦しているのが伊勢さんだったら尚更いいです。
まあ、沙弥ちゃんの方に不満がないのならいいんですけどね(いいのか)。でもこの人は手が早そうだ。おそらく守護者六人の中で一番早いかと。今回のエ○担当はこの人でしょうか(^^;
沙弥ちゃんの荷物(ちなみにポーチ一個です)を代わりに持ってくれたかと思えば部屋に着く直前に突っ返してみたり、危機が迫っているのに沙弥ちゃんに名前呼びを強制したりと意外とお茶目な人だとは思いますけどね。
あと何度も凌さんの名前を出してくるあたり、かなり凌さんのことを意識しているなと思いました。
そして他のことについて。
凌さんの時も思ったのですが、鬼崎の名を持つ者と狗谷の名を持つ者の殴り合いは避けられない宿命なのでしょうか。
今回は狗谷先輩のしつこさに刀真がブチ切れたのですが。切れたくなる気持ちは分かりますけどね(^^;
あと恭介氏の「ポイ捨て完了」の衝撃は相変わらずでした。ああ、でも緋色の時はあんなに可愛かったおーちゃんのお仕事が、あんなに凶悪な兄弟に奪われてしまうなんて……orz(まだ言ってます)。
ふと思ったのですが、今回の守護者って兄弟持ちが多いですよね。
狗谷先輩のとこの理佳子さんに、鴉取少年のとこの千尋くん。そして犬戒先輩のところの音端さん。緋色の方では慎司くんと美鶴ちゃんの兄妹しかいなかったので、何だかそこも新鮮でした。
音端さんのことは「アリアポジかなー?」と思っていましたけど、この様子では美鶴ちゃんポジになりそうです(^^; そしたらファンディスクや続編では「男なんて、この世に必要ありません」とか「私と熱い夜を過ごしましょう!」と言い放つ素敵な女の子になってしまうのでしょうか(笑)。
さてさて、次回は…狐邑くんでも狙ってみようかと思います。祐一先輩が思わぬ伏兵だったので、今回もそうだったらいいかと期待しています。
あ、ちなみに私が犬戒先輩を狙ったのは「メガネキャラだったから」もありましたけど、特典CDで平川さんが「メガネのドS」と言われたのと、公式のSSで沙弥ちゃんのことを「○○なんだ」と言ったからです。あれは嘘だと分かりましたけど…ああ言われると気になるのが人間ですから。
そんな実感をより深めることとなった、「ヒイロノカケラ」犬戒先輩エンディングです。
今回はプレイ中にきちんとメモを取っていたので、言いたいことを書き忘れることはないと思います(…)。
シナリオがかなり短いので、サクサク進むのが非常に悲しいですorz
ごめんなさいギュメイ将軍。まだ当分あなたのところへは行けません。
さて、今回私が感じた言葉は「孤独」です。
沙弥ちゃんが幼少期に孤独を感じながら過ごしていた「白い壁」の世界から連れ出してくれたのは凌さんと後見人の美保先生でしたが、それでも沙弥ちゃんの心の中の空虚さは埋められなかった。
それは、凌さんは間違った方法で沙弥ちゃんと接していたから。そして美保先生は沙弥ちゃんを単なるオモイカネをバージョンアップさせる「道具」として見ていなかったから。
今回の犬戒先輩はそんな沙弥ちゃんの「孤独」を、自分の持つ「孤独」と同質のものと見抜いていたんだと思います。犬戒先輩は自分が身を寄せている天意によって両親を殺された。しかも実の妹とも引き離され、まともに会話をしたことなんて数えるほどしかない。
そんな中で犬戒先輩は周囲から距離を置くようになり、妹の音端さんは母を取り返すためにと「力」を願うようになった。音端さんがいつ「玉依姫」としての力に目覚めたかは不明ですが、たぶんかなり幼い時だったんじゃないでしょうか。周囲を大人に囲まれ、「天意の巫女」としてしか見てもらえない自分を保つために。
けれど…孤独な人間が二人寄れば、それはもう「孤独」ではない。
犬戒先輩には沙弥ちゃんが近くにいた。
同じ「孤独」を感じ取り、そしてそれを優しく埋めてくれる存在が。
「孤独」を知る痛みを同じように乗り越えようと、必死にもがいている存在が。
そして、同じ「孤独」に苦しむ妹の音端さんと、天意によって殺され、黄泉の国で「孤独」に苛まれていた母親の魂を救い出した。
きっと音端さんだって心のどこかでは分かっていた。「殺された母を蘇らせる」なんて願いは世の摂理に反し、そして母親も望んでなどいないことを。でもそんな間違った願いであっても、「孤独」に苦しんでいる自分が縋れる対象は他になくて。
もし犬戒先輩が、実の兄が傍にいてくれたのなら…ここまではならなかったんでしょうね。もっとも、それだと天意の意志に反することになるので、そうはならないとも分かっていますが。
さてさて。真面目な話はこれくらいにしまして。
では語りましょうか。犬戒先輩について思ったことを。
この人…この人って……orz
凌さんは純情一直線で交換日記からスタートしてくれそうなのに、犬戒先輩ときたら…!!!!!!
沙弥ちゃんのお父さんは今回無事でしたので、エンディングの状況を黙って見過ごすとは思えないんですよねぇ(^^; 個人的にはあの後、「私は許さんぞー! 沙弥ー!!」と市長の権限をフル活用した北野氏が、ヘリから身体を乗り出して拡声器で外から呼びかけてくれたりしたら嬉しいです。呆れ顔で操縦しているのが伊勢さんだったら尚更いいです。
まあ、沙弥ちゃんの方に不満がないのならいいんですけどね(いいのか)。でもこの人は手が早そうだ。おそらく守護者六人の中で一番早いかと。今回のエ○担当はこの人でしょうか(^^;
沙弥ちゃんの荷物(ちなみにポーチ一個です)を代わりに持ってくれたかと思えば部屋に着く直前に突っ返してみたり、危機が迫っているのに沙弥ちゃんに名前呼びを強制したりと意外とお茶目な人だとは思いますけどね。
あと何度も凌さんの名前を出してくるあたり、かなり凌さんのことを意識しているなと思いました。
そして他のことについて。
凌さんの時も思ったのですが、鬼崎の名を持つ者と狗谷の名を持つ者の殴り合いは避けられない宿命なのでしょうか。
今回は狗谷先輩のしつこさに刀真がブチ切れたのですが。切れたくなる気持ちは分かりますけどね(^^;
あと恭介氏の「ポイ捨て完了」の衝撃は相変わらずでした。ああ、でも緋色の時はあんなに可愛かったおーちゃんのお仕事が、あんなに凶悪な兄弟に奪われてしまうなんて……orz(まだ言ってます)。
ふと思ったのですが、今回の守護者って兄弟持ちが多いですよね。
狗谷先輩のとこの理佳子さんに、鴉取少年のとこの千尋くん。そして犬戒先輩のところの音端さん。緋色の方では慎司くんと美鶴ちゃんの兄妹しかいなかったので、何だかそこも新鮮でした。
音端さんのことは「アリアポジかなー?」と思っていましたけど、この様子では美鶴ちゃんポジになりそうです(^^; そしたらファンディスクや続編では「男なんて、この世に必要ありません」とか「私と熱い夜を過ごしましょう!」と言い放つ素敵な女の子になってしまうのでしょうか(笑)。
さてさて、次回は…狐邑くんでも狙ってみようかと思います。祐一先輩が思わぬ伏兵だったので、今回もそうだったらいいかと期待しています。
あ、ちなみに私が犬戒先輩を狙ったのは「メガネキャラだったから」もありましたけど、特典CDで平川さんが「メガネのドS」と言われたのと、公式のSSで沙弥ちゃんのことを「○○なんだ」と言ったからです。あれは嘘だと分かりましたけど…ああ言われると気になるのが人間ですから。
着々と【ヒイロ】をクリアしてらっしゃいますね。
私も犬戒EDをクリアして、只今狐邑ルートプレイ中です。
思ったんですけど、音端にはどうして守護者が出現しなかったんでしょうね?
直系じゃないから?
言霊能力を持つ兄がいたのに、音端の守護者にはなり得なかった訳ですよね……う~ん、謎です。
音端に守護者が出なかったのは、おそらく仰るような理由だと思います。
守護者がの役目が「玉依姫を守る」である以上、「当代の玉依姫」である主人公以外には出ないのではないでしょうか。
「緋色」の方でも美鶴が「玉依姫の血を引く」分家筋の人間であるのに、守護者がいなかったのと同じ理由なのではないかと私は推測しています。