あのね!あまねがね!

ねこの『あまね』成長記録。スーパーめだかのお話。

1978年その1 1位~25位

2015-12-13 14:29:56 | アルバム ジャケット
この年はピンクレディの絶頂期、社会現象化した。

「UFO」「サウスポー」「モンスター」と3曲がオリコン年間シングルチャートTOP3を独占した。
出荷ベースで10作(ペッパー警部~カメレオン・アーミー)連続ミリオンセラーという凄まじさであった。
アルバムもベスト版が年間1位を獲得。
「UFO」で日本レコード大賞受賞。
「サウスポー」で日本歌謡大賞受賞。
また、1978年のブロマイドの年間売上成績でも人気No.1を獲得した。

そんなピンクタイフーンをよそに4月にキャンディーズが後楽園球場で解散コンサートを行った。
前年「普通の女の子に戻りたい」と発言し人気絶頂期に解散という道を選択したのであった。

その他、フォーリーブスが解散。
南沙織が学業優先で引退。

そして、ニューミュージック系が台頭した。
サザンオールスターズ:「勝手にシンドバッド」、
サーカス:「Mr.サマータイム」、
渡辺真知子:「迷い道」、
世良公則&ツイスト:「宿無し」、
庄野真代:「飛んでイスタンブール」、
渡辺真知子:「かもめが翔んだ日」 等。

この年デビューしたアーティストは
サザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」でデビュー。
中原理恵が「東京ららばい」でデビュー。
石野真子が「狼なんか怖くない」でデビュー。
杏里が「オリビアを聴きながら」でデビュー。
竹内まりやが「戻っておいで・私の時間」でデビュー。



■ 1位 UFO (ピンク・レディー) 155.3万枚

6枚目のシングルでありピンク・レディーの最大のヒット作品となった。
10週連続オリコンチャート1位の座を獲得。
この曲で第20回日本レコード大賞を受賞した。また1978年のFNS歌謡祭最優秀ヒット賞も受賞した。



■ 2位 サウスポー (ピンク・レディー) 146万枚

7枚目のシングルでミリオンセラーを達成。
“左利きの女性投手が王貞治と一騎打ちをする場面”が描かれており、
これは当時一世を風靡した“読売巨人軍の四番打者・王貞治のホームラン世界記録ブーム”を背景としたものである(この頃、王貞治は初代の国民栄誉賞を受賞した)。



■ 3位 モンスター (ピンク・レディー) 110.2万枚

8枚目のシングルでミリオンセラーを達成。




■ 4位 君のひとみは10000ボルト (堀内孝雄) 91.9万枚

アリスのメンバー。
傍らでソロ活動もしていた。
この曲は、資生堂化粧品秋のキャンペーンソングとして採用されて大ヒットした。
百万ボルトと間違えられる事も多かった。


当時の資生堂のCM。モデルはルーシー・島田さん。


■ 5位 微笑がえし (キャンディーズ) 82.9万枚

キャンディーズ最後のシングル曲である。
又、最後にして最初のオリコン1位の曲でもあり累計で100万枚を突破してキャンディーズ最大のヒット曲となった。
2月に発売し、4月には後楽園球場に55,000人を集め解散コンサートが開かれキャンディーズは終了した。



■ 6位 透明人間 (ピンク・レディー) 79.9万枚

9枚目のシングルでミリオンセラーを達成。



■ 7位 カナダからの手紙 (平尾昌晃・畑中葉子) 69.9万枚

平尾昌晃は作曲家であるが、1958年にも「星は何でも知っている」を歌いヒットさせている。
畑中葉子はこの曲がデビュー曲である。



■ 8位 Mr.サマータイム (サーカス) 65.2万枚

フランスのミッシェル・フュガン作曲の「Une Belle Histoire」(美しい話)の日本語カヴァー曲で、カネボウ'78夏キャンペーンソングである。
自身唯一のオリコン1位を獲得し、最大のヒット曲となった。
同楽曲で、『第29回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。


カネボウ'78夏のキャンペーンに出ていたのは服部マコ。
尚、同時期資生堂のCMソングは9位の時間よ止まれ (矢沢永吉)である。



■ 9位 時間よ止まれ (矢沢永吉) 63.9万枚

ロックバンド「キャロル」のメンバーで1975年からソロで歌う。
この時代はロックはアンダーグランドな時代。
永ちゃんの愛称で呼ばれる矢沢の功績は大きかった。
累計で100万枚を突破した。


この曲は資生堂のCMソングに採用されて大ヒットとなった。
このCMに出ていたのはアクエアビューティーケーク パシフィック・ガールズ(藤田恵弥子、土屋名美、林秀子、堀川まゆみ、ロリアン・レオン)。


そして2014年に36年の時を経て、再び同社のCM曲として復活しました。
モデルは水原希子。



■10位 わかれうた (中島みゆき) 62.7万枚

5枚目のシングルで初のオリコン1位を獲得し、累計で100万枚を突破している。



■11位 迷い道 (渡辺真知子) 61.3万枚

この曲がデビュー曲であり自身最大のヒット曲となった。
1977年にデビュー。松任谷由実や中島みゆきなどの次の世代のニューミュージックシンガーとして、声楽出身の豊かな声量で人気を博した。




■12位 時には娼婦のように (黒沢年男) 60.7万枚

俳優の傍ら歌も歌っている。この曲は自身最大のヒット曲。



■13位 サムライ (沢田研二) 52.2万枚



■14位 宿無し (世良公則&ツイスト) 52.2万枚



■15位 プレイバックPart2 (山口百恵) 50.7万枚

山口百恵の22枚目のシングルである。
歌詞が印象的であり、「"ちょっと待って!Play Back!"」で巻き戻し、回想という流れになっている。
タイトルどおり楽曲は一番目の途中で演奏が一時止まり、再び始まるという趣向であった。
また2番のこの部分では「キーワード」として「勝手にしやがれ」とあり、
これはカーラジオから流れてきた「ステキな唄」が前年に沢田研二によってリリースされた「勝手にしやがれ」であることを示唆、
同時に同曲中の「飛び出していった女」のその後とも重なる一種のアンサーソングとなっている。

この歌はカバーが大変多く、
仁藤優子(1990年)
ノーランズ(1991年)
辛島美登里(2004年)
上戸彩「エンタの神様」にて企画PV
幸佳(2008年)
misono(2009年)
森恵(2013年、カバーアルバム『Grace of the Guitar』に収録)
PENICILLIN(2014年、シングル『SOL』に収録)
その他、宇多田ヒカルがライブで歌っている。
他のアーティストもライブで沢山歌っている。

最近では、
ジーユー - 香椎由宇、波瑠、山本美月、高良健吾が2015年秋冬シーズンTVCMでこの曲を歌唱。
尚、part1はアルバムのみに収録されていてシングルカットされていない。




■16位 冬の稲妻 (アリス) 50.7万枚

谷村新司、堀内孝雄、矢沢透の3人で1972年のデビュー。
ヒット曲に恵まれず、ひたすら小さなコンサートを繰り返した。
1974年には年間303ステージという無茶苦茶な事もしていた。
「今はもう誰も」、「チャンピオン」等徐々に知名度が上がり、この年日本人としては初めて日本武道館で3日間公演を成功させ一時代を築いた。




■17位 銃爪 (世良公則&ツイスト) 48.4万枚



■18位 ジョニーの子守唄 (アリス) 46.6万枚



■19位 飛んでイスタンブール (庄野真代) 46.3万枚

元々は筒美京平が野口五郎のために作った曲で、野口の音域等を意識しながら完成させた作品だった。
しかし仕上がり具合から筒美は「この曲は野口より女性ヴォーカルの方が合ってる」と判断。
結局はレコード化されること無いまま、女性歌手用にストックされた。
そして、この年庄野真代5枚目のシングルで発表され自身最大のヒット曲となったのである。




■20位 かもめが翔んだ日 (渡辺真知子) 45.9万枚

1977年にデビュー。松任谷由実や中島みゆきなどの次の世代のニューミュージックシンガーとして、声楽出身の豊かな声量で人気を博した。
「迷い道」のヒットに続く第二弾の曲。
この曲で、この年の日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得した。



■21位 そんな女のひとりごと (増位山太志郎) 45.6万枚



■22位 ダーリング (沢田研二) 44.7万枚



■23位 勝手にシンドバッド (サザンオールスターズ) 44万枚

サザンオールスターズのデビュー作であり、大ヒットを記録した。
この曲は、不思議な事にオリコン週間3位が最高だったが、2003年の再発売盤はオリコン週間1位を獲得。
オリジナルから25年経って1位を獲得するという前人未到の快挙を成し遂げた。
尚、題名は前年大ヒットした「勝手にしやがれ」、「渚のシンドバッド」をもじっている。



■24位 ストレンジャー (ビリー・ジョエル) 43.8万枚



■25位 あんたのバラード (世良公則&ツイスト) 43.5万枚

前年、ポプコン本選会でグランプリを獲得し、この曲でデビュー。
ロックをメジャーに押し上げた最初のロックバンドである。
現在は俳優でも活躍していて,現在放送中の大人気ドラマ「下町ロケット」貴船教授役で出演されています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出て来やしない!… | トップ | gooブログアプリでログイン出... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿