こまちぷらす代表の日記帳

NPO法人 こまちぷらす 代表 森祐美子の日記帳です。

夢は歩いても歩いても遠くなるなあって

2016-07-05 | 世界で起こってること

大分前ではありますが
仕事用のかばんが外で
小動物に食べられる事件が発生して(笑)
マザーハウスさんのかばんを結婚10周年をかねて
買ってもらいました。

ファッションにはまるでご縁がないわたしですが
マザーハウスさんだけは特別です。

マザーハウスさんは一つ上の先輩が立ち上げた
私が尊敬してやまない会社の一つ。
所謂「途上国」の「支援」ではなく
モノづくりを通して
「生産と販売、お客様と生産者、途上国と先進国という、
二頭対立を超えたコミュニティをつくる」ことを
バングラディッシュを一つの拠点に挑戦をしてきました。

今回のバングラディッシュでの事件を受けて
代表の山口さんがこう書いていました。

「世界が偏見で染まらないために、
私たちができることは、世界に広がる生産地という現場で
同じテーブルで同じ目標に向かって共にものづくりをすること。

今の世界の不安や絶望に対しては小さすぎるけど、
動かないより動きたいし、
今日もバングラの自社工場でお客様の笑顔を想像して、
カバンをつくる180人の職人がいます。

夢は歩いても歩いても遠くなるなあって涙でちゃうけど、
みんなと一緒に歩き続けます。」
http://www.mother-house.jp/magazine/column/eriko/794

こういう争いをもとを辿ると行き着くところは
個々のレベルのいろんな
「許せない」が「許す」になっていくような決意ができるように
なることなんじゃないかと。
私達のように地べたで個々の気づき、
喜び、誰かと知り合い共感できる瞬間をつくっていくことが
大事なんだと思います。

遠いバングラディッシュでなくても
同じ日本にも、町内にも、目の前にも、
取り組んでいるプロジェクトでもあふれんばかりの課題。
それでも今日カフェをひらいて営業したことが、
各プロジェクトで議論したことが、
たくさんの資料をつくったりコピーをとったことが
一歩前進させられたことが、、、
誰かにとって何かの一歩につながるのではないかと
信じて前に進んでいきたいと思います。

1枚目の写真は今日も息子の個人面談のときに
教室前にかざってあった息子の短冊。
本当に日々幸せを感じていけますように。

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